Spice of Life

イギリスでイタリア人と暮らす日本人のブログ。

外国に提出する書類の翻訳はどうすればいいの?

入籍してから2週間ほど経ちました。

夫婦になったとはいえイギリスと日本での別居婚、新婚気分もなにもありません。笑

 

そういえば、夫とイギリスで出会って2年が経ちました。

単身イギリスに渡り彼氏どころか友達すらいなかった2年前。

それが今はこうして入籍し、今回は「イタリア人夫の配偶者」としてイギリスに渡ろうとしているんだから、人生何が起こるかわからないものです。

 

さて、無事に婚姻届は受理され入籍したわけですが、私たち夫婦にはまだまだやらなければいけない書類仕事がたくさんあります。涙

そのうちの一つが、戸籍謄本の翻訳です。

 

私たちはこれから、EEA Family Permitを申請します。

EEA Family Permitとは、(イギリス人ではない)EEA加盟国の家族としてイギリスに入国するための許可証です。

ビザの申請はイギリスに入国してから行うのですが、その申請期間をカバーする半年間有効の許可証を入国前に申請しなければならないのです。(観光ビザで入国するのはNG)

 

そこで必要になるのが「EEA加盟国の市民との家族関係を証明する書類」です。

私たちの場合、日本で入籍しているので戸籍謄本がこれに当たります。

 

イギリスのHome Officeは特定の翻訳者を有していないため(国によっては大使館などで指定の翻訳者に依頼する必要があります)、①各自で翻訳業者に頼む、②自分で翻訳した書類を市役所に持参して自治体の長に署名をしてもらう、という選択肢が与えられます。

 

私たちは当初、自分たち(というか私w)で翻訳しようとしていました。

理由は簡単、節約のため。

戸籍謄本に書かれていることは住所や名前などの個人情報だけだし、翻訳はそれほど難しくないと考えたのです。

 

ですがここで問題が発生。

市役所に問い合わせたところ、自分たちで翻訳して署名を得る場合は通常10日~2週間かかり、市長のスケジュールによってはさらに遅れる可能性があるということ。

EEA Family Permitの申請に間に合うのか、保証がありません。

 

また、翻訳証明書も問題になります。

私自身で翻訳し、証明書を書くこともできますが、プロでも何でもない私が証明書を書いたところで、信用してもらえないのではないかと不安だったのです。

 

そこで「戸籍 翻訳」とグーグルで調べてみて、業者に頼んだ場合の平均費用を調べてみることにしました。

たくさんの翻訳業者のウェブサイトが出てくるのですが、その中で私の目に飛び込んできたのはこちら。

 

www.tr-gate.com

 

格安翻訳?!?!

これぞ、私たちに必要なもの!笑

ウェブサイトを通じて、さっそく見積りをお願いしました。

 

すると次の日には見積もりが届きました。

返信が早いのは好印象!

 

私たちは戸籍謄本全部事項証明書に加え、念のために婚姻届受理証明書の翻訳もお願いしたい旨を伝えていました。

見積りの内訳は以下の通りでした。

 

翻訳料:3,600×2=7,200円

翻訳証明書発行料:1,500×2=3,000円

合計:10,200円

 

※翻訳料については依頼書類によって異なりますので、あくまで参考程度に。

 

確かに安い…!!

10000円で2種類の書類を翻訳してもらえて、証明書も発行してもらえる。

しかも入金後2日以内に納品してくれるとのこと。早い!!!

口コミを見ても悪い意見は見当たらず、メールの文面や返信の速さから信頼できる会社だと判断し、翻訳をお願いすることに決めました。

 

余談ですが、私の夫はちょっとケチです。笑

自分たちができることをわざわざ業者に頼むなんてもったいない!!というタイプの人なのですが、今回は「ふーちゃんがイギリスに戻ってくるために大切な書類だから、お金を払っても信頼できる業者に頼もう!」と言ってくれました。

結婚早々、お金のことで喧嘩しないで済んでよかった。笑

 

依頼から納品まで、実際にどのくらいかかったのかを書いておきます。

今後、翻訳書類が必要な方はぜひ参考にしてください。

 

2月1日 ウェブサイトの問い合わせ欄より見積もりを依頼。

2月2日 見積りが届く。

2月5日 正式に翻訳を依頼。

2月6日 翻訳を依頼する書類を送り、最終見積りを出してもらう。

2月8日 翻訳料を送金。(入金を確認したとのご連絡をいただけたので、安心できました。これ、本当に大切!!)

2月10日 翻訳データ納品。(早い!!)

2月12日 翻訳原本が郵送にて届く。

 

私たちの場合、見積りをお願いした時点では新しい戸籍が作成されておらず、見積りをいただいてから正式に翻訳をお願いしてデータを送信するまで3日ほどブランクがあったのですが、それでも最初の見積もりから納品まで2週間もかかりませんでした。

 

原本には証明書、翻訳書類ともに翻訳者の方の直筆サインと会社印も押されてあったので、EEA Family Permit申請に問題なく使用できると思います。

 

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郵送していただいた原本です。 (個人の特定に繋がる箇所は隠しています。)

 

翻訳は自分でもできたかもしれませんが(市役所の方がテンプレートをくれたし)、何が正解かよくわからなくて不安だったし、何より重い腰がなかなかあがらなかったと思います。笑

 

上記の翻訳会社は良心的な値段で対応もよく、何よりスピードが速いので、今後書類を翻訳する必要がある方はぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。

 

書類の翻訳はクリア!

まだまだたくさんやることがあります…。

「こんなに色々経験してるんだから、国際結婚からビザ申請までの一連の流れを有料記事に書いたら?」と夫に言われる始末です。笑