Spice of Life

イギリスでイタリア人と暮らす日本人のブログ。

イギリス移住への道⑨!EU Settlement Schemeバイオメトリック情報登録のためビザセンターへ。

知らぬ間にシリーズ化しております、「イギリス移住への道!」シリーズ。笑

UKVCAS(ここではわかりやすくビザセンターと呼ぶことにします)の予約を取ってからすでに3週間が経過したということに驚きつつ、本日遥々クロイドンまで行ってきました!(遥々というほどの距離でもないがw)

 

EU Settlement Schemeのオンライン申請方法とビザセンター予約方法はこちらの記事をご覧ください。

 

oliamemo-uk.hatenablog.com

 

クロイドンのビザセンターの場所はこちら。

ナショナルレールのEast Croydon駅から徒歩5分ほどです。(Home Officeとは異なりますので、間違えないように気を付けてください。)

 

 

バイオメトリック情報を登録できる場所はロンドン市内に何か所かありますが(前回の記事をご参照ください)、無料なのはクロイドンのみです。

入館には予約が必要ですので、オンライン申請が終わったらビザセンターの予約をお忘れなく!

 

当日の持ち物は予約後に受け取るコンファメーション(QRコード付き)と申請に使うIDのみ。

EU Settlement Schemeの申請でビザセンターに行かれる方はBRPを持っていない方が多数だと思いますので(BRPをお持ちの方はアプリで申請できます!)、IDはパスポートになるのではないかと思います。

 

コンファメーションメールには「事前にアップロードした書類の原本も持ってくるように!」と書いてありましたが、結果必要ありませんでした。

担当者によって対応が違うことは十分に考えられるので、手元にある方は書類の原本(EU Citizenとの関係性を示す書類)を持参した方がいいかもしれません。

 

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スタンプ部分にはQRコードがあります。

 

QRコードはプリントアウトしなくても、携帯の画面を見せるだけで大丈夫です。

私は前日、夫にQRコードのプリントアウトを頼んだのですが(家にプリンターがないためいつも夫の会社でプリントアウトしているw)、すっかり忘れられました。(ため息)

『プリントアウトしてこい!』って言われたらめんどくさいなぁと内心ドキドキでしたが、何の問題もなくクリアできました。

 

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UKVCASのオフィスはこちらのビル内にあります。

 

入口に人が立っているので、予約表とパスポートを見せます。

ここでは予約の日時が合っているか、申請者本人かを確認されるだけです。

 

私は予約の30分ほど前についてしまい、『早すぎるよ!』って言われるかもなと思いつつ外で待ってるのも嫌だし(雨が降っていたし)、何気ない顔でシレッと予約表を見せましたが大丈夫でしたw

予約は人数をコントロールするためのものっぽかったので、30分くらいなら早く行っても問題なさそうでした。

 

その後、チェックインを済ませ(係の人がやってくれます)、荷物チェックをしてオフィス内へ。

クロイドンではGround floor(1階)からSecond floor(3階)までがUKVCASのオフィスですが、チェックインの際にどこの階に行くのかを指示してくれます。

私は1階の部屋(ビルの入り口の目の前)に入るよう言われたので、EU Settlement Scheme申請の方は同じ場所ではないかと思います。

 

部屋に入ると番号を渡され、番号が呼ばれるまで待つようにと言われます。

…が、私が行ったときは人が少なかったのか、番号札をもらったすぐ傍から背の高いお姉さんが『あなたはこっちにきて!Follow me!』と言われ、バイオメトリック情報登録のためのブースに案内されました。

 

BRPの申請でビザセンターや郵便局に行ったことのある方はご存知かもしれませんが、あれと同じようなシステムです。

私が2年ほど前に郵便局に行ったときは郵便局のおじさんが全部やってくれたけど、クロイドンのオフィスではセルフサービスでした。(全体のシステムが新しくなったのか、クロイドンのオフィスのみのシステムなのかは不明。)

 

お姉さんがやり方を教えてくれて(ビザセンターだからか英語がめちゃくちゃわかりやすい!!)、『途中でわからなかったらいつでも聞いて!』と私がセルフで登録している間ずっと後ろで立って待っていてくれました。

もはやセルフではないような…。笑

 

・予約表のQRコードをスキャン

・パスポートの写真のページをスキャン

・写真撮影

・指紋登録(10本すべての指)

・デジタル署名

 

以上、5分ほどで終わります。

 

画面の指示に従うだけなので簡単だし、後ろにお姉さんが立って見守ってくれていたので(笑)、何の問題もありませんでした。

 

その後、すぐにパーテーションで仕切られた有人ブース(仕切られているといっても前後のパーテーションは丸見えw) へ案内され、そこで最後の申請を済ませます。

優しそうなおばさんが『あぁ、EU Settlement Schemeな!これはめっちゃ簡単なやつやからな!パスポートスキャンしたら終わりや!』って。笑

 

ここでは予約表とパスポートを提出すれば、残りの申請は全てブースの担当者がやってくれるので何もする必要がないし、何なら一言も発する必要がありません。笑

私は申請中におばちゃんと世間話。

 

『子供泣いてるやろ?子供のバイオメトリック情報取るの大変やねん』

「そうやろな、子供は言うこと聞かんもんな」

『そやねん~、だから気を逸らすのに必死やで。ところで、あんたいい名前やな』

「ありがとう!気に入ってるけど、日本語と英語で発音変わるからちょっとめんどくさいねん」

 

ビザの申請をしに来たとは思えないほど和やかな会話w

 

外国でのビザ関係って嫌な気持ちになることが多いんですが、今回は全然そんなことはありませんでした。

みんな親切で感動した。

 

ぺちゃくちゃ喋ってる間に申請は終了。

 

『はい、これで終わり!あとはHome Officeから連絡が来るから待ってて!』

「この後、パスポート郵送するんですよね?ウェブサイトにそう書いてあったけど…」

『なに言うてんの!そんなんもう昔の話やで!今はスキャンしたらそれで終わりや、郵送なんかしたらあかん!笑』

「え??じゃあこれで申請って全部終わり??」

『そうやで!あとはHome Officeの決定を待つだけ!』

 

あれ???

Home OfficeのウェブサイトにはPost passportって書いてあった気がしたけど…?笑

ま、郵送しなくて済むならそっちの方がありがたいし(唯一のIDであるパスポートを郵送するのは不安)、とりあえずHome Officeからのメールを待ってみようと思います。

 

入館してから全ての手続きが終わるまで約15分。

14:00からの予約でしたが、13:35頃には到着したので予約時間が来る前に手続きが終わったw

往復2時間かけてクロイドンへ行って、手続きは一瞬でした。

ま、待たされるよりいいけどね!!

 

あとは無事に滞在許可が下りることを祈るのみです。

審査にどのくらいかかるのかわかりませんが(しょうもない話ばっかりして肝心なことは聞くの忘れたw)、連絡がきたら報告します。

 

「イギリス移住への道!」シリーズがハッピーエンドで終わることを願います。笑