共通言語がない!4ヵ国語が飛び交う家族団らんの場。
2018年12月21日から2019年1月6日まで、クリスマスホリデーをイタリアで過ごしました。
クリスマス当日は彼の家族と過ごす予定で、私の母も連れて行きました。
現在、彼のご両親と義姉夫婦はイタリア北部のウーディネという町に暮らしています。
ヴェネツィアから車で1時間ほどの距離で、スロベニアの国境に近い小さな町です。
彼はトリノ出身なのですが、仕事の都合で義姉夫婦がウーディネに移り家を建てたということで、ご両親もその近くに引っ越したそうです。
このホリデーは半年ほど前から計画を練り始めました。
クリスマスシーズン、年末年始は航空券の値段が高騰することが予想されたからです。
参考程度に、購入した航空券の価格を載せておきます。
大阪(関空)~ローマ(フィウミチーノ)往復航空券:82,150円
アシアナ航空利用(仁川空港で乗り継ぎ)、出発の約7ヶ月前に公式ウェブサイトより購入。
ローマ(フィウミチーノ)~ヴェネツィア(マルコポーロ)片道航空券:£96(約14,000円)
アリタリア航空利用、受託手荷物(23kg以内)購入、出発の約6ヶ月前に公式ウェブサイトより購入。
ホリデー中にイタリアを縦断する計画だったため、イタリアの国内線は片道のみ購入。
ヴェネツィア・マルコポーロ空港までは義姉の夫(彼の義兄)が車で迎えにきてくれました。
日本でクリスマスといえば、恋人の日。
彼氏や彼女とおしゃれなレストランに食事に行くというイメージですよね。(違う?)
ヨーロッパではクリスマスは家族でゆっくり過ごす日。
その日に合わせて帰省する人も多く、日本でいうお正月のような感覚です。
今回は義姉宅に2泊3日お世話になりました。
12月25日のクリスマス当日は彼の義兄作ってくれたイタリアンのフルコースを思う存分楽しみました。
さて、国際カップルの中には“義両親と言葉が通じない問題”を抱えている方々も少なくないのではないかと思います。
私たちもそんなカップルの中の一組です。
もともとあれこれ悩む性格ではないから、それほど気にはしてないんですけどね。
だって、生まれ育った国が違うんだから仕方ない。
私:日本語、英語、イタリア語は挨拶と簡単な単語、数しかわからない
彼:イタリア語、ベトナム語、英語、日本語勉強中
こんな感じの私たちの共通言語は英語。
彼に日本語を教えようと必死になってはいるものの(笑)、普段の会話は全て英語です。
義父:ベトナム語、イタリア語
義母:ベトナム語、イタリア語あまり得意ではない
私のTwitterをご覧の方はご存知だと思いますが、義両親はベトナムからの移民です。(彼はイタリアで生まれ育ちました。)
彼と義両親はベトナム語で話します。
だから私は単語すら聞き取れない、何について話しているのかすらさっぱり…な状態です。
義姉:イタリア語、ベトナム語、英語少し
彼の義兄:イタリア語、英語
彼と義姉夫婦の共通言語はイタリア語です。(瞬時に違う言語に切り替えられる彼が超人に思えるときがある。笑)
彼の義兄は海外での勤務経験もあり英語が堪能なので、彼がいないときはよく私の話し相手になってくれます。
そして私の母はもちろん、日本語しか話せない。
ご覧の通り、私たち家族には共通言語はありません。
だから家族全員で集まって会話をするときはカオスです。
聞いてるうちに何語なのかわからなくなるときすらある。笑
「義家族と話すためにイタリア語勉強しなきゃ!」って考えは全くないのですが(彼とは英語で事足りるし)、将来もし子供をもつことになったらその子供はイタリア語を話すと思います。
子供と義家族がイタリア語で話したら私はその会話を理解できない(子供の言葉を理解できないって悲しくない?)、彼もいつまで親切に通訳してくれるかわからない。笑
言葉が原因で自分だけ仲間外れって悔しいじゃないですか。
だからイタリアから帰国後、イタリア語の勉強を始めました。YouTubeで。
イタリアなんて全く興味なかったのに、こうしてイタリア人の義家族ができるなんて不思議な人生です。
イタリア語ある程度できるようになったらベトナム語もやってみようかな~20年後くらいになりそう。
義姉夫婦と。
義両親、私の母と。