【スペイン旅行】セビリア:ムデハル様式の豪華な宮殿、アルカサルを見学。
2019年10月、アンダルシアに一週間の旅行。
そのうち最初の3泊はセビリアに滞在しました。
宿泊したのはこちら。
ダブルルームが3泊で€153でした。
若干の古さを感じるホテルでしたが清潔に保たれていましたし、セビリアの観光スポットに近く便利という点ではよかったす。
セビリアに到着したのが午後だったため、初日は街をブラブラして夕食をとって終了。(初日からタパスを食べ歩き、すでに満足w)
実際に観光を始めたのは2日目です。
まずは朝イチでアルカサルへ。
私たちがウェブサイトをチェックしたときにはすでにチケットは売り切れ、当日券も購入できるもののかなり並ぶと聞いたのでオープニングの午前9時30分を目指して行きました。
…が、すでに長蛇の列。
50人以上は並んでいたかと思います。(みんな並びながら朝ごはんを食べていたw)
並んでいる場所からセビリア大聖堂が見える。
結局1時間半くらい並んだと思います。(人数の割に並びすぎ…。)
事前にチケットを購入している人を入れて、チケットを持っていない人を人数調整程度に入れているのでなかなか列が進まないのです。
アルカサルに行かれる際には絶対に事前にチケットを購入した方がよいです、絶対。
10月末でもまだまだ暑い南スペイン、入口に到着するまでにヘトヘト。みなさん、水分補給をお忘れなく。
こちらのライオン門をくぐるとようやくチケット売り場にたどり着きます。
チケットは一枚€11.50。
ペドロ一世宮殿。アルハンブラ宮殿のようなイスラム建築の宮殿を作るようにとの、ペドロ一世の命によって建てられた宮殿。
この天井が好き。
乙女の中庭とよばれる中庭。
一階部分がムデハル様式、二階部分がルネサンス様式(のちに増築)で異なる二つの建築用法が用いられているようです。
この時点ではまだアルハンブラ宮殿に行っていなかったのですが、両方訪れた今ならこの二つの宮殿がどれほど類似しているのかがわかります。
建築手法も中庭の構造もそっくり。
タイルがかわいくて思わずパシャリ。
アルカサルの見どころ、大使の間。
その名の通り、外交や政治の場として利用されていた場所です。
天井は宇宙を表しているらしい。
アルハンブラ宮殿の天井より華やかな気がします。
人形の中庭。王とその家族のプライベート空間。
テラス。植物の隙間から日の光が差し込んでキラキラしている。光のおかげで盛れるのでおススメのフォトスポット
イスラム時代の城壁。
宮殿内部の見学を終えると中庭に出ます。
ゆっくり見て回って所用時間は1時間30分ほどでした。
個人的な意見としてはアルハンブラ宮殿に行った後の方があれこれ比較できて発見が多いかなと思いますが、もちろんアルカサル単体でも存分に楽しめました。
見学だけだと何が何だか…という感じなので(一応パンフレットはありますが)、オーディオガイドを借りて聞きながら進んでいくのがおススメです。
最後にもう一度言いますが、チケットの事前予約をお忘れなく。