イギリス移住への道!EEA Family Permit申請に必要な書類。
本日、UKビザセンターに行ってEEA Family Permitの申請を終えましたー!!(拍手~w)
イギリスでのワーホリを終えて日本に帰国したのが11月中旬、そこから入籍準備をはじめて日本で入籍し、EEA Family Permitの申請準備を始め…長かった…。
ここまできたらもう私たちにできることは何もありません。
人事を尽くして天命を待つ。(大げさw)
今はこの重圧や多忙さから解放された喜びの方が大きいです。
とりあえず、ほんまにとりあえずやけどfamily permit申請の準備できたー!これから夫と最終チェックして、明日ビザセンターに行く!不安はあるけど自分たちにできることは全てしたので、結果はどうあれ明日にはこの重圧から解放されるのが嬉しい😂💓
— ふーちゃん (@oliamemo_uk) 2019年2月28日
申請に際して過去に同じエントリークリアランスを申請した方のブログを大いに参考にさせていただいたので、今後申請を考えている方へ、また備忘録としても必要書類などを記しておこうと思います。
まずはじめに、EEA Family Permitとは。
EEA諸国(EU諸国+アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー)に国籍がある人の家族がイギリスに出入りできる入国許可証です。
一般的に「ビザ」と呼ばれているものとは異なります。
EEAの家族はこのFamily Permitを取得後イギリスに入国、その後イギリス国内でビザを申請する必要があります。
EEA Family Permitはそのビザ申請期間(6ヶ月)をカバーする入国&滞在許可証と考えればわかりやすいです。
観光ビザで入国してしまった場合は、イギリス国内でのビザ申請ができなくなるので要注意。
※追記
GOV.UKのウェブサイトをよくよく読んでみると、EEA Nationalの家族であれば、EEA Family Permitの期限が過ぎても合法的にイギリスに滞在できると書いてあります。
EEA Family Permitで入国すれば、EEA National本人がイギリスに滞在している限り、その家族もイギリスに滞在できるということなのかもしれません。(私もまだよくわかっていないので、今後調べてまた記事にしたいと思います。)
レジデンスカード(BRPカード)の申請は任意ですが、取得した方が何かと便利だと推奨されています。
すでにイギリスに合法的に滞在できるビザ(ワークパーミットやワーホリビザなど)をお持ちの方はEEA Family Permitの取得は必要なく、そのままビザ申請に進めるようです。
ワーホリなどで今現在イギリスに滞在中、EEA国籍の方との結婚を考えている方がいらっしゃいましたら、現在のビザの期限が切れる前に新しく配偶者・パートナービザを申請することを強くおススメします。
イギリスに限って言えば、ワーホリとかで合法的に滞在してる人がおって結婚考えてるんやったら、そのビザ期限内に結婚して手続き始めた方がいい。(私は帰国間際にそれに気付いたけど手遅れでした😭)
— ふーちゃん (@oliamemo_uk) 2019年2月15日
そうすればエントリークリアランスの申請をスキップできる。この申請がめっちゃ厄介。アメリカの配偶者ビザ申請してる人のブログとか見たら、私らなんかまだマシな方やと思うけど。それでもなぁ😂
— ふーちゃん (@oliamemo_uk) 2019年2月15日
必要書類はそれぞれの夫婦・カップルにより異なりますが、ここでは私たち夫婦が準備した書類をみなさんにお知らせしたいと思います。
・EEA Family Permit申請書
YMS経験者の方にはお馴染みかと思いますが、申請書はこちらのサイトからオンラインで作成します。
自分のアカウントを作成し、カテゴリーで「EEA/SWISS FAMILY MEMBER」を、ビザタイプで「FAMILY MEMBER OF AN EEA NATIONAL(配偶者・パートナーがスイス国籍の方はA SWISS NATIONAL)」を選択し、あとは質問に対しての答えを埋めていくだけです。
一度アカウントを作成すれば記入の途中でも保存できるので、一気に片付けようとしないで少しずつ進めていくのがおススメです。
私はYMS申請の際にこのウェブサイトを使ったので、それほど抵抗なく申請を進めることができました。
ちなみに、YMSを申請したときのものと同じアカウントから申請しました。
オンライン申請を進めると同時に、申請に必要な書類を集めます。
私たちが準備した書類は以下の通りです。
・カバーレター
夫が書いてくれました。
私と出会って交際を始めた経緯、渡英後は一緒に暮らす意思があること、今回同封する書類のリストなどが主な内容です。
・日本の英文残高証明書(原本とコピー)
イギリスへ行ってすぐに仕事が見つからなくても、当面は生活していけるだけの貯金があることを示すための書類です。
YMSの申請に際しては新生銀行とソニー銀行だけが条件を満たす云々書いてありますが(実際私もYMSの際は新生銀行に発行してもらいました)、今回はまとまったお金が近所の地銀に入っていたためそこにお願いしました。
銀行の支店名、住所、銀行印とマネージャーの直筆サインを入れてもらったので、多分大丈夫だと思います。(ダメだったら報告しますw)
・イギリスの銀行明細(過去6ヶ月分)
イギリスワーホリ中に使用していたロイズバンクの明細です。
銀行に連絡して銀行印またはサインをもらえないかとお願いしたのですが、本人が窓口に出向かない限りは無理だと言われたので断念。
オンライン明細を自宅でプリントアウトしたものを提出。
カナダ留学中に「国を離れるときに銀行口座を残していくと、次回入国する際に不法就労を疑われる要因になる」と聞いたことがあるので、提出するか迷いましたが資金証明の一部として提出することに決めました。
次回イギリスに入国するときは働く権利があるわけだし、不法就労云々は大丈夫かなと。
イギリスポンドでまとまったお金があるという証明にもなりますし、ワーホリ中にイギリスで働いて給料を受け取っていた証明にもなると思ったからです。
・夫のパスポートのコピー(署名入り)
夫はイギリス在住。
原本を提出できないので、コピーに「これは私のパスポートに間違いありません」と書いて署名してもらったものを送ってもらいました。
・夫のナショナルアイデンティティカードのコピー
IDの原本を提出できないため、イタリアのIDカードのコピーも提出することにしました。
・夫の給与明細(過去6ヶ月分)
会社印を押してもらい、HRマネージャーにサインももらいました。
・夫の銀行明細(過去6ヶ月分)
コピーでないことを証明するため、銀行印をもらいました。
・夫の雇用契約書
イギリスに行ってもいつ仕事が見つかるかわからない私。
夫が会社に雇用されており、毎月決まった給料があり、私を経済的にサポートできるという証明をできるだけ集めました。
・夫が借りている部屋の賃貸契約書
私が渡英した際に受け入れられる場所があるという証明として提出。
また、夫がすでにイギリスに住んでいるという証明にもなります。
・アポスティーユ付き婚姻届受理証明書(原本とコピー)
アポスティーユについてはこちらの記事にまとめています。
・婚姻届受理証明書の翻訳(原本とコピー)
公式書類の翻訳についてはこちら。
・アポスティーユ付き戸籍謄本全部事項証明書(原本とコピー)
・戸籍謄本全部事項証明書の翻訳(原本とコピー)
・これまでに交換したメッセージカード
二人の結婚がビザ目的の偽装結婚ではないことを証明するものです。
誕生日やクリスマスに送り合ったものを10種類ほど提出しました。
・これまでに撮った二人の写真
こちらも交際の歴史の証拠として。
2年間に撮った写真を16枚。
といっても最初の1年は二人の写真がほとんどないので、実質この1年間の写真w
・一緒に旅行したときのボーディングパス
・WhatsAppとFacebookでの会話ヒストリー
全て提出すると膨大な量になるので、毎月の会話をピックアップして提出。
私が日本に帰国してからも連絡を取り合っている証拠も提出しました。
こんなものを提出しなきゃいけないなんて少し悲しいけど、実際偽装結婚もあるんだろうし仕方ないか。
この「偽装結婚ではない証明」が意外に難しかったです。
公的な証拠なんてないですから。
・海外渡航歴を記した追加書類
YMSの方にはお馴染みかと思います。笑
オンライン申請で過去10年間に渡航した国を羅列する項目があります。
申請フォームには20ヶ国まで記入可能ですが(3年前は10ヶ国までだった!)、私は過去10年間に50回以上の海外渡航歴があります。
20を超えた分の渡航歴を追加書類としてまとめました。
YMSビザを申請した際に「申請フォームに入る分だけで追加書類を作る必要はない」と教えてもらったのですが、何となく不安だったし書類一枚で安心できるならと作成しました。笑
・パスポートのコピー(現在のものと過去のもの)
・YMSのときに取得したBRPカードのコピー(2枚)
私はワーホリ滞在中に一度BRPカードを紛失しています。(ギリシャに旅行したときに財布と一緒にスられた…)
その後、新しいものを申請しているので古いものと新しいもののコピーを一枚ずつと、なぜ2枚のBRPがあるのかという説明も添えました。
BRPですが運よくスキャンして保存していたために、紛失して新しいものを申請するとき、そして今回のEEA Family Permit申請に際してもコピーを使用することができました。
ワーホリ中のみなさんも、BRPを取得したらスキャンしてデータとして保存しておくことを強くおススメします!!!いや、絶対してください!!!
・カナダ留学時の学生ビザのコピー
オンライン申請書には、今までにイギリスを含むコモンウェルスの国々でビザを取得したことがあるかという項目があります。
私は2014年~2015年にかけてカナダのバンクーバーで留学していたため、ビザ取得履歴を記入しました。
そのときの学生ビザのデータが残っていたので、提出することにしました。
・イギリスで働いていたアルバイト先の給与明細(辞職前3ヶ月分)
イギリスから帰国後、フリーランスで不定期に仕事をしているため決まった収入がありません。(というかほぼ無職状態w)
過去6ヶ月分の給与明細=帰国前にイギリスで働いていた3ヶ月分の給与明細となるため、自宅でプリントアウトした給与明細を提出しました。
私の給与なんて微々たるものなので提出して意味があるかはわかりませんが(むしろマイナスかもw)、NIナンバーを取得してイギリスの会社に雇用されていたという事実を示すことができると思ったのです。
実際にその書類が必要かどうかは審査官が判断することですしね。
100均で買ったクリアファイルに全てまとめました。
こんな厚さになりました!
申請関連書類も一気に集められるものではないので、少しずつ準備することをおススメします。
が、残高証明書などは発行からあまりにも期間が経ちすぎると有効性が失われる可能性があるので、その辺も考えて準備を進めなければいけません。(私は残高証明書を二回取得する羽目になりました…。)
以上が私たちがEEA Family Permitのために準備した書類です。
ビザセンターでの申請の流れは次の記事でまとめようと思います。