【ロシア旅行】サンクトペテルブルク:貴重なインペリアルイースターエッグの宝庫、ファベルジェ博物館。
サンクトペテルブルクでエルミタージュ美術館と並んでここはマスト!という場所がファベルジェ博物館。
ロシアの宝石商だったピーター・カール・ファベルジェ。
元々は金細工などを扱っていたファベルジェですが、その技術が宮中にも知られるようになり、アレクサンドル3世が妻マリアにイースターエッグを贈りたいと彼に制作を依頼したところからインペリアルイースターエッグの歴史が始まります。
コナンの映画、「世紀末の魔術師」を観たことある方なら(これを見ていない人がいるとは思えないほど何度も見た映画)、すぐに「あれか!」と思い浮かぶかも。
最近は電子チケットが多いけど紙のチケットも思い出になっていい。特にこのファベルジェ博物館のチケットはデザインがよくて今でもお気に入り。
チケットは一枚450RUB(約£4.3)、ガイドツアー付きは700RUB(約£6.7)。(現在はチケットが500RUBに値上がりしているようです。)
こんな貴重なお宝をたった600円で見せてよいんですか?という気持ち。
2000円払っても見るのに。太っ腹すぎなロシア。
自分たちで見て回るより楽しいだろうと、私たち夫婦は英語のガイドツアーに参加。
ツアーの時間指定をしてチケットを購入する必要があります。
展示室は2階。もともと宮殿だった場所とあって建物自体が豪華。
イースターエッグだけでなく食器や貴金属などの展示もたくさんあります。
こういう類の展示は他の国でもたくさん見てきましたが、ロシアのお金のかけ方は桁違いな気がします。
最初に作られたイースターエッグ。アレクサンドル3世が妻マリアに贈ったもの。私たちが想像する煌びやかなイースターエッグではなく、本当の卵みたいw卵の中から雌鶏が出てきます。
アレクサンドル3世とマリアのための最後のイースターエッグ。ルネサンスと呼ばれる。
他のイースターエッグとは違う雰囲気のResurrsction(復活)。イースターはキリストの復活を祝う日ということを考えるとこれが真のイースターエッグな気もする。
ニコライ2世の戴冠式の際に使われた馬車のミニチュアが入ったイースターエッグもある。ニコライ2世から妻アレクサンドラへの贈り物。
ニコライ2世が妻アレクサンドラへ贈ったイースターエッグ。ニコライ2世と二人の娘の写真が出てくる仕掛け。アレクサンドラの写真も入れてあげたらいいのにと思った。
マールボロ公爵夫人がロシアを訪れた際に見たインペリアルエッグを気に入ってファベルジェに制作を依頼。色といいデザインといいセンスが…。笑
ニコライ2世の即位15年を記念して作られたもの。
ロシア革命の混乱により、インペリアルイースターエッグの多くは国外に流出してしまったそう。
今もなお行方のわからないものもあるんだとか。
そんなインペリアルイースターエッグを一度に9つも見られる場所はかなり貴重だと思います。
個人的にはエルミタージュ美術館より満足度が高かったです。(もちろんエルミタージュも最高なんですがインペリアルエッグって他ではなかなかお目にかかれないので!)
サンクトペテルブルクに行かれる際には絶対に行ってほしい場所。
ここに行かないなんて考えられない、それほど素晴らしい博物館です。
【ロシア旅行】サンクトペテルブルク:「ウサギ島」と呼ばれるペトロパヴロフスク要塞。
サンクトペテルブルク2日目。
午前中は夫のリクエストにより「ウサギ島」と呼ばれるペトロパヴロフスク要塞へ。
ピョートル大帝によって建設されたこの要塞が、サンクトペテルブルクの始まりだと言われています。
実際に要塞として機能することはなく、主に監獄として使用されていました。
「ウサギ島」と呼ばれる由来は、この島にウサギがたくさんいたからとか、ピョートル大帝がこの島で最初に見た動物がウサギだったとか諸説あります。
要塞の敷地内(ウサギ島)に入るのは無料、島にある大聖堂や博物館への入場は別途チケットが必要です。
開門は9時半。9時に行ったので警備員のおっちゃんに「まだ入れないよ」と言われ時間を持て余す。
ロマノフ王朝の紋章、双頭の鷲。
イケイケなウサギとツーショットも撮れる。笑
ペトロパヴロフスク大聖堂。ピョートル大帝からニコライ2世まで、ロマノフ王朝の歴代王が眠る場所。サンクトぺテルブルクがロシアにとっていかに重要な場所であるかがわかる気がする。
聖堂のオープンは10時。
10時前にチケット売り場へ行きましたがすでに2~3組並んでいました。
ウサギ島の敷地内にはペトロパヴロフスク大聖堂を含めて6ヵ所(5か所やっけな?)の施設があり、そのすべてに入場できる共通入場券を購入しました。
チケット料金はたしか600RUB(約£5.7)くらい。
先ほど調べてみたら700RUBとか750RUBとか書いてるサイトもあって混乱。(値上げしたのかもしれませんね。)
どちらにせよ1000円程度ですので、どれを買えばよいかわからない方は共通入場券を買っておけばよいと思います。
一つ一つに入場料払うよりはお得なのでね。
ペトロパヴロフスク大聖堂内部。ロシアって近隣ヨーロッパ諸国とは一味違う。シャンデリアが派手。
ウサギ発見!
これは確かサンクトペテルブルク歴史博物館。ロマノフ王朝の王族が描かれている。
入場できる施設には宇宙とロケットの博物館も含まれており、夫はここに行きたかったらしいです。
ロシアと言えばソ連時代から宇宙開発に力を入れていますもんね。
私は宇宙には興味はないが、こういうお遊びエリアもあるので割と楽しめた。笑
ウサギ島から見えるサンクトペテルブルクの街並み。
ペトロパヴロフスク要塞内の全ての施設を見て回りたい場合は2時間~2時間半くらいかかると考えておくとよいと思います。
お昼どきだったので、ウサギ島内のレストランでランチを食べました。
雰囲気がとってもかわいかった。
写真撮ったのに何食べたか全然覚えてないwチキンかな?
夫はパイのようなものをオーダーしていた。ピザではない。笑
ロシアの物価を考えると、値段は高め。
観光客向けのレストランなのかな?と思いますが、雰囲気がよく窓からはサンクトペテルブルクの街並みが見渡せるのでウサギ島付近で食事をとりたい方にはおススメ。
午後一番でファベルジェミュージアムに行って、そのことも一緒に書こうと思っていたのですが思ったより写真が多くなってまとまりにくくなりそうなので、次の記事に分けて書くことにします。
【ロシア旅行】サンクトペテルブルク:初日からメインイベント、エルミタージュ美術館へ。
頑張って旅行記を書いておりますが終わりが見えません...。
でも一回書くのをやめたらもう二度と書かない気がするので(極端)、とにかくいけるところまで書き進めようと思います。
今回はロシア旅行。
2018年8月下旬に4泊5日でサンクトペテルブルクとモスクワへ行きました。
ロシア旅行といえばまずビザ申請が面倒だったのですが、ビザ云々に関して細かいことは覚えていないのでどうぞ他の方のブログを参考になさってください。(事前に滞在先を決めないといけなかったり、リファレンスナンバーの取得があったりと面倒。)
ロンドン在住の場合はOld Streetにあるロシアのビザセンターまで申請に出向かなければなりません。
行きはヒースローからサンクトペテルブルクまでの直行便。
サンクトぺテルブルクではこちらに滞在。
ホステルですがダブルルームに宿泊したので、他の方たちと部屋のシェアはしていません。
キッチンとバスルームは共用。
2泊で7129RUB(当時のレートで£69)でした。
ここ場所がめちゃくちゃわかりにくくて、色んな人に聞いて15分ほどさまよって、ようやく見つけることができました。
携帯の電波がなかったのでその辺の売店にいた若者に声をかけて検索してもらった、あの時の若者ありがとう。
部屋は可もなく不可もなくでしたが、カード払いもできないし特別オススメというわけではないです。
ドミトリーは宇宙船をイメージしているみたいなので、そういうテーマが好きな人にはよいかな。
あと観光地へのアクセスはよいので、アクセス重視なら選択肢に入れる価値はあり。
到着後は早速、サンクトペテルブルクのメインイベントといっても過言ではないエルミタージュ美術館へ行ってまいりました。
https://www.hermitagemuseum.org/wps/portal/hermitage?lng=en
入場チケットは700RBU(約£6.7)くらいした気がするのですが、先ほどウェブサイト見たら500RBU(約£4.7)との記載がありました。
何にせよ安い、観光客からもっとお金取ればいいのに。
建物自体がすでに芸術。ツァーリの宮殿だったこともあり豪華。グリーンが好きなのでこの建物は最高。
入場にかなり並ぶと聞いていたのですが、18時前に行ったからか入場待ちの列もなくすんなりチケットを購入できました。拍子抜け。
金曜日は夜間営業があり、21時まで開館しているので18時入場でもまだ3時間ほど時間があります。
意図せずこの時間に行きましたが、夜間営業がある日の18時頃は狙い目かもしれません。
入った瞬間から豪華。この階段がめちゃくちゃロシアっぽいと思った。他の国では見かけないスタイル。
ピョートル大帝の間。サンクトペテルブルクはピョートル大帝によって築かれた都市。ピョートル大帝の肖像画も飾られている。(反射で全然見えない…。)
ダヴィンチの絵の周りには人だかりが。
ダヴィンチの絵を複数枚所蔵している場所は世界的にみても珍しいんだそう。
お金と権力のあるツァーリだから買い付けることができたんでしょうか。
ラファエロの回廊。バチカンにあるラファエロのフレスコ画を気に入ったエカチェリーナ2世が、同じもの(複製)を作るように命じた。
ニコライ2世の図書室。この部屋とてもよい。将来大きな家を買えたらこんな書庫を作りたい。
何でもない椅子だけどかわいくて写真を撮ってしまう。
黄金の客間。ロシア人は金でギラギラにするのが好きなのか?
美術館の前にある広場。夕方になると現地の若者が増えてきたように思う。ロンドンでいうトラファルガースクエア的な場所かな?
オーディオガイドを頼りに主要展示をピックアップしつつ駆け足でまわったのに、2時間ほどかかりました。
美術館の中で歩き回って運動もしてないのに疲れた。笑
20時でようやく日没。夏のヨーロッパは観光に最適。
お腹も減ってきましたが閉館時間まで残り1時間、見られるものは全て見たいのでもう少し頑張ります。
同日であればエルミタージュ美術館のチケットで、エルミタージュ新館にも入場することができるのです。
新館はエルミタージュ美術館の向かい側なので時間と体力(重要!)があればぜひそちらにも足を運んでください。
モネ「霧のかかったウォータールーブリッジ」。
ファベルジェエッグもある。これはロスチャイルドのために作られたもの。
サンクトペテルブルクコレクションと呼ばれるもの。私はこっちの方が好み。
他にも同じチケットで入場できる施設がいつくかあるようなのですが、ここでタイムアップ。
でもこれだけですごい満足度、そして疲労感です。
エルミタージュで一日中過ごそうと思えばあっという間だと思いますが、他の観光地巡りや体力も考慮するとある程度は取捨選択しつつ2~3時間くらいで見て回るのがよいのかもしれません。
ロンドンで最高のシャンプーを探してみることにした。~AVEDA~
最近はずっと旅行記ばかりですが、本日は密かにシリーズ化しております「最高のシャンプーを探してみた」を久々に更新しようと思います。
第一弾。
第二弾。
第三弾。
今回は初のAVEDA。
ブラックフライデーのセールでパドルブラシを購入しまして(ずっと気になっていたのでセール価格で買えて嬉しい!)、せっかくなのでシャンプーとコンディショナーも試してみようと。
AVEDAと言っても種類がたくさんあるのでどれにしようか迷ったのですが、今回はダメージヘアに効果がありそうなdamage remedyシリーズにしました。
購入はAVEDAの公式ウェブサイトより。
look fanstasticなどのディスカウントサイトでも取り扱いがありますが、AVEDA公式も定期的にキャンペーンやセールを行っているので、その期間であれば公式の方が安いかなと思います。
サンプルもわんさか入れてくれますし。
私はブラックフライデーのセール時に購入して、シャンプー(250ml)とコンディショナー(200ml) のセットが£38.62でした。
定価の£51.50から25%オフ、かなりお得ですね。
サンプルがこれだけついてきました!
感想を一言でいうと、若干使いづらいけど徐々にハマる!
使いづらい理由はシャンプーがほとんど泡立たないからです。
使い始めの頃は「これで洗えてるのだろうか」という疑問があり、物足りなさも感じで必要以上にシャンプーを足してしまうこともあったんですね。
でも私の場合は慣れれば泡立ちは気にならなくなりましたし、それどころか頭皮をしっかり洗えてる気がして、他のシャンプーより洗い上がりがスッキリ感じるようになりました。
このシャンプーはハマる。
植物由来のオーガニックシャンプーで無駄な成分が少ないからか、シャンプーで洗った直後は髪がきしむような手触りですがトリートメントやコンディショナーをすれば気になりません。
コンディショナーも最初は物足りない気がして、「あんまり効果ないかも?」と思っていたのですが今は気に入っています。
ドライヤー直後は若干広がる感じがあるのですが、不思議なことに時間が経つといい感じにまとまってくるのです。
何より私が一番嫌いなベタつきが全くない、頭皮が健康になった気がします。
シャンプーをしっかり泡立ててガシガシ洗いたい方、コンディショナーにしっとり成分や保湿を求める方にはAVEDAのdamage remedyシリーズは向かないと思います。
すっきりした洗いあがり、軽い感触を求める方は試してみる価値ありです。
私はAVEDAがすっかり気に入ったのですが、もしかしたら他のシリーズの方が髪に合っているかもしれないと思い、同じAVEDAの別シリーズを次回に向けて購入しました。
あれこれ比べてみないとどれが一番かわからないですからね。
そうそう、AVEDAでシャンプーを購入するきっかけとなったパドルブラシですが、こちらも気に入って毎日使っております。
正直ブラシなんてどれも一緒じゃない?と思っていたのが申し訳ないくらい、このブラシを使うと髪がサラサラになります。
定価は£25ですがブラックフライデーのセールで25%オフになり、£18.75で購入できました。
look fantasticやJonh Lewisのセールでたまに20%オフは見かけるのですが25%は見たことがないので最安値ではないかと思います。
ブラックフライデーはまだまだ先なので25%オフには巡り合えないとしても、15%~20%オフならたまに見かけるのでずっと気になっているけど結局買わずじまいという方はぜひ探してみてください。買う価値ありです。
【フランス旅行】朝からヴェルサイユ宮殿、午後はパリへ戻ってオルセー美術館へ。
パリ旅行2日目にして最終日。
元々はパリ市内を観光する予定でしたが、前日に突然ヴェルサイユ宮殿に行こう!ということになりまして、慌ててチケットを購入。
オフィシャルウェブサイトから時間指定の入場チケットを購入することができます。
チケットは一枚€27、高い。
私たちは午前9時のチケットを買ったので朝早い時間に行ったのですが、すでに驚くほど長蛇の列。
2時間くらいは並ぶんじゃないかという人の多さでしたので、チケットは必ず事前購入してください。
前日このことで夫と大喧嘩したけどチケットを買っといてよかった…と思いました。
入口を抜けるとすぐに中庭。
チケット料金にオーディオガイドが含まれていますので、入口で借りるのをお忘れなく。(たしか日本語もあったはず。)
二階建ての王室礼拝堂。王族は二階部分で礼拝を行ったそう。パイプオルガンが輝いている。
王の居住空間の中でもひときわ大きく目立つ部屋、ヘラクレスの間。居間として使用されていたそう。ここが居間って落ち着けるんかな?笑
ヴェルサイユ宮殿のメインともいえる鏡の間。500枚以上の鏡が埋め込まれている。
第一次世界大戦に終止符を打ったヴェルサイユ条約の調印式が行われた場所でもある。
宮殿内の見学を終えると庭園へ出ます。
この庭園がめちゃくちゃ広大で、全部見てまわろうとすると軽く半日はかかると思います。
ルイ14世は宮殿と同様、もしくはそれ以上に庭園の建設に力を注ぎました。
民衆に絶対王政を示すため、10km以上離れたセーヌ川からわざわざ水を引いてきたんだそうです。
庭園では市民ランナーの方々がジョギングをしているのを見かけました。
ヴェルサイユ宮殿でジョギングって優雅な感じがしますよね。笑
ヴェルサイユ宮殿の敷地内にはトリアノン宮殿という離宮もありますので、見学をお忘れなく。
料金はチケットに含まれております。(ヴェルサイユ宮殿のみ、トリアノン宮殿のみのチケットも購入できるようです。)
ナポレオン1世の妻、マリールイーズの寝室。
歴代君主はトリアノン宮殿の大理石の装飾の美しさを気に入ってここに住んでいたそう。
トリアノン宮殿はもともと、ルイ14世が愛人と密会するために建てさせたんですって。
いやいや、密会するならもっと遠くの場所にしたら?と思うのですが(離宮とはいえ敷地内w)、このころは愛人がいるのが当たり前でそんなことまで気にしなくてもよかったんでしょうかね。
ルイフィリップと家族の居間。
14時ごろに外に出てもまだまだ長蛇の列。この日は本当に寒かったので、外でこんなに並んでいたら凍えていたと思う。
9時に入場し、見学を終えたのが14時頃。(途中カフェでの昼食休憩を含む。)
オーディオガイドを聞きながら進むとこのくらいの時間はかかると思います。
当日チケット購入に並ぶ場合は丸一日かかると思っておいた方がよいかと。
ヴェルサイユ観光を終えた私たちは急いでパリへ。
21時前のロンドン行きユーロスターに乗る前に、まだ一つ行かなければいけない場所があります。
実はルーブル美術館より楽しみにしていた場所、オルセー美術館です。
こちらもチケット購入にかなり並ぶと噂に聞いていたので、オンラインで事前購入しておきました。
チケット2枚で€30.80でした。
オルセーは駅だったものを美術館に改装したそう。このあたりすごく駅っぽい。セントパンクラスの駅とよく似ている。
広くて立派な美術館。でもルーブルに比べると小さく見える。
オルセー美術館は19世紀半ばから20世紀前半の、比較的新しい時代のアートを数多く所蔵しており、印象派の傑作の数々のコレクションで有名な美術館でもあります。
宗教画や貴族の肖像画のような権力を誇示するようなアートではなく、人々の日常生活や自然を題材にしたアートが多いのが特徴です。
日本では特別展で一生に一度見られたらラッキーというような、貴重なアートの数々が展示されています。
数枚だけピックアップして写真を貼っておきます。
どれもこれも美術の教科書に載ってるくらい有名なものばかり。
私たちは15時半ごろに到着して、閉館時間の18時までになんとか全てみてまわれたかなという感じ。
全ての作品をじっくり見て回ると、半日でも一日中でもかかりそうな場所です。
一回目の方はオーディオガイドを借りて(日本語もあります)、ガイド付きの作品をピックアップしながら進んでいくのがおススメ。
これまで「有名」な美術館には数多く訪れた方だと思うのですが、オルセーはその中でもかなり私好みな美術館でした。
パリに行ったらまた絶対に行きたい。(次回はオランジュリーとセットで行きたいです。)
そろそろユーロスターに乗るために駅に向かわないといけない時間。
預けてあった荷物をピックアップするためにホテルに戻り、ホテルの近くにあったベーカリーで夕食を調達しました。
デザートにカヌレも購入。このカヌレ、めちゃくちゃ美味しかった。おススメ。
帰りのユーロスターが遅れに遅れ、ロンドンに到着したのが深夜0時すぎ。
一気に疲れた…。
でもそのおかげで次回使えるバウチャーをゲットし、ベルギーに行けたんですけどね。笑
【フランス旅行】ルーブル美術館で駆け足の美術鑑賞、モンマルトル散策、夕暮れのエッフェル塔。
パリって見どころが山ほどあるのがすごいですよね。
ロンドンって美術館や博物館はたくさんあるけど、観光の見どころは?と聞かれたら特にない気がする。
住んでいるから気付かないだけなんでしょうか?
ルーブル美術館は入場待ちの列がすごいと聞いていたので、オンラインで事前にチケットを購入しておきました。
チケットが一枚€17。
今回は時間がなかったのでガイドツアーで要所だけ見て回ろうとガイドツアー(一人€12)の予約もし、合計€29になりました。
ルーブル美術館のチケット€17ってめっちゃ良心的じゃないですか?
一日中過ごしても見て回れないような膨大な展示物があるのに。
ガラスのピラミッドが青空に映える。
余談ですが、こちらのルーブルで世界三大美術館制覇です。(別に制覇したくて行っているわけではないですが。)
ちなみに残り2つはNYのメトロポリタン美術館と、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館。
個人的にはエルミタージュが一番好きでした。
これは確か日本の方の作品だった気がする。
モナリザの前だけすごい人だかり、鑑賞するのも一苦労。
どうでもいい話なんですが、今見ている韓ドラでこの絵が出てくるんですよねwヴィンチェンツォ見てる方いらっしゃいますか?
ルーブル美術館って所蔵品の数が本当に半端なく多くて、個人で行くとどこから見て回ろうか、何を見ようかと途方に暮れるかもしれません。
そんな方や、私たちのように時間がない方にはガイドツアーをおススメします。
有名な作品を厳選して見せてくれるので。
ルーブル美術館での美術館賞を駆け足で終え、モンマルトルへ。
一日でこなす量多すぎてめちゃくちゃ忙しい。笑
モンマルトルのシンボル、サクレクール寺院。
ドーム部分は有料、その他の部分は無料で見学できるみたいです。
無料なら見とけばよかった。(事前に何も調べてなさすぎw)
でも列に並んでる時間もなかったかな、と自分に言い聞かせる。笑
今では考えられないほど、密、密、密。
モンマルトルは高台にあり、丘からパリの街を見渡すことができる。
小腹が空いてきたので、サクレクール寺院を降りてきてすぐのところにあるクレーブ屋さんでおやつ。
ここのクレープ、本当に美味しかった!
人生で食べたクレープで一番美味しかったと思う、なぜなら今でもクレープといえばこのモンマルトルのクレープ屋が頭に思い浮かぶので。
「パリのあそこのクレープまた食べたいね!」と夫婦の会話の話題に上がるほどです。
モンマルトルに行く機会がある方はぜひ行ってみてほしいです。
まだまだ一日は終わりません。
ここからエッフェル塔を見に行きます。
一日でパリの主要観光スポットを全てまわる勢い。笑
夕暮れどきのエッフェル塔。
トロカデロ広場付近から見ました。
夫が17歳のときに友人たちとパリ旅行をしたらしく、そのときにここにきてよく見えたのを覚えていたらしいのです。
10年も前のことをよく覚えていたなと感心します。
近くで見たエッフェル塔。
ディナーはホテルの近くのフレンチレストランで。
ホタテ。プリプリしていて美味でした。
ここのレストラン、すごく美味しかったので紹介したいのですが店の名前を全然覚えていません…。
実は夕食の前に翌日のヴェルサイユ宮殿のチケットをめぐって夫と喧嘩し、イライラしたままレストランへ。
行きたかったビストロが満席で、私の誕生日やのに予約もしてないんかよっていう怒りも加わり、このときの記憶が全てその怒りに上塗りされてしまったのです。
仕方なく入ったお店でしたが最終的には満足。
でもやはり旅行先で、しかも誕生日に喧嘩した恨みは一生消えませんよね。笑
パリには美味しいお店がそこら中にあるので、下調べして行けば失敗することはまずないと思います。
これにてパリでの一日は終了。
翌日はヴェルサイユ宮殿が待っています。
【フランス旅行】パリのノートルダム大聖堂とステンドグラスに囲まれたサントシャペル。
少し前にスペイン、アンダルシア旅のブログを複数UPしました。
アンダルシアへ行ったのが2019年10月(もう何年も前のことのように思える…)、そのちょうど一年前の2018年にはパリに行っておりました。
2018年のバースデートリップです。
ビザ期限満了により日本への帰国が迫る中、ユーロスターを使っての弾丸1泊2日の週末旅です。
宿泊したのはこちら。
地下鉄とトラムの駅から徒歩3分ほど、駅前には大きなスーパーもあり便利なロケーションでした。
ダブルルーム1泊で€69、週末でこの価格はかなり安いと思います。
朝6時過ぎのユーロスターに乗るために4時起床。
朝が苦手な私には起きるのがめちゃくちゃ大変でしたが 、そのおかげで10時前にはパリに到着することができました。
到着してまず向かうはノートルダム大聖堂。
二年前に火事で焼け落ちてしまいましたよね…。
あの場所が焼けてしまったと思うと悲しいけれど、その前に見ておけてよかったという気持ちもありなんとも複雑です。
午前中に行ったにも関わらずすごい人。この日はとても天気がよかった。
パリのゴシック建築の代表格。
よいアングルを見つけた!と、へっぽこカメラマンの夫にしてはよい写真でお気に入り。
入場料は無料(これが無料って信じられる?太っ腹すぎる)、そのためか入場を待つ長い列ができており、入場するまで寒空の下で15~20分ほど待ちました。
聖堂や教会に入ったらまずパイプオルガンを探してしまう。
ステンドグラスがすごく綺麗。バラ窓と呼ばれているらしい。
ノートルダム大聖堂といえば、カナダに留学しているときにモントリオールにある同名の聖堂に行ったことがあって、なぜかパリもそこと似たような内装だと思っていたら全く違って驚きました。(無知…。)
ちなみにこれがモントリオールのノートルダム大聖堂。セリーヌディオンがここで結婚式を挙げたことでも有名。
ノートルダム大聖堂を後にし、ステンドグラスで有名なサントシャペルへ。
到着するとまたしても入場列ができていました。
人気の観光地パリというだけあってか、どこもかしこも並んでいる記憶しかないです。笑
入場料は€11.50。
ステンドグラスを見るためにこの価格と思うと割高、ノートルダム大聖堂との差よ。
外から見るといたって普通の教会。
入ってすぐの下層礼拝堂。ギフトショップもここにある。
入ってすぐにステンドグラス!というわけではなく、まず足を踏み入れるのが下層礼拝堂。
ステンドグラスのある上層礼拝堂は王族や聖職者など身分の高い人々のみが入ることができ、その他の人々はこの下層礼拝堂で祈りを捧げていたんだそう。
ステンドグラスももちろんすばらしかったのですが、私はこの下層礼拝堂の内装や雰囲気も好きです。
階段を上って上層階へ行くと…待っていましたといわんばかりの一面ステンドグラス。
その美しさと壮大さが写真では全然伝わりません…。
ステンドグラスそのものの美しさはもちろん、日の光が差し込んで作り出される幻想的な空間も楽しむことができます。
この時点で12:30、13:30のルーブル美術館の入場チケットを事前購入していたので急いでランチを食べて美術館に向かわなければなりません。
ランチはセントシャペルからルーブル美術館への途中にある川沿いのお店で食べたのですが、おすすめしたくないのでここには書きません。
味は普通、急いでいてスピード重視だったのでそれはいいのですが、最後にチップを要求されて嫌な気分になりました。
お店を出るときにおいて帰ろうと思っていたのに、会計時に現金を渡した時点で「チップ」とだけ言われて、は?チップがなんですか?って感じ。
言われんでも払うわい!!と言いたかったけど、チップくらいくれてやる!と渡してさっさと店を後にしました。(店員の思うつぼかな?w)
ルーブル美術館近くの川沿いの某お店、みなさんも気をつけてください。
旅行中にまで嫌な思いしたくないですからね…。