【スペイン旅行】セビリア:セビリア観光のハイライト、セビリア大聖堂。
セビリア観光残り半日でついにメインイベントがやってまいりました、セビリア大聖堂です。
セビリア大聖堂は世界で三番目に大きい聖堂なんだそうです。
三番目って言われると、一番と二番はどこかって気になりますよね。
一位がバチカンのサンピエトロ、二位がロンドンのセントポールなんですって。
どちらも行ったことある!セビリア大聖堂で世界三大聖堂クリアです。笑
セビリア大聖堂はセビリア観光の目玉というだけあっていつ行ってもすごい人だと聞いていたので、オンラインで事前にチケットを購入しておきました。
チケットは一枚€9.5でした。(先ほどウェブサイトをみたら€10に値上げされておりました。)
大聖堂に到着するとその列の長さに驚いたのですが、チケットを求める人たちの列だったので、チケットを事前購入していた私たちは並ぶことなく入場することができました。
オーディオガイドを借りる窓口が一つしかなく、むしろそっちに並んだw
オーディオガイドは確か€3で日本語もあったと思います。(記憶が曖昧。)
無料パンフレットは日本語のものもありましたので(これは確実)、入口でもらうのをお忘れなく。
とにかく大きいので写真に収めるのが大変。
パイプオルガンも巨大。聖堂や教会にあるパイプオルガンを見るのが何気に好きだったりする。
祭壇の前にやたらと人が集まっているなと気になって近づいてみると…巨大な黄金の祭壇衝立、そして装飾がめちゃくちゃ細かい。
キリストの生涯を描いているらしいです。
これは本当に実物を見てほしいです、圧巻の一言に尽きます。
そしてここ、セビリア大聖堂にはコロンブスの棺もあります。
アメリカ大陸を発見した(発見したといういい方はヨーロッパ目線であまり好きではないんですが…)、あのコロンブスです。
アメリカ大陸で発見された金銀のおかげでセビリアは貿易の拠点として繁栄したんだとか。
大聖堂見学後は塔に登りました。
ヨーロッパの聖堂や教会によくある、狭い階段をひたすら登っていくタイプです。
しんどいから塔は別にいいかなって思いつつ、それを含めてのチケット料金だと思うとなんだかもったいなくて登ってしまう関西人。笑
闘牛場が見えます。
見事なゴシック建築。
こういう構成の写真を撮るのが好きでいつも良い場所がないか探してしまう。
私たちは前日(月曜日)にホテルに戻る途中に大聖堂を通りかかりまして。
門が開いていて誰でも入れる雰囲気だったので、フライングしてチラッと内部を見学しておりました。
他の観光スポット同じくセビリア大聖堂も月曜日は無料らしいのですが(16:30~18:00のみで事前予約が必要)、この日私たちが聖堂を通りかかったのは20:00頃でしたので、この無料開放とは関係ないと思います。
何かのイベントがあったのでしょうか。
大聖堂の近くで昼食をとって、サルバドール教会へ。
特に行く予定はなかったのですが、大聖堂のチケットを持っていると無料で見学できると知ったので行ってみました。
青空に映えるピンク色の外観をした教会。
行列だった大聖堂に比べ、こちらは人もまばら。
私たちのように大聖堂のチケットを買って、無料なら…と見学に来ている人がほとんどではないでしょうか。
大聖堂の迫力には及びませんが、こちらの祭壇の装飾もかなり凝っている。
正直「ついで」程度に訪れた教会でしたが、内部の装飾がとてもきれいで思った以上に満足。
人が少ないのでゆっくり落ち着いて見学できるのもよし。
大聖堂に行かれる方はこちらのサルバドール教会に足を運ぶこともお忘れなく。
セビリア最終日、私の行きたかった場所は全て訪れたので最後に夫の行きたいところに行こうよと提案したところ(我が家は基本的にいつもこのスタイルw)、なんとまたしても橋に連れて行かれましたw
アラミリョ橋という変わった形の橋。
セビリアの中心地からは少し離れており、バスに乗っていきました。
メトロポールパラソルの展望台からもアラミリョ橋が見えました。
橋を渡らされる…。
セビリアに行ってまでわざわざこの橋を見に行く人って何人おるんや?って感じですが、橋に興味があれば行ってみてください。
すぐ傍には大きな公園もありますので、ゆっくりできます。
夫はアラミリョ橋がセビリア旅行のハイライトだと申しておりました…。(なんでやねん…。)
これにてセビリア滞在は終了。
丸2日で行きたかった観光スポットは制覇できましたし、飽きることもなくちょうどよい長さだったかなと思います。
セビリアに行かれる際はアルカサルと大聖堂のチケットの事前購入は必須です。
セビリアをいかに効率的に観光できるかはそれにかかっているといっても過言ではないと思います。
【スペイン旅行】セビリア:新名所のメトロポールパラソルと世界最初のタバコ工場だったセビリア大学。
セビリア3日目(実質2日目)、翌日には朝からコルドバに移動しなければならなかったのでセビリア最終日です。
まずは夫のリクエストで朝からメトロポールパラソルへ。
ドイツの建築家によって設計され、2011年に完成した比較的新しい観光スポット。
世界最大の木造建築なんだそうです。(木造に見えませんが…。)
一回部分はマーケットになっており自由に出入りできます。(ブッチャーがありウサギが私たちが知っている姿のまま売られておりました…ベジタリアンやビーガンの方は行かない方がいいかも。)
展望台は有料でチケットは€5。
下から見るとこんな感じ。他の観光スポットとは一線を画す異質さ。
チケットは特に予約などせず現地の窓口で購入。
午前中に行ったからか列もなくすんなり入れました。
チケット窓口のすぐ横にギフトショップがあり、チケットを提示するとポストカードを一枚無料でもらえますので大切に保管しておきましょう。
展望台内を一周するだけなら所要時間は30分ほど。
現代的なメトロポールパラソルから歴史的な建築物の数々を見られるのが新鮮で思っていた以上に楽しかったです。
展望台料金もそれほど高くないので、一通りセビリアの観光は終わったけどまだ時間があるなという方にはおすすめです。
思ったより早く展望台をまわってしまった私たち。
12時のセビリア大聖堂のチケットを持っていたのですが、まだ1時間ほど時間があったので大聖堂の近くのセビリア大学へ行ってみることへ。
セビリア大学は他の大学と同様に学生たちの学びの場となっていますが、世界最初のタバコ工場だった場所でもあり歴史的価値のある場所でもあります。
オペラ「カルメン」を観たことのある方ならご存知かと思いますが、主人公のカルメンが働いていたタバコ工場がこちらです。(すごい!!)
建物がかっこいい。
大学内は自由に見学できますが、私たちはガイドツアーに参加しました。
チケットなどは特に必要なく、指定の時間に集合場所に行くだけ。無料です。
私たちのグループは外国からの観光客半分、スペイン人半分でしたのでガイドの方は英語とスペイン語で交互に説明してくれました。
説明はとってもわかりやすくて自分たちだけで見学するより遥かに楽しかったです。
ですが二ヵ国語で説明する分、かかる時間も2倍。
私たちは大聖堂のエントリー時間が迫っていましたので、ガイドさんにお礼を言って無念の途中離脱。
セビリアの街並み、カラフルでかわいい。
すごい形にカットされている木。
セビリア大聖堂が見えてきた。人がいっぱい並んでいるのが見える…。
セビリア大聖堂については次回のブログに詳しく書こうと思います。
セビリアだけで何個記事書くねんって感じですが、それだけ見どころが多い都市だということでご理解ください。
【スペイン旅行】セビリア:美しいスペイン広場と月曜日は無料開放のオロタワー。
アルカサル見学後に昼食をとり(セビリアのレストランについては別の記事にまとめて書く予定です)、続いて訪れたのはスペイン広場。
そういえばローマにもスペイン広場ってあるよね?
私の中で「セビリアといえば!」の場所はここ。
よく観光パンフレットの表紙になっているし、セビリアのことを調べると必ず写真が出てくるので。
広場なので入場料や規制はなく誰でも気軽に訪れることができます。
スペイン広場は1929年のエキスポのために作られたらしいです。
アンダルシアでよくみられる、ムデハル様式が取り入れられています。
スターウォーズのロケ地というのはよく聞く話ですが、私はスターウォーズを観たことがないのでわかりません。(正確には当時恋人だった夫に連れられて「最後のジェダイ」だけ観に行ったことがあるのですが、見事に爆睡…。)
歩いているだけで楽しい、どこを切り取っても綺麗。
スペイン広場で有名なのはこちらのベンチ。
スペインの各都市の歴史や場所が一つ一つ描かれています。
理由はわかりませんが、セビリアのものはないんだそう。
広場内には運河もあり、ボートを楽しんでいる方々がたくさんいらっしゃいました。
楽しそうと思ったけど、暑すぎてそれどころではありませんでした。
10月末といえばロンドンはもう冬なのに、アンダルシア恐るべし。
ベンチには実際に座ることもできます。他の人が座っている場合が多いので、自分の好きなベンチで写真を撮るのは意外と難しいかも。
夕食時までまだ時間があったので、スペイン広場から歩いてオロタワーまで。
普段は入場料€3ですが、毎週月曜日は無料です。
タワー系の観光地はあまり興味ないのですが、無料ということで行ってきました。(無料なら誰でも行くやん?w)
セビリアの観光地はオロタワーに限らず、無料入場日を設定しているところが多いのでその日を狙って行くのもよいかも。
ただ無料でも事前予約が必要だったり、列に並んで整理券をゲットしなければいけなかったりするみたいなので要注意。
オロタワーは特に何の予約も必要なく、すんなりと入場できました。
スペイン広場からオロタワーまでは徒歩15分ほど。川沿いを歩くと楽しいです。
オロタワーはその昔、塔の上からいち早く敵の船を見つけられるということでセビリアを防衛する役割を担っていたんだとか。
タワーに登るとセビリア大聖堂が見えます。存在感がすごい。
€3払ってまで塔に登りたいかと言われたら微妙ですが(絶妙な金額設定だと思うw)、月曜日にセビリアにステイしている方は行ってみるとよいかと。
タワーを登り終えてもまだ時間に余裕があったので川沿いをブラブラ散歩。
イサベル2世橋。その名の通りイサベル2世によって建設され、世界遺産にもなっているようです。
川のすぐそばには闘牛場もあります。
こちらも月曜日は無料らしいのですが、私たちが行った頃にはすでに整理券がなくなっておりました。残念。
無料開放日に観光を考えていらっしゃる方は、どうぞ計画的に。
これにて一日の観光終了、残りは翌日へ持ち越し。
【スペイン旅行】セビリア:ムデハル様式の豪華な宮殿、アルカサルを見学。
2019年10月、アンダルシアに一週間の旅行。
そのうち最初の3泊はセビリアに滞在しました。
宿泊したのはこちら。
ダブルルームが3泊で€153でした。
若干の古さを感じるホテルでしたが清潔に保たれていましたし、セビリアの観光スポットに近く便利という点ではよかったす。
セビリアに到着したのが午後だったため、初日は街をブラブラして夕食をとって終了。(初日からタパスを食べ歩き、すでに満足w)
実際に観光を始めたのは2日目です。
まずは朝イチでアルカサルへ。
私たちがウェブサイトをチェックしたときにはすでにチケットは売り切れ、当日券も購入できるもののかなり並ぶと聞いたのでオープニングの午前9時30分を目指して行きました。
…が、すでに長蛇の列。
50人以上は並んでいたかと思います。(みんな並びながら朝ごはんを食べていたw)
並んでいる場所からセビリア大聖堂が見える。
結局1時間半くらい並んだと思います。(人数の割に並びすぎ…。)
事前にチケットを購入している人を入れて、チケットを持っていない人を人数調整程度に入れているのでなかなか列が進まないのです。
アルカサルに行かれる際には絶対に事前にチケットを購入した方がよいです、絶対。
10月末でもまだまだ暑い南スペイン、入口に到着するまでにヘトヘト。みなさん、水分補給をお忘れなく。
こちらのライオン門をくぐるとようやくチケット売り場にたどり着きます。
チケットは一枚€11.50。
ペドロ一世宮殿。アルハンブラ宮殿のようなイスラム建築の宮殿を作るようにとの、ペドロ一世の命によって建てられた宮殿。
この天井が好き。
乙女の中庭とよばれる中庭。
一階部分がムデハル様式、二階部分がルネサンス様式(のちに増築)で異なる二つの建築用法が用いられているようです。
この時点ではまだアルハンブラ宮殿に行っていなかったのですが、両方訪れた今ならこの二つの宮殿がどれほど類似しているのかがわかります。
建築手法も中庭の構造もそっくり。
タイルがかわいくて思わずパシャリ。
アルカサルの見どころ、大使の間。
その名の通り、外交や政治の場として利用されていた場所です。
天井は宇宙を表しているらしい。
アルハンブラ宮殿の天井より華やかな気がします。
人形の中庭。王とその家族のプライベート空間。
テラス。植物の隙間から日の光が差し込んでキラキラしている。光のおかげで盛れるのでおススメのフォトスポット
イスラム時代の城壁。
宮殿内部の見学を終えると中庭に出ます。
ゆっくり見て回って所用時間は1時間30分ほどでした。
個人的な意見としてはアルハンブラ宮殿に行った後の方があれこれ比較できて発見が多いかなと思いますが、もちろんアルカサル単体でも存分に楽しめました。
見学だけだと何が何だか…という感じなので(一応パンフレットはありますが)、オーディオガイドを借りて聞きながら進んでいくのがおススメです。
最後にもう一度言いますが、チケットの事前予約をお忘れなく。
【スペイン旅行】夢にまで見たアルハンブラ宮殿。
2019年10月、私の誕生月にスペインのアンダルシア地方へ約一週間滞在しました。
誕生月には毎年夫が旅行に連れて行ってくれるので、この年はスペインをリクエスト。(去年はトルコ旅行を計画していましたが泣く泣くキャンセル…。)
南スペインのイスラム文化圏にはもうずっと前、それこそ高校生くらいのときから興味がありました。
私にとってはこれが初スペインでバルセロナにすら行ったことがないのですが。(バルセロナにもいつか行きたい。)
このアンダルシア旅行のメインはなんといってもアルハンブラ宮殿。
アルハンブラ宮殿には何が何でも行かねば!と思っていたのですが、どうもチケットを手に入れるのが大変らしい。
私たちがグラナダに滞在するのは3日間(行動できるのは実質2日)、その日にちのチケットを狙い撃ちしなければならないのでドキドキです。
チケットはどうも約3ヶ月前から発売されるらしい。(「約」ってなんやねんw)
6月にチェックしたときは10月のチケットはまだ発売されていませんでした。
実際にチケットを買ったのが7月1日。
この日に10月の全ての日程のチケットが開放されましたので、すかさず購入。
「Alhambra Palace Ticket」と検索すると色んなウェブサイトがうじゃうじゃ出てきますが、公式ウェブサイトはこちらです。
ツアーと組み合わせて販売しているエージェントがあったり、すでに公式サイトでは売り切れた日時のチケットを手数料上乗せで販売している代行サイトがあったりで、理解した上でそれを購入するのは問題ないのですが、「公式サイトから」「定価で」購入したい場合には上記のウェブサイトから購入することになります。
チケットの購入時には日時を指定する必要がありますが、これはアルハンブラ宮殿内のナスル宮殿に入場するための時間です。
アルハンブラ宮殿への入場自体は指定の時間前でも問題ありません。
チケット料金は手数料含め、大人2人で€29.70でした。(2019年10月当時)
私たちは午前9時のナスル宮殿チケットをゲットしていたので、午前8時30分のオープンと同時にアルハンブラ宮殿に入場しました。
メインエントランスでオーディオガイドの貸し出し(€6)もありますので、レンタルされたい方はお忘れなく。
入場後すぐにナスル宮殿へ行き(といっても入口から10分くらいかかる)、入場の列に並びました。
ナスル宮殿へ入場後、一番最初に足を踏み入れる場所がメスアール宮。
裁判が行われていた場所です。
綺麗なモザイクタイル、色使いもよい。
神聖ローマ帝国の紋章、双頭の鷲。隠れミッキー探しのようで楽しい。
祈祷室。朝だったので逆光。でも透かし彫りが映える。
イランに行った時も思ったけど、イスラム建築って芸が本当に細かい。
メスアールの中庭へ移動。
とにかく見るもの全てが美しく、写真を撮る手が止まりません。
オーディオガイドで説明を聞きつつ進むと理解が深まってよいです。
メスアール宮の見学を終えてコマレス宮へ。
コマレス宮の中庭。観光パンフレットなどに載っている写真でよく見かける場所。秋晴れの一日、水面に映った反射も綺麗。
大使の間。その名の通り、大使を迎え入れる場所。
最後に見学するのはライオン宮。
王のプライベートな居住空間だったそう。
ライオンの中庭。噴水のようなこちらは当時は水時計として使用されていたらしい。
ライオンの中庭は大理石の柱に囲まれている。どこを切り取っても絵になる。
アベンヘラセスの間。天井が星型でかわいい。イスラムの装飾技術にただただ驚く。
諸王の間。天井にナスル朝時代の王が描かれていることからそのように呼ばれているんだとか。
楕円形の天井に描かれている王たち。
二姉妹の間。
八角形の天井。何に駆り立てられてこんな天井を作ったんや?という疑問すら湧いてくる…。
二姉妹の間の奥にあるバルコニー。見るもの全てが最上級に美しく感覚がマヒしてくる。
バルコニーでポーズをとってみる。
バルコニーから見える中庭。
これにてナスル宮殿の見学終了。
ナスル宮殿の見学に要する時間は1時間~1時間半でしょうか。
時間指定のチケットを持っているとはいえ入場列にならばなければいけないので(チケットのチェックあり)、時間には余裕をもっておいた方がよいでしょう。
他の時間帯に行っていないので比較はできないのですが、午前9時は比較的入場列も短く宮殿内部もそれほど混雑している感じはなかったので(団体のツアー客に出くわすとそのときだけ混み合う程度)、朝一の入場はおすすめです。
これはどこで撮ったのか全然覚えてないwナスル宮殿を出た辺りかな?晴れていて見晴らしが良い。
ナスル宮殿の後はそのままカルロス5世宮殿へ向かいました。(小腹が空いていたけど、我慢我慢…。)
グラナダ奪還後に神聖ローマ帝国王カルロス5世によって建てられた宮殿。
イスラム建築の要素は一切感じません。
こういうのをルネッサンス様式っていうらしい。学校で習うけど覚えてないよなw
イタリアかよ、って思わせる円形の中庭。
カルロス5世宮殿の中にはアルハンブラ博物館があるのですが、これがもう見ごたえたっぷりです。
ナスル朝時代のお宝がたくさん展示されていて、ここだけで軽く1時間くらい過ごしてしまいました。
入場料を別途払う必要はありませんので、見学することをお忘れなく!
ナスル宮殿とカルロス5世宮殿を見終わったところですでに13時を過ぎていました。
8時半に来たのに?え???w
さすがにお腹が空いたので腹ごしらえ。
サンドイッチの自販機があったので、そこで適当に買って食べました。
特別美味しいというわけではないですが(そりゃそうか)、お腹を満たす目的だけなら十分です。
ここからアルハンブラ後半戦スタート。
10月末、もう11月になろうかというのに汗ばむ陽気です、さすが南スペイン。
ナスル宮殿を出ると見えるパルタル庭園。ナスル朝時代に貴族たちが住んでいた場所らしい。
ミフラーブの塔。中は祈祷室になっている。
祈祷室の中。
ちなみにミフラーブというのはモスクの礼拝室の奥に設けられた、礼拝の方向(メッカの位置)を示すものらしい。
数日前にコルドバのメスキータを見学し、そこで学びました。(メスキータもとっても素敵だったのでまた別の記事にあれこれ書きます。)
アルハンブラ宮殿内はとにかく映えスポットがいっぱいあるんですが、なにせ夫カメラマンの腕が…なので自分の思っているような写真を撮ってくれないw
いつも先に私が夫の写真を撮って、「これと同じ構図で、同じ角度でよろしく!!」と頼むのですが、それでも全然思い通りにいかない…諦め。
ヘネラリフェ。王たちの夏の離宮。
回廊からは宮殿が見える。
ナスル宮殿からヘネラリフェまでは15分ほどかかります。
午後のナスル宮殿のチケットを持っている場合はヘネラリフェからスタートするという手もありますが、敷地内を歩き回るだけで疲れてしまうので先にナスル宮殿を見学した方がよいかなというのが個人的意見です。
ナスル宮殿とカルロス5世宮殿は隣接しているため、ナスル宮殿の見学まで時間がある場合は先にカルロス5世宮殿に行くとよいでしょう。
見どころが多すぎて、半日ほどアルハンブラ宮殿で過ごしてしまいました。
人生のバケットリストを一つクリア!
【ベルギー旅行】ブリュッセル市内観光。
ベルギー2日目はブリュッセル市内観光、19時のユーロスターに乗ってロンドンに帰らなければいけないため早起き。
キッチネット付きの部屋だと朝も簡単に料理して部屋でご飯を食べられるので便利。
朝一番でまずはパーラメンタリウムという施設(ミュージアム?)に行きました。
EU加盟国からなる欧州議会の仕組みを学ぶことができる場所です。
この日は土砂降りで写真を撮るどころではなく、こちらの施設の写真が一枚もありません…。
気になる方は上記のウェブサイトをご覧になるか、ネットで検索してみるかしてください。
入場料は無料、2019年10月当時は事前予約も必要なく直接足を運びました。
オーディオガイドも無料、荷物用のロッカーも完備という素晴らしさ。
欧州議会での立法の手順や議員の選び方などなど、欧州議会のあれこれが学べます。
無料ですので少しでも興味がある方は行ってみるとよいかと思います。
その後、ブリュッセルに来たからにはここだけは必ず行かねば!と思っていたマグリットミュージアムへ。
シュルレアリスムの画家、マグリットはベルギー出身です。
なぜチケットを事前予約しなかったのかサッパリ覚えていないんですが、現地でチケットを購入しました。
窓口が一つしかなく20~30人が並んでいたのですが、その横にあるチケットマシーンには列がなくすぐに購入できました。(ヨーロッパたまにこういうことある、謎…。みんなマシーン使えばいいのに。)
マグリット美術館のみの入場料は€10、隣の王立美術館とのコンボチケットは€15。
日本だと特別展だけで2000円くらい払うことあるし(展示数断然少ないのに)、ヨーロッパの美術館は太っ腹。
というかめっちゃ今さらなんですが、ユーロスターの乗客はbuy one get one freeというのを発見してしまった…。(だから割引を受けるために窓口に並んでいる人が多かったのか?)
私たちユーロスターで行ったのに普通に2人分払いました。涙
イギリスやフランスからユーロスターでマグリットミュージアムへ行かれるみなさん、どうかこの割引を有効活用してください…私の分まで…w
午後はグランプラスを中心に街ブラ。
市庁舎。これが市庁舎ってブリュッセルすごくない?
市立博物館。小便小僧の衣装が展示されているらしい。
こんな豪華なギルドハウスもあるんですね。
どうでもいい話なんですが、この日のランチに何を食べたのか全然覚えてないんですよ。
普段はお店の名前は覚えてなかったとしても、お店の内装とか何を食べたかとかは記憶にあるんですけどね…。
ランチ食べてないんかな?(いや、私に限ってそんなことはあるまいw)
ブリュッセルに行ったら必ず会わなければいけない男。
シンガポールのマーラインオン、コペンハーゲンの人魚像はすでにみたことがあるので、この小便小僧で世界三大ガッカリ制覇!w
トンネルの天井がスマーフでした、なんかかわいい。
前日、ブルージュから帰ってきてグランプラスに寄ったんですよね。
私は夜に出歩くより昼間に観光するのが好きなのですが、グランプラスに関しては夜のほうが断然綺麗だなと思いました。
写真映えもしますし。
そこら中にワッフル屋がある。
私は日本でよくあるベルギーワッフル(マ〇ケンみたいな)より、長方形のフワフワのタイプが好きです。
夫のチョイスによりチョコバナナワッフルを購入してシェア。定番しか選ばない男w
素敵な建物だなと思ったら、楽器ミュージアム。
こちらも見学したかったのですが、時間オーバーにより断念。
次回ブリュッセルを訪れる際のプライオリティにしておきます。
時間がなくてもフレンチフライ(この呼び方はベルギー人に怒られるかも)はしっかり食べるw
グランプラスの近くのお店で購入しました。
ソースは選択可能、私たちはカクテルソースにしました。
ベルギーは小国で観光する場所はそれほどないだろうというイメージでしたが(失礼)、思っていた以上に見どころがあり1泊2日では足りませんでした。
イギリスからはユーロスターで気軽に行けるので、状況が改善して国外に出られるようになったらまた行きたい国の一つです。
ゲントやアントワープなど、今回は行けなかった都市にも行ってみたいです。
【ベルギー旅行】ブリュッセルからブルージュへ日帰り旅。
この機会にイギリス国内に限らず、渡英以降の国外旅行についてもブログに残しておきたいと思います。
2016年に渡英してきてから20ヶ国以上旅行し、その都度どこかに思い出を記しておきたいなとは思っていたのですが面倒くさがりなので重い腰が上がらず…。
まずは2019年10月に行ったベルギーについて。
前年の同時期にパリに行ったのですが、その際帰りのユーロスターが遅延しまして。
「遅延してごめんね!」バウチャーを持っていたので、その期限が切れる前に同じくユーロスターでベルギーに行くことにしました。
10月上旬の週末、1泊2日の弾丸旅。
土曜日の午前10時にブリュッセル着、日曜日の19時にブリュッセル発という行程です。
ホテルはメトロのTroon駅から徒歩5分ほどのこちらに一泊。
スタジオ(キッチネット付き)で一泊€96でした。
もともと一日目はブリュッセル市内を観光して二日目にブルージュに行く予定だったのですが、二日目に雨が降りそうだということで急遽予定を変更して到着してそのままブルージュへ。
ブリュッセルからブルージュへは電車で70~80分。
どうでもいい話なのですが、ブリュッセルからブルージュに行く電車の中でどうしようもなくトイレに行きたくなり。
そういうときに限って電車が遅延、顔面蒼白w
ブルージュ駅に着いた瞬間トイレダッシュ。
忘れていたがここはヨーロッパ、トイレは有料。
こんな時に限って小銭がなく€20しか持っていない。
ダメ元でお釣りありますか?(無理なら隣のコンビニで何か買うしか、でもそんな余裕はない!!)って聞いたら、お釣りくれました…。
ヨーロッパを旅されるみなさん、トイレ用に小銭を常備しておくことをお忘れなく。
ブルージュ駅。ヨーロッパって駅までオシャレで素敵。(イギリスの駅はそうでもないw)
お昼どきだったので、まずは腹ごしらえ。(これ、毎回言ってる気がするw)
レストランというよりカフェみたいなお店でしたが、美味しかったです。
ベルギーといえばムール貝、ムール貝と言えばベルギー。
特に下調べもせず「ムール貝あるよ!」って看板が出てたお店で食べたので、店名は覚えていません。
私としたことが…すみません。
正直な話、ムール貝食べるだけならどこもそんなに変わらないんじゃないかと思います。
ランチを済ませてお腹いっぱいになったので、デザートを求めてチョコレートショップへ。(デザート、大事。)
好きなチョコレートを選んでホットチョコレートを作れるという面白そうなものがあったので挑戦。
カップに好きなチョコレートを入れてレジまで持っていくとそこでミルクを入れてくれます。
私は甘すぎるのが苦手なのでダークチョコレートを選択、夫はここぞとばかりに色んなチョコレートを混ぜていた…。(もはや元のチョコレートの味がわからないのでは?と思ったw)
こういうの、性格が表れますよね。
ホットチョコレートを買ってご満悦な私。
腹ごしらえもしてデザートも食べたので、街ブラ開始。
イギリスとは全然違う雰囲気。
Church of Our Ladyの内部をサクッと見学。
宝物を見学するのは有料、教会の内部見学のみであれば無料だったと思います。
この教会はイタリア以外で唯一、ミケランジェロの彫刻を保有している場所なのだと伊人の夫に教えてもらいました。
夫はキリスト教や教会建築に関しての知識が豊富です。(イタリアでは学校で習うんだとか。)
私にとっては教会はどれも同じように見えてしまうので、いつも夫にあれこれ聞いてしまいます。
マルクト広場にある鐘楼、登ることもできるらしい。
ブルージュといえば、の街並み。ハンザ商人が建てたギルドハウスなんだそう。
ブルージュの市庁舎。ヨーロッパの市庁舎ってかっこいいのが多い気がする。
街を一通り見てまわってもまだ時間があったので、遊覧船に乗ることにしました。
いつもはこういうTHE観光客向けのアトラクションにお金を払うことをめっちゃ渋る夫も、ブルージュの遊覧船には乗り気でした。謎。
遊覧船を運行している会社はいくつかありましたが、料金はどれも同じ(確か€10)でしたので時間の都合に合わせて選ぶとよいと思います。
現在はどうなっているのかわかりませんが、2019年10月当時は支払いは現金のみでしたので現金を用意しておいた方が安心です。
遊覧船を運営している会社と乗船場所はこちらのウェブサイトに詳しく記載されておりますので(英語)、参考にしてください。
ちなみに私たちはCoudenysという会社のボートに乗りました。
私たちが乗ったクルーズは運転手がガイドも務めるタイプ。
最初に「みんな英語わかるか?」って聞かれましたが、わからなかった場合に他の言語を話してくれるのかは不明。(仏語、独語、蘭語あたりは自由自在なんでしょうか?)
クルーズを終えてよい感じの時間になったのでブリュッセルへ帰りました。
夕食はブリュッセルのグランプラスの近くのカルフールで食材を買いだして自炊。
西欧や北欧の物価が高い国へ行くときはスタジオタイプの部屋を借りて自炊することが多いです。
正直このあたりのエリアって突出した料理もないので(イギリスも同じくw)、それなら自炊した方が安いしホテルで食べると気楽だしという理由。
お昼にムール貝を食べられたので満足です。
グランプラスの近くのカルフールは品揃えが豊富でお土産を買うにもおすすめです。
特にビールの品揃えがすごい!!
ロンドンでは見たことのないビールを購入し、ホテルで飲みました。
ベルギーは本当にビールの種類がめちゃくちゃ多くて、スーパーが立派なアトラクション!
イギリスはクラフトビールを除けばビールの種類ってそんなに多くない気がします。
スーパーで売られている物は大抵イタリアやスペインのブランドだし…。
イギリス人たちは量飲めたら何でもいいのかなww