Spice of Life

イギリスでイタリア人と暮らす日本人のブログ。

風疹の抗体検査を受けてきました!

昨日、保健所で風疹抗体検査を受けてきました!

きっかけは婦人科で風疹の抗体があるか調べましょう!というようなポスターを見かけたから。

 

イギリスでのワーホリを終えて、日本に一時帰国している私。

Car shoppingやHouse shoppingならぬ、Hospital shoppingをしています。笑

イギリスにはNHSという医療制度があり、基本的に医療費は無料ですが診察してほしいときに診察してもらえないのが問題。

朝早くに電話をかけて予約をとらなくてはいけなかったり、検査したくても一ヶ月待ちだったり、日本ほど簡単・気軽に医療機関にアクセスできないのです。

 

その点、日本は初めての病院でもウォークインで診察してもらえたり(イギリスはかかりつけ医制です)、一週間後の検査予約もそんなり取れるし、医療費も安くて、最高だと思います。

 

そんなHospital shoppingの一環で子宮頸がん検診を受けたるため婦人科に行ったときに見かけたのが風疹に関するポスター。

恥ずかしながら風疹に関することは全く知りませんでしたが、

・妊娠中に風疹に感染すると胎児に深刻な影響がでる場合がある

・妊娠中にはワクチン接種を受けられないので、前もってワクチンを接種する必要がある

ということを知りました。

 

今すぐに子供を持つことは考えていないけれど、将来的には子どもを持ちたいと思っている私たち夫婦。

家に帰って早速自治体のウェブサイトで詳細を調べました。

 

それによると、まずは採血検査によって風疹の抗体があるか確認し、抗体値が低い場合にはワクチン接種を受けるのが望ましいとのこと。

抗体検査は妊娠を望む女性と、その配偶者またはパートナーなら無料で受けられるようでした。(自治体によって異なる可能性があるので、お住まいの自治体に確認をお願いします。)

 

ウェブサイトに風疹のワクチン接種を行っている病院・クリニックのリストが掲載されていたので、その中から自宅近くの病院に電話をして抗体検査を受けられるか聞きました。

 

病院A:抗体検査自体を実施していない

病院B:抗体検査をすることは可能だが、自費なので8000~9000円かかる

との回答でした。

 

ワクチン接種対象クリニックなのに抗体検査はやってないのね…。(この辺、本当に無知です。汗)

 

病院Bに電話した時に「保健所に聞いた方がいいと思いますよ」と冷たく言い放たれたので(めっちゃ面倒くさそうに対応されたw)、保健所の電話番号を調べて電話。

風疹の抗体検査のことで聞きたいことがあるというと、すぐに担当の方につないでくれました。

そこで保健所が無料の抗体検査を行っていること、検査日程を教えてもらって直近の日程で予約を取ってもらいました。

 

電話をした日から約10日後の検査を予約できました。

時間は日程によって昼間のときと夜間のときがあるそうです。

夜間検査は18:00、18:30、19:00という時間でしたので、仕事帰りにも検査に立ち寄ることができると思います。

自治体によってはネット予約できるところもあるようなので、まずはウェブサイトをチェックしてみてください。

 

当日は指示された保健所へ。

19:00の予約でしたが30分ほど前に到着してしまいました。

待つ覚悟で会場へ行くと、そのまま受け付けてもらえました。

 

受付では問診表を記入し、自分が無料検査の対象者であることを確認し署名します。

現住所確認のため身分証(私の場合は免許証)を提示しましたが、保険証は必要ありませんでした。

 

その後、職員の方に連れられて小部屋へ行き問診を受けます。

風疹の予防接種を受けたことがあるか、風疹にかかったことがあるかを確認され、検査結果がでた後に何をすればよいかを教えてくれます。

職員は女性の方で、とても柔らかい物腰で話してくれたので安心できました。

 

その後、採血ルームへ。

定年退職後であろうおばちゃんが二人いて、てきぱきと採血を済ませてくれました。

久々に採血をうけたので、めちゃくちゃ痛く感じたw

採血の度に思うけど、あんなに血を取る必要ってあるの?

 

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抗体検査自体はそれで終了、受付をしてから15分ほどだったと思います。

1週間ほどで検査結果が自宅に郵送され、抗体値が低いと判断された場合は提携病院に検査結果を持って行ってワクチン接種を受けることになります。

市の助成が適用されるため、自己負担1000円でワクチンを接種できます。

 

お金も時間もそれほどかからないので、将来的に妊娠を希望する方はまずは検査を受けてみるとよいと思います。

就職や結婚などで今後海外へ移住する予定のある方、すでに海外にお住まいで日本へ一時帰国している方などには特におススメです。

海外は日本と勝手が違いますからね…。

 

ちなみに、イギリスでは抗体検査もワクチン接種もGPで受けられるようです。

抗体値が低い場合はMMRワクチン(麻疹、おたふく風邪、風疹)を接種するよう勧めがあるので、GPでは3種混合ワクチンの接種になるのではないかと思います。

イギリス在住で気になる方は、GPに問い合わせてみてくださいね。

 

www.nhs.uk

 

夫はGPへ抗体検査に行くと言っていたので、イギリスでの抗体検査のことは夫の話を聞いたらまたブログにまとめますね!

 

これまで仕事や勉強、そして恋愛と色々なことに忙しくて健康のことは後回しになっていましたが、結婚すると急に自分、そして夫の健康のことが気になってくるものです。

これからもGP制度や日本への一時帰国期間などを活用して、元気でいられるよう気を配ろうと思います。