【イラン旅行】カシャーン:スルタン・アミール・アフマドバスハウスと絨毯職人の邸宅タバタバイハウス。
朝早くイスファハーンを出て途中でアビヤーネ村を見学、お昼過ぎにはカシャーンに到着。
カシャーンで宿泊したのはこちら。
どの部屋からも綺麗に整備された中庭が見える造り。
ツインの部屋でしたが二人には十分すぎる大きさ、バスルームも広くて清潔でした。
ランチをまだ食べていなかったので、まずは腹ごしらえ。
宿泊しているホテルの近くにあるホテル(ややこしい)内にあるレストランへ行きました。
カシャーンまで連れてきてくれたドライバーのおっちゃんが「ここ美味しいよ」と言っていたので。
ラムの巨大ミートボール。
記憶が曖昧なので100%の自信はないですが、場所は多分ここ。
カシャーンでは有名なホテルらしく、中庭が広くてとても綺麗でした。
レストランは半地下のような場所にあります。
腹ごしらえもして、ようやくカシャーン観光開始。
私が紹介した旅行エージェントはカシャーンに住むご夫妻が経営しており、カシャーン観光の際はそのご夫妻がガイドしてくださいます。
まず最初に向かったのはスルタン・アミール・アフマドバスハウス。
カージャール朝時代に建てられた公衆浴場が地震によって倒壊、現在残っているのはセルジューク朝時代に再建されたものだと言われています。
公衆浴場なのに内装が豪華。シラーズのバスハウスより華があってよい。
公衆浴場には蒸し風呂や垢すりなどがあり体を清潔に保つ役割はもちろん、社交の場としての役割も果たしていたんだそうです。
砂漠に隣接するカシャーンは昔から水が豊かで貿易の中継地点になると同時に、陶磁器や絹織物の生産が盛んで発展した商人の町でした。
そんな商人たちがこのバスハウスで情報交換したり世間話をしたりしていたんでしょうか。
浴場の屋上。インスタやブログにたくさん取り上げられて、Instagrammableな景色として人気らしい。今どきなんでもインスタやな…。
シラーズやイスファハーンとは全く違う街並み。
続いてはタバタバイハウス。
19世紀にカシャーンで財を成した絨毯商人の邸宅です。
タバタバイハウスには40以上の部屋があるらしい。絨毯商売ってそんなに儲かるんかぁ…。
ガイドさんが撮ってくれた写真。いろんなフォトスポット知ってるな。
ドーム型天井の装飾が特徴的。
窓から光が差し込んでキラキラしている。
カシャーンには「傑作」といわれる建築物が数多く残されている。タバタバイハウスもその一つ。
次はモスクへ向かうと言っていたのに、突然どこかの城跡で車を降ろされる。笑
城跡といっても何もないだだっ広いグラウンドのよう。
一週間のイラン旅行でだいぶ日焼けした私。
ここで聞いた歴史の話は全く覚えていないのですが、私たちの前に案内した観光客がイラン出国後にイスラエルへ行き空港で何時間も尋問されたという話だけめちゃくちゃ覚えている。(何とか入国した後に連絡がきたんだそう。)
国と国との関係は色々あるんでしょうが、イラン行っただけでテロリスト扱いされるのも困るわ。
イラン旅行は最高だったので後悔なんて全くないのですが、今後アメリカに入国せずとも乗り換えで空港を使うことくらいはありそうなので、その時の手続きとか考えたら面倒ですね…。