Spice of Life

イギリスでイタリア人と暮らす日本人のブログ。

ロンドンでの引っ越し。〜業者に当日ドタキャンされた話〜

日曜日に何とか引っ越しを終えました。

 

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家の中はまだまだ段ボールだらけですが、これから少しずつ自分たちの好みの空間に変えていきたいと思います。

 

さて、引っ越しするときにはどうやって荷物を運ぶのかが問題の一つですよね。

単身であればUber、イギリスに来たばかりで荷物がそれほど多くない方なら何度かに分けて公共交通機関で…という手もありますが、私たちは2人分。

しかも夫はイギリス生活4年目、私もワーホリ時代の荷物を半分以上残しておりますので、Uberで収まる量ではありません。

 

引っ越し屋(英語ではMoverといいます)を頼もうかと思いましたが、何かと物入りなので節約のためにも、小型トラック(Van)と運転手のみを雇って荷物の運搬は自分たちで行うことに決めました。

 

www.anyvan.com

 

私たちが使ったバン会社はこちら。

「London Van Man」で検索して上位に出てきたのと、夫の元フラットメイトがこの会社を使ったことがあるということ、そして何より他の会社に比べて安いのが決め手です。

 

自分たちの荷物の量を入力すると、その場で見積もりがでてきます。

 

 

参考程度に、申し込み時の私たちの状況です。

 

・荷物

段ボール箱(中):20箱

スーツケース(大):4つ

スーツケース(小):1つ

バックパック:4つ

ギター:2本

 

・移動

セントラルロンドン(Zone1)からノースロンドン(Zone3)。

ちなみに、こちらの会社のバンは荷物をピックアップして目的地へ運ぶのみ。(目的地が近い人の荷物を何件か一緒に運ぶため。)

自分たちはバンに乗ることはできないため自力で新居まで行く必要があります。

 

・人員

ドライバーのみ。

ドライバー+助手(荷物を運んでくれる人)の場合は値段が倍近くに跳ね上がります。

 

・時間帯

ピックアップの時間帯を10~14時に指定。

追加料金が£5かかりました。

時間がフレキシブルであれば追加料金はかかりません。

 

以上の条件で£79(約11,850円)。

距離も距離だし、まぁこんなもんでしょと引っ越しの二日前に申し込み。

料金はオンラインで先払いです。

 

バンが来る前日に、選んだ時間帯の中から2時間を指定されて『この時間帯のどこかで行くよ!』というメールが届きます。

私たちの場合、前日に10~12時という時間指定のメールが届いていました。

 

さて、引っ越し前日。

午前8時半頃にドライバーから直接『今から30分くらいで着くよ!』という電話が。

は????10時以降でしょ?まだパッキング終わってないよ、と。(遅w)

 

「10~12時って指定だったからそれに合わせて準備してるし、早く来られても困る。ちゃんと時間通りに来て」とお願いしました。

するとその1時間後、悪夢が…。

 

『ロンドンマラソンで交通規制しているからいけない、今日は諦めてくれ』と。

は?????????????

何言ってんの??????

もうパッキングを全て済ませて、あとは運び出すだけの状態。

 

『君たちが時間通りに来てくれっていうから悪いんだよ、そのせいで規制に引っかかった。こっちは早く行こうとしたのに』と。

責任転嫁はじまったwww

何でも、他のお客さんの荷物を取りにグリニッジに行ったところ交通規制につかまったらしいドライバー。

グリニッジってマラソンのスタート地点やん、なんでそこ行ったん…。

 

仕方ないのでAnyvanのオフィスに電話しようと試みるも、電話が全然通じない。

ライブチャットで連絡してみると、担当の部署に回すから待ってて!とたらいまわしにされたのに(担当者の対応に対して)「いいね!」を押してくれとせがまれる。(評価に響くんだろうな…。)

担当の部署から電話がかかってきたと思ったら、『残念だけど、今日はマラソンだし行けないから日程を変えてくれ』と言われました。

 

もう笑いしかないwwwww

マラソンなのは前々から決まってたし、交通規制あるのもわかってたこと。

その上で予約受けたんじゃないの???

 

でもこういう場合、文句を言っても何も生まれないのはすでに知っています。

こっちは他の業者を探さなきゃいけないし、余計なことに時間を使っている暇はありません。

「わかった、でも私たちはどうしても今日引っ越さなきゃいけないから無理なら返金してください」と頼むと、ため息をつかれました。は?????

挙句の果てに、『ロンドンに住んでるんだから、ロンドンマラソンのことくらい知っておくべきでしょ?』と言われて謝罪の言葉もなし。

 

本当に腹が立つ。

こんな無責任な人たちがビジネスしていていいんですか?

 

今後、この業者を利用しようとお考えの方。

確かに安いですが、こういうトラブルがある可能性も視野に入れておいてください。

引っ越し当日にドタキャンはさすがにひどいです。

 

その後、インターネットで検索して引っ越し業者や貸しトラック業者に片っ端から電話をかけまくりました。

当日だしロンドンマラソンだしで断られ続けて、最終的に引き受けてくれたのがこちらの業者。

 

www.amanwithavanlondon.co.uk

 

電話をかけて1時間後にはバンを持ってきてくれました。

電話で話したときはドライバーのみでヘルプはなしということでしたが、ドライバーの方が運搬も手伝ってくれました。

私たち夫婦もバンで新居まで移動できたので、結果的にはこちらの方がよかったのかも。

 

値段は£90+交通渋滞のための追加料金で最終的に£102になりました。

当日対応してくれたこと、ドライバーのお兄さんが運搬を手伝ってくれたことを考慮して、チップ込みで£120(約18,000円)払いました。

当初の予定に比べ1.5倍程度の値段になりましたが、結果的に引っ越しは2時間程度で終わったのでこの値段でも全然高くはないと感じました。

Anyvanだと、荷物を受け取るまでずっと家で待っておく必要があったわけだし。

 

ロンドンで引っ越しをお考えのみなさん、念のためにも第2、第3オプションまで考えておくのがいいと思います。

引っ越し当日になって、ドタキャンされて焦るのは本当にストレスです…。

 

部屋の中は片付いてから紹介できたらと思います。

ロンドンの住宅状況が気になる方がいらっしゃるかもしれませんので。

ワードローブが圧倒的に足りないので、今週末のバンクホリデーに買い出しに行く予定です。