【スペイン旅行】コルドバ:アンダルシア唯一のシナゴーク、周辺のユダヤ人街を散策。
コルドバにはメスキータのために行ったようなものなのですが、もちろん観光スポットは他にもありますので紹介しようと思います。
ちなみに、コルドバではこちらのホテルに滞在しました。
メスキータをはじめとした観光スポットがあるエリアからは少し離れていますが、翌朝早い時間にグラナダに行きの電車に乗る必要があったため、鉄道駅近くのこちらのホテルを選びました。
部屋は清潔で十分な広さもありましたので、駅近くのホテルを探している方にはおすすめです。
ダブルルーム一泊で€48でした。
さて、午前中にメスキータ見学を終えた私たち。
昼食をとって午後の観光スタート。
コルドバに滞在するのはこの日一日のみなので、効率的にまわらなければいけません。
まずはメスキータ近くにあるローマ橋を渡ってカラオーラの塔へ。
ローマ橋を守る砦として建設されたカラオーラの塔。
入場料€4.50で塔に登ることもできます。
ローマ橋を下から見るとこんな感じ。かなりずっしりしている。1世紀に建築され、当時はコルドバへ入る唯一の手段だったんだとか。
橋から見えるメスキータ。
コルドバにあるのはモスクや教会だけではないんです。
シナゴークもあります。
アンダルシアに現存するシナゴークはコルドバのこちら一つのみ、スペイン全土でも三つしか残っていなんだそう。(少なくてびっくり。)
人が10人も入れば狭く感じてしまいそうなこじんまりしたシナゴークですが、透かし彫り装飾が綺麗なまま残っていて一見の価値ありです。
シナゴーク見学後はユダヤ人街とその周辺を街ブラ。
コルドバの街には至る所に花の鉢植えが飾られており、どこを切り取っても写真映えします。
白い壁がさらに花の色や美しさを際立たせている気がします。
ドアまでかわいい。
その中でも観光客に人気なのが花の小径。
どこにあるのかわからなくてウロウロしてしまいましたw
え?これだけ?っていうめっちゃ細くて短い道。
狭い道を観光客がひっきりなしに行き来するので、写真を撮るのも一苦労。
行きたいところは行けたけどまだ時間があるなってことで、アルカサルにも行ってきました。
セビリアにはアルカサルという宮殿があるのですが、コルドバにも同じ名のアルカサルという城があります。
セビリアのアルカサルについてはこちら。
入場料は€4.5(現在は€5になっているようです)でそれほど高くないので、時間がある方は行ってみるとよいかと思います。
コルドバのアルカサルは、元々イスラム教の要塞があった場所に14世紀に建てられました。
最後のイスラム王朝であるナスル朝を攻略する際の拠点となった場所であるだけでなく、コロンブスが新大陸発見を目指す旅の資金援助を求めてカトリック両王に謁見した場所でもあります。
コロンブスがカトリック両王に謁見している姿。
反対側からはカトリック両王(アラゴン王フェルナンド2世とカスティーリャ女王イサベル1世)の姿が見える。
セビリアのアルカサルと違いこじんまりしているので、一時間もあれば中庭も含め全て見て回れると思います。
夕食をとり、最後に向かったのは再びローマ橋。
夜景がきれいだと聞いたので、夕食後の散歩も兼ねて行ってみました。
アンダルシアとはいえ10月末、コルドバの夜は少し肌寒くここで初めて長袖が活躍。
コルドバはセビリアやグラナダと比べて観光客が少なくゆったりしたときの流れを感じる街でした。
丸一日あれば主要スポットは周りきれるかなという感じ。
私たちのように午前中に到着、コルドバで一泊するとあわただしくなくてよいかなと思います。
アンダルシアへ行かれる際にはぜひ、コルドバへも足を延ばしてみてください。