ロンドンで歯に詰め物をした話。
ドキドキしながら訪れたロンドン初歯医者から約1週間。
前回、奥歯の詰め物が欠けていると診断されたので、その診察のために再び歯医者へ行ってきました。
歯茎が炎症を起こしているので治療の前に口内をクリーニングした方がよいと言われ、HygenistとDentistの両方を予約してもらいました。
前回診てもらったときに『次回の診察までに服用するように』と薬を処方され、それを飲み終えてからの治療です。
前回の診察でもらった薬がこちら。調べてみたらペニシリン系の抗菌薬のようでした。
ここ数ヵ月、歯磨きの度に同じ場所(歯茎)から出血していたのですが、この薬を飲み始めてからだいぶおさまりました。
病院や歯医者で出される処方箋は街中のどの薬局に持って行っても大丈夫です。(この辺は日本と同じ。)
薬代はNHSでカバーされて、私の負担額は£9でした。
ちなみに、歯科治療無料の対象であれば(18歳以下や妊娠している人など)薬代も払わなくていいのではないかと思います。
歯科治療がNHSで全額負担されるかどうかは以下のウェブサイトにて確認できます。
さて、本題。
歯医者に行って受付で予約している旨を伝えると、『詰め物は銀(NHS)にするか白(プライベート)にするか決めたんか?』と聞かれます。(詳しくは前回のブログをどうぞ。)
医者と相談して決めるなんて概念はなしw(聞けば情報は与えてくれますが)、自分でどうしたいのかを決めます。
NHSだと£40(治療費から初診料が引かれるため)、プライベートだと£150(初診料は引かれない、全額実費)です。
奥歯なので銀でもいいかなとも思ったのですが、もう何年も日本で銀の詰め物なんて見てないし今後ずっと付き合っていく歯なので£100ごときで妥協するのもなと、清水の舞台から飛び降りたつもりwでプライベートの詰め物にしました。
料金は前払い制。
Hyginestの£41(前回depositで£20支払っているため)と治療費の£150、合計£191のお支払い。涙
お金さえ払えば治療はめちゃくちゃスムーズですww
5分も待たないうちにHygenistに名前を呼ばれ治療室へ。
ビックリしたのは部屋に入った瞬間サングラスを渡されたことw
日本だと布かけてくれたりするやん?あれの代わりにサングラスwww
こういうスポーツタイプのサングラス渡されたw
そこからは30分間みっちりクリーニング(歯石取り)をしてくれました。
最後にはフッ素も塗ってくれたし、ロンドンの物価考えるとこれで£60なら価値あるなと思いました。
めっちゃ痛かったけどwww
ここ数ヶ月、どんなに丁寧に歯磨きしてフロスしても歯磨きの度に歯茎から出血してたのに昨日Hygienist行ってクリーニング(歯石取り)してもらったら今日は出血せーへんかった!すご。やっぱ半年に一回はクリーニングせなあかんな。
— ふーちゃん (@oliamemo_uk) 2019年12月4日
口内クリーニングを終えるとすぐに治療のための診察室へ。
そっからは早い、早い。
『診察中痛くないように麻酔するね~』って言われてめっちゃビビったけど、え?いつ麻酔打ったん?ってくらい全然痛くなかった。感激。
30分弱ですべての治療が終了。
全然痛くなかったし(何なら歯石取りのが痛かったw)イギリスの歯科治療すごいな~って感心、感心。
詰め物だけなので後日消毒の必要などもなし。
『半年経ったらまたチェックアップに来てや~、それ以前でも問題あったらまた来るんやで~』って言われて終了。
日本の歯医者であれやこれや理由つけて何回も通わされるとこあるから、2回でサクッと終わるのめっちゃ助かる。
前払いなので受付で再度待つ必要もなし、これはほんま最高。
ちなみに、日本で保険に入ってきた方で歯科治療がカバーされる場合は、受付でいえばInvoice(請求書)をもらえるのでその旨伝えておきましょう。
私が歯医者行ったというだけのつまらんブログになってしまったww
海外で歯医者…ってめちゃくちゃビビってましたが、行ってしまえばそんなこともなかった。
虫歯が進行するとより高い金額を支払わなければならないので、「あれ?」と思ったら早めに歯医者に行くことをおススメします。
ちなみに、今回の診察で支払った金額の合計は
£22.70(初診料、NHS band1)+£61(Hygenist)+£150(歯の詰め物、プライベート)=£233.7
でした。
日本円に換算するとビックリしてしまうけど、「ロンドンやしこんなもんか」と思ってしまうあたり、感覚狂ってきてるんかな…。苦笑