GPに登録してきました!
引っ越しから2週間経過し、ようやくGPの登録に行ってきました!
イギリスは日本とは医療システムが異なります。
GPと呼ばれるかかりつけ医(地域のお医者さんというイメージ)に登録し、体調を崩した場合はまずGPへ行きます。
そこで診察してもらい、専門病院での受診が必要な場合は病院を紹介してもらい検査や診察を受ける仕組みです。(日本のように風邪引いたら内科、花粉症だから耳鼻科、みたいに自分の判断で専門医に行くことは基本的にはありません。)
GPに登録していないと突然体調が悪くなっても診察してもらえない可能性がありますので(救急病院やプライベートな病院は別)、渡英して住所が定まったらできるだけ早く登録しましょう。
NHS対応のGPはこちらのサイトで検索できます。
家の郵便番号や町名を入れると、その近くで登録可能なGPのリストがでてきます。
例えばWestminsterに住んでいると仮定して、郵便番号(適当に調べたEC4A 2AH)と入力するとこのように登録可能GPのリストがでてきます。
オンラインで予約が取れるか、同じ薬の処方箋をオンラインで取得することができるかなどの他、病院の口コミも確認できます。
医師が男性か女性なのかも確認できますので(複数いる場合はそれぞれの人数が書いててあります)、同じ性別の先生に診てもらう方が安心という方はそれも確認しておきましょう。
GPは家の近所の病院でなければならないという決まりはありませんが、何かあったときはやはり家の近所が便利かと思います。
シェアメイトやご近所さんに、どこのGPに登録しているのか聞くのもいいかもしれませんね。
どこのGPに登録したいかを決めたら、登録方法を確認します。
ウォークインで登録できるところがほとんどですが、受診予約を取らなければならないところもあるようなので、わからない場合は電話して聞いてみましょう。
夫が以前登録していたGPはオンラインで登録できたようです。
私たち夫婦は家から一番近いGP(徒歩8分くらい)に登録することに決めました。
口コミも悪くないし、家から歩いて行ける距離がいいと思ったので。
近所なので直接行ってもよかったのですが、追い返されるのも面倒なので念のため電話で登録方法を確認しました。
わからないことがあったらとりあえず電話しちゃうようになったあたり、なんだか年齢を感じる。笑
近所のクリニックに「GPに新規登録したいんですけど」って連絡したら、超早口で『ID持って直接きて』って言われた。「予約いらないの?」って聞いたら、『いらないよ、いつでも!バイバイ!』ってソッコー電話切られた🤣
— ふーちゃん (@oliamemo_uk) 2019年5月9日
電話は10秒ほどで終了www
GPに限らず、こっちの問い合わせ電話の対応ってなんでこんなに早口なん?
関西人の私もビックリやで。笑
私たちが登録したGPは月曜日のみ夜間診療を受け付けているので(普段は18:30まで)、仕事終わりの夫とともにGP登録に行きました。
受付には若い兄ちゃんがいて(割とタイプやったから嬉しい笑)、「新しくGPに登録したいんですけど」と言うとNo problem!と言いながら記入フォームを渡してくれました。
記入フォームはその場で記入しても、一旦家に帰って再度持参してもよいとのこと。
私たちはもう一度行くのが面倒だったのでその場で記入しましたが、英語力に自信がなくてゆっくり記入したい方は持ち帰ってもいいかもしれませんね。
NHSの登録フォームはどの病院も共通なので、診察時間内に取りに行く時間がない方は家でプリントアウトすることもできます。
こちらがGP登録に必要なNHSの共通フォーム。記入するのは名前や住所など基本的なことのみです。他のGPに登録していたことがある方はNHSナンバーを聞かれますので準備していきましょう。
記入フォームはこちらよりダウンロードできます。:
https://www.nhs.uk/Servicedirectories/Documents/GMS1.pdf
この共通フォーム以外に、病院独自の問診票の記入を求められる場合がありますので、その場合は直接足を運ぶ必要があります。
私たちが登録したGPでは問診票が準備されていました。
質問が結構細かかったのでビックリ。
・緊急連絡先
・Ethnic Origin(イギリスでは割とよく聞かれる質問)
・主要言語(日本語の通訳がリストになかったので、English/Japaneseって書きました。でもできれば日本語で受診したいな…。)
・病歴
・アレルギー
・薬への耐性
・親族(親兄弟)の病歴
・女性のみ:ピルを使用しているか、子宮頸がん検査を受けたことがあるか、マンモグラフィー検査を受けたことがあるかなど。
・子供のみ:ワクチン接種歴。
写真を撮っていないので全ては覚えていないのですが(忘れるの早いw)、問診票にあったのはこのくらいかな。
病名や薬名は普段使わないので、半分くらいわかりませんでした。
夫も英語が第一言語ではないので、「これどういう意味?」って聞いても『知らん』って言われるし。
Googleで調べながら記入。汗
問診票に記入するだけで30分弱かかりましたw
日本ではすんなりできることが、海外ではめちゃくちゃ時間がかかる…。
受付の兄ちゃんに「できたでー」って提出して、ID(パスポート)と住所がわかる書類(カウンシルタックスの請求書)のコピーを取られて終了。
ビザもなにも確認されてないけど、大丈夫なんかな?笑
兄ちゃん曰く、
・1週間ほどで登録が完了するから、ちゃんと登録されてるか頃合いを見計らって電話して聞いて。(向こうからは知らせてくれないw)
・緊急じゃない場合の予約は3週間後、緊急の場合は当日に予約できる。(朝8時の予約取り合戦に勝利した場合のみw)
とのことです。
やっとこさGP登録行ってきた!『マイナーな症状に関しては(緊急の病気じゃないとき)3週間後の予約になるからね』って言われた。まぁこちらでは普通のことやけど、「3週間もしたら治っとるわい!」やんな😂
— ふーちゃん (@oliamemo_uk) 2019年5月13日
地味に面倒くさいGP登録ですが、何かあってからでは遅いので何もないうちに登録しましょう。
海外の病院ってなんとなく行きにくいイメージですが、GPの受付は(イギリス基準で見れば)親切な方が多い気がします。
無事に登録できているのか、確認したら状況をアップデートしたいと思います。