Spice of Life

イギリスでイタリア人と暮らす日本人のブログ。

イギリスの入国審査は厳しいのか。

今日のテーマはタイトルの通りです。

 

ロンドンに住んでいるというと、「ロンドンに旅行したいんだけど、入国審査って厳しいの?」と聞かれることがあります。

結論から言うと、個人的にはそれほど厳しくないと思います。(これまで行った国で入国審査が厳しいと感じたのはカナダ。)

他の国でも聞かれるようなことを聞かれるだけです。

 

私は観光ビザでイギリスに行ったことがないので、ワーホリでの経験に限りますが、ワーホリ滞在中に10回ほどイギリス国外に出たうちで厳しくあれこれ聞かれた経験は一度もありません。

 

定番の質問は、

・どこに行ってたの?何日間?ホリデーで?

・イギリスでは何をしているの?

・(一人の場合)誰と行ったの?一人旅?

くらいだと思います。

 

イギリスの入国審査では簡単な質問をすることによって、Residence Permit(日本でいう在留許可証)を持っている人に最低限の英語力があるかをテストしているというのは、イギリスに住んでいるとよく聞く話です。

でも何も質問されないときもあるし、審査官の気分次第な気もする。笑

 

私の母は私を訪ねて一人でロンドンに来たことがあるのですが、そのときは

・何日間滞在予定?

・一人?ロンドンに知り合いはいるの?

・(娘が住んでいますと答えたら)、娘さんは何してる人?学生?

というようなことを聞かれたらしいです。

 

ちなみに、ロンドンには5つの空港があるのですが、ヒースロー空港を利用する場合はEU市民と一緒に入国審査を受ける場合に限り、非EU市民でもEUの列に並べます。

結婚していなくても大丈夫です。

審査官によっては「どういう関係?」と聞いてくる人もいますが、「恋人です」と答えれば問題ないです。(友人関係でも大丈夫なのかは未確認。)

ヒースローの非EU市民の入国審査の列はいつも1時間くらい並ぶのですが、彼と一緒にEUパスポートの列に並べば10分くらいで済むので、もうヒースローが大好きなんです。笑

 

ガトウィック、スタンステッド、ルートン空港はEU市民(彼)が非EU市民(私)の列に並ぶのは問題ないけど、その逆はダメと言われました。

結婚してFamily Permitを持っていれば大丈夫なのかな。

シティ空港は利用したことがないのでわかりません。

 

余談ですが、ワーホリビザが切れる数日前にパリに行ってロンドンに戻ってきたとき、審査員のおじさんに「もうすぐビザが切れるね、2年間のイギリス生活は楽しかった?」と笑顔で聞かれて、すごくほっこりしました。

 

フレンドリーに話しかけてくる審査官、ムスッとしている審査官、淡々と業務をこなむ審査官、いろんな人がいますが威圧的な態度で接してくる人には私は出会ったことがありません。(審査官の質問に対してとんちんかんな回答をしたときに「は?」って聞き返されたことはあったけど。笑)

だから心配しなくて大丈夫です。

不安な方は事前に泊まるホテルの連絡先や帰りの航空券を準備しておいて、それを見せればスムーズに入国できるはずです。

 

ワーホリの方はBRPの持参をお忘れなく!(私はギリシャでBRPの入った財布をスられて、そのときは大変なことになりました。涙)