Spice of Life

イギリスでイタリア人と暮らす日本人のブログ。

【ロシア旅行】サンクトペテルブルク:ド派手なモザイク画に圧倒される、血の上の救世主教会。

残り半日、サンクトペテルブルクを駆け抜けます。

 

まずは聖イサアク大聖堂(カタカナで書くとめっちゃ変な感じがするw)、ロシア正教の聖堂です。

 

cathedral.ru

 

大聖堂の入場料は350RUB(約£3.4)、ドーム部分に上るには別途料金が必要で200RUB(約£1.9)です。

 

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中国人団体客のバスがめちゃくちゃ多かった。人気なんかな?

 

チケット売り場がそれはもうすごい人で。(観光客が多いのもあるけど手際がめっちゃ悪い、ロシアの観光施設どこもそう。)

夫がチケットを買いに行ってくれたのですが、間違ってドームのチケットだけを購入して戻ってきましたw

『中も見たい?もう一回チケット並ぶ?』と聞かれましたが、聖堂はお腹いっぱいになるほど見てきたし、正直ここは隙間時間に訪れただけでまた並ぶのも疲れるしってことでドームに登って景色だけ見ることになりました。(なんでやねんw)

 

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ひたすら階段を上る。

 

聖堂内は見学していないので何とも言えませんが、ドームには特に上らなくてもいいかな…。

時間がたっぷりある方にはいいかもね、安いし。

 

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カザン聖堂。議会か何かかと思ったら聖堂。こちらは通りかかっただけ。

 

小腹が空いたので、サンクトペテルブルクで有名なドーナツを食べに行きました。

 

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ディナー前だったため一人2つずつにしておいた。軽い食感なので5個はいけそう

 

サンクトぺテルブルクで一番古いドーナツ屋で、地元の人にも人気なんだそうです。

私たちが行ったのは18時頃だったのに店の外まで列が続いており、20分ほど待ちました。

 

メニューはドーナツ一種類しかないのでいくつ買いたいか伝えるだけ、ロシア語ができなくても大丈夫です。

正確な値段は覚えていませんが、確か一つ20円くらいだったと思います。安い。

粉砂糖がかかっているだけのシンプルなドーナツですが、揚げたてを提供してくれるのでフワフワで美味しかったです。

 

 

この後、血の上の救世主教会(名前がすごい…)に行く予定だったのでその前に夕食を済ませておこうと、ドーナツを食べたばかりですがディナーを食べに行きました。

 

ディナーはドーナツ屋ピシェチナヤから歩いてすぐのMarketplaceというお店。

カウンターで好きなものを選んでトレーに載せていき、最後にレジで会計するよくあるセルフスタイルのシステム。

ロシア料理から西洋料理、中華やタイのWokなんかもあります。

 

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私は蒸し鶏&ライスとシチューを注文。

 

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サラダは夫とシェア。

 

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 ビールも忘れない。

 

特にロシアっぽくないはお店ですが(ロシアっぽいってなんやねんって話ですが)、観光と観光の合間にサクッと何かを食べたいときには重宝すると思います。 

複数人で行っても各々好きに、別々のジャンルのものを食べられるという点でもよいですしね。

 

 

腹ごしらえを済ませまして、サンクトペテルブルク観光の締めくくりに向かったのは血の上の救世主教会。

 

cathedral.ru

 

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まさかの修復中。

 

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実はこの地の上の救世主教会、夕方に行ってチケット売り場に並んだのですが私の目の前で窓口がクローズになりチケットを買えず。

行きたかったのに…と肩を落としていたらなんと夏季は夜間営業があることを知りました。(そのくらい調べとけよ自分。)

ディナーを食べてエネルギーチャージ完了、いざリベンジ。

 

20時頃に行くとチケット売り場に列はなく、教会内も人はそれほど多くなかったので夜間見学時間の方がゆっくり見学できるのかもしれません。(ラッキーな結果。)

入場料は350RUB(約£3.4)、夜間見学の場合は400RUB(約£3.8)です。

日本語のオーディオガイドもありましたので、説明を聞きながら楽しみたい方は入口で借りてください。

 

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ひぇー、ド派手。ここでもう、ロシア人は派手好きというイメージが私の中で固まった。笑

 

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キリスト教の聖人や聖書のストーリが描かれている。それにしても色遣いよ、なぜ青なのか?とにかく派手。

 

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なぜこの教会が血の上の救世主教会という名前なのかという疑問。

急進化したナロードニキによってこの地で暗殺されたロシア皇帝アレクサンドル2世。

後を継いだアレクサンドル3世が先帝が襲撃された場所を保全するため、また追悼する意を込めてこの地に教会を建て、血の上の救世主教会という名になったようです。

 

教会といってもアレクサンドル3世の追悼の場ということで追悼式典が行われることはあっても、民衆の祈りの場として使われることはなかったそう。

 

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青じゃない場所もあると思ったら金。笑

 

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祭壇もど派手。

 

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オーディオガイドを借りてあれこれ聞きながら見学したのですが、正直言ってモザイク画が派手すぎてストーリーが頭の中に入ってこない。

「あれが聖書の〇〇の場面です」、「あれは△△という聖人で…」とか言われてもそれを目で追うだけで目がチカチカしてくる。笑

 

でもそれだけインパクトがあるということ。

こんな教会はヨーロッパ、いや世界中を探してもなかなかないのではないかと思います。

サンクトペテルブルクではマストGO、人が少ない夜間がおススメです。