Spice of Life

イギリスでイタリア人と暮らす日本人のブログ。

【フランス旅行】朝からヴェルサイユ宮殿、午後はパリへ戻ってオルセー美術館へ。

パリ旅行2日目にして最終日。

元々はパリ市内を観光する予定でしたが、前日に突然ヴェルサイユ宮殿に行こう!ということになりまして、慌ててチケットを購入。

 

en.chateauversailles.fr

 

オフィシャルウェブサイトから時間指定の入場チケットを購入することができます。

チケットは一枚€27、高い。

 

私たちは午前9時のチケットを買ったので朝早い時間に行ったのですが、すでに驚くほど長蛇の列。

2時間くらいは並ぶんじゃないかという人の多さでしたので、チケットは必ず事前購入してください。

前日このことで夫と大喧嘩したけどチケットを買っといてよかった…と思いました。

 

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入口を抜けるとすぐに中庭。

 

チケット料金にオーディオガイドが含まれていますので、入口で借りるのをお忘れなく。(たしか日本語もあったはず。)

 

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二階建ての王室礼拝堂。王族は二階部分で礼拝を行ったそう。パイプオルガンが輝いている。

 

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王の居住空間の中でもひときわ大きく目立つ部屋、ヘラクレスの間。居間として使用されていたそう。ここが居間って落ち着けるんかな?笑

 

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ヴェルサイユ宮殿のメインともいえる鏡の間。500枚以上の鏡が埋め込まれている。

 

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第一次世界大戦に終止符を打ったヴェルサイユ条約の調印式が行われた場所でもある。

 

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宮殿内の見学を終えると庭園へ出ます。

この庭園がめちゃくちゃ広大で、全部見てまわろうとすると軽く半日はかかると思います。

 

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ルイ14世は宮殿と同様、もしくはそれ以上に庭園の建設に力を注ぎました。

民衆に絶対王政を示すため、10km以上離れたセーヌ川からわざわざ水を引いてきたんだそうです。

 

庭園では市民ランナーの方々がジョギングをしているのを見かけました。

ヴェルサイユ宮殿でジョギングって優雅な感じがしますよね。笑

 

ヴェルサイユ宮殿の敷地内にはトリアノン宮殿という離宮もありますので、見学をお忘れなく。

料金はチケットに含まれております。(ヴェルサイユ宮殿のみ、トリアノン宮殿のみのチケットも購入できるようです。)

 

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ナポレオン1世の妻、マリールイーズの寝室。

 

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歴代君主はトリアノン宮殿の大理石の装飾の美しさを気に入ってここに住んでいたそう。

 

トリアノン宮殿はもともと、ルイ14世が愛人と密会するために建てさせたんですって。

いやいや、密会するならもっと遠くの場所にしたら?と思うのですが(離宮とはいえ敷地内w)、このころは愛人がいるのが当たり前でそんなことまで気にしなくてもよかったんでしょうかね。

 

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ルイフィリップと家族の居間。

 

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14時ごろに外に出てもまだまだ長蛇の列。この日は本当に寒かったので、外でこんなに並んでいたら凍えていたと思う。

 

9時に入場し、見学を終えたのが14時頃。(途中カフェでの昼食休憩を含む。)

オーディオガイドを聞きながら進むとこのくらいの時間はかかると思います。

当日チケット購入に並ぶ場合は丸一日かかると思っておいた方がよいかと。

 

ヴェルサイユ観光を終えた私たちは急いでパリへ。

21時前のロンドン行きユーロスターに乗る前に、まだ一つ行かなければいけない場所があります。

 

実はルーブル美術館より楽しみにしていた場所、オルセー美術館です。

 

m.musee-orsay.fr

 

こちらもチケット購入にかなり並ぶと噂に聞いていたので、オンラインで事前購入しておきました。

チケット2枚で€30.80でした。

 

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オルセーは駅だったものを美術館に改装したそう。このあたりすごく駅っぽい。セントパンクラスの駅とよく似ている。

 

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広くて立派な美術館。でもルーブルに比べると小さく見える。

 

オルセー美術館は19世紀半ばから20世紀前半の、比較的新しい時代のアートを数多く所蔵しており、印象派の傑作の数々のコレクションで有名な美術館でもあります。

宗教画や貴族の肖像画のような権力を誇示するようなアートではなく、人々の日常生活や自然を題材にしたアートが多いのが特徴です。

 

日本では特別展で一生に一度見られたらラッキーというような、貴重なアートの数々が展示されています。

数枚だけピックアップして写真を貼っておきます。

どれもこれも美術の教科書に載ってるくらい有名なものばかり。

 

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私たちは15時半ごろに到着して、閉館時間の18時までになんとか全てみてまわれたかなという感じ。

全ての作品をじっくり見て回ると、半日でも一日中でもかかりそうな場所です。

 

一回目の方はオーディオガイドを借りて(日本語もあります)、ガイド付きの作品をピックアップしながら進んでいくのがおススメ。

これまで「有名」な美術館には数多く訪れた方だと思うのですが、オルセーはその中でもかなり私好みな美術館でした。

パリに行ったらまた絶対に行きたい。(次回はオランジュリーとセットで行きたいです。)

 

そろそろユーロスターに乗るために駅に向かわないといけない時間。

預けてあった荷物をピックアップするためにホテルに戻り、ホテルの近くにあったベーカリーで夕食を調達しました。

 

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デザートにカヌレも購入。このカヌレ、めちゃくちゃ美味しかった。おススメ。

 

 

帰りのユーロスターが遅れに遅れ、ロンドンに到着したのが深夜0時すぎ。

一気に疲れた…。

でもそのおかげで次回使えるバウチャーをゲットし、ベルギーに行けたんですけどね。笑

 

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