Spice of Life

イギリスでイタリア人と暮らす日本人のブログ。

イギリス移住への道③!EEA Family Permitを取得しました。

無事にEEA Family Permit取得できましたぁぁぁ!!!(拍手〜)

条件的に、多分大丈夫なんだろうとは思っていましたが、それでも実際にエントリークリアランスの貼られたパスポートを手にするまでは不安でした。

 

 

3月1日  大阪ビザセンターで申請

3月14日  あなたの申請は審査待ちの状態ですよという旨のメールが、the UK Decision Making Center(名前がそのまますぎるw)から届く。

3月22日  パスポート受け取りの準備ができましたとビザセンターからメールを受け取る。

3月25日  ビザセンターにて受け取り。

 

申請時にビザセンターの方が仰っていた通り、約3週間でした。

 

EEA Family Permitの申請に必要な書類と、申請日当日の様子はこちらの記事です。

 

oliamemo-uk.hatenablog.com

 

oliamemo-uk.hatenablog.com

 

私は1580円の郵送料をケチったため、ビザセンターに直接受け取りに行かなければなりませんでしたw

パスポートの受け取りは平日の13~14時のみ。短いww(優先サービスを購入するとこれ以降の時間でも受け取りできるようです。)

 

13時15分頃に大阪ビザセンターに到着したのですが、すでに10人ほどの方がいらっしゃいました。

ビザを申請に来ている方と、パスポートを受けときに来ている方が混在しているのが理由ではないかと思います。

 

前回(EEA Family Permitの申請)、前々回(YMSの申請)は午前中に行ったからなのか、待ち時間はほとんどありませんでしたので、ビザセンターに行くときは午前中の予約がおススメです!

 

警備員のお兄さんに渡された番号表を手に10分ほど待つと、職員の方が番号表を集めに来てレシートと身分証を確認されました。

そこからさらに10分ほど待つ。

 

番号を呼ばれてカウンターへ。

封筒に書いてある自分の名前と申請番号を確認し、パスポートを返却してもらいます。

 

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このような封筒に入れられてパスポートが返却されます。

 

『申請が許可されている場合はパスポートにエントリークリアランスが貼られていて、6ヶ月以上の滞在の場合はBRPカードの受け取りに関するレターが入っていますので、ビザセンター内で開封して確認してくださいね。』と言われました。

あれ?BRPはイギリスに入国してから申請するんじゃなかった?と不思議に思ったので、「BRPのレターも入っているんですか?」と聞くと、『入っています』という答えが。

 

封筒を触ってみるも、どう考えても中に紙が入っている気配がないwww

これはもしやの却下か?とひやひやしながら開封、パスポートの中を覗くと…ありましたぁぁぁぁぁぁぁ!!!

EEA Family Permit(エントリークリアランス)がペタッと、パスポートの査証のページに貼り付けられていました!!!

 

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エントリークリアランス。発行日から6ヶ月有効で、イギリスの出入国自由です。配偶者(パートナー)の名前も記載されています。

 

EEA Family Permitはゲット!

でも、BRPの受け取りレターなんて入っていない…。

GOV.UKのウェブサイトでは、EEA Family Permitを取得した者は入国後にBRPを申請するといったようなことが書いてあったので、 私の場合はないんだろうなと思ってはいたものの、『レターも入っています!』と断言されたので不安に。

 

近くにいた職員さんに事情を説明し、BRPレターが入っていなくても問題ないのかを聞くと、親切に確認してくださいました。(ビザセンターの対応、本当に変わったよね!良い方向に!)

BRPレターが必要な条件を細かく説明してくれたのですが、端的に述べるとEEA Family Permitの場合はBRPレターは入っていません!

レターがないからといって、心配する必要はありません。

 

ここ数ヵ月、EEA Family Permit申請の準備に時間を費やしてきたので、無事に許可されてホッと一息、肩の荷がおりました。

 

申請に際して、私たち夫婦が不安に思っていた点がいくつかありますので、同じような状況の方々のためにシェアしておきます。

 

・銀行の残高証明書

 

まとまった額の定期預金が地方銀行の口座に入っていたため、そこで英文残高証明書を発行しました。(「英文の証明書なんて発行したことありません」と言われるレベルの小さな銀行w)

メガバンクではなかったので若干の不安はありましたが、問題ありませんでした。

 

・私の雇用状態

 

イギリスでのワーホリを終えて日本に帰国して以来、在宅でできる仕事をしています。

婚姻手続きやビザ申請手続きでは役所関係に足を運ぶ必要が多く、平日の昼間はなるべく身軽でいたかったからです。

 

オンライン申請書にはunemployedと記入、実際に安定した収入も雇用先もない状態ですのでそれが理由で却下される可能性もゼロではありませんでした。

 

そんな状況をカバーするために、提出したのが以下の書類です。

 

・夫に書いてもらったカバーレター:渡英したら私に働く意思があるという内容を含めてもらう。

・銀行残高証明書(日本の銀行+イギリスの銀行):万が一仕事が見つからなくても、半年くらいは暮らせる程度の預貯金があることを証明する。

・前職(イギリスでのワーホリ時代)の給料明細を提出:数ヵ月前までは雇用されていた事実を証明する。

 

EEA Family Permitを使って渡英される場合、ビザ申請の時点ですでに退職されている方もいらっしゃるかと思います。

その場合は、自分の経済状況を示すために残高証明書を提出するのが一番よい手段かなと。(GOV.UKのウェブサイトを見る限り、求められているのはスポンサーの銀行明細だけで申請者側の書類は必須ではありません。)

 

私たちの場合、夫に安定した収入があるというのが大きな助けになったと思います。

 

・入籍日

 

オンライン申請には、二人が最後に会った日、そして結婚した日を入力する項目があります。

 

私たちが最後に会ったのは1月7日(クリスマスにイタリアを訪れたとき)、法的に結婚したのが1月30日。

私が日本に帰国し、一人で婚姻手続きを済ませたためこのようになりました。

 

最後に会った後に結婚してるってどういうこと?!と、オフィサーに偽装結婚を疑われないか心配でした。

欧米では、夫婦が二人そろって、証人の前でサインして婚姻関係が成立することが多いですからね。

 

これまでに交換したカードや二人で一緒に撮った写真など、二人の結婚がビザ目的ではないことを証明する書類をできるだけたくさん集めました。

その書類を認めてもらえたのか、そもそも最後に会った日と結婚した日の順序などそれほど重要ではないのかはわかりませんが、無事に許可をいただけました。

 

EEA Family Permitは他のビザや滞在許可証に比べると、比較的許可がおりやすいと思います。(特に日本人の場合。)

必要書類を全て揃えることができたら、の話ですが。

 

私たちは、もうこれ以上は自分たちに関する書類は用意できない!と思うところまで書類をそろえました。

書類が審査に必要かどうかを決めるのはオフィサーです。

書いてないけど必要かな?どうだろうな?と思ったら、とりあえず提出しておくのも一つの手です。笑

 

そして、一番重要なことは嘘をつかないこと。

申請書のすべての項目に正直に答えましょう。

嘘をついて後々それがばれると大変です。

自分たちに都合が悪いかなということに関しても、正直に答えた方がいいと私は思います。

 

これでやっと、夫の家族としてイギリスに行く権利を得ることができました!

渡英してからも大変なことがたくさんあると思いますが、RPGの要領で前向きに楽しくこなしていきたいです。