イタリア人夫と日本人妻のバレンタイン事情。
Happy Valentine's Day!
海外のバレンタインは男性が女性にプレゼントを贈るって本当?と疑問に思っている方もいらっしゃるかと思います。
私の体感では、答えはどちらかといえばYES。(曖昧w)
でも、バレンタインデー=プレゼントを贈る日というわけではなく、カップルが一緒に過ごす日と言った方が合っているような気がします。
日本で働いているときはバレンタインデーが大嫌いでした。
義理チョコという意味不明なシステムのせいで悩まされたこともしばしば。(社会人3年目あたりから放棄w)
友チョコもめんどくさいだけ、自分へのご褒美チョコって概念も理解不能(ご褒美ならバレンタインに関係なく買うし!)、なぜ世の中にこんなイベントがあるのか不思議に思っていました。
そんなバレンタインデーのイメージがカナダに留学して一変しました。
バンクーバーで過ごしたバレンタインデーは、街中のそこかしこで仕事帰りの男性が花束を持って歩いている姿を見て、なんて素敵なんだと感激したことを覚えています。
いつか私もバレンタインデーに花束をもらえる女性になりたいなと、ひそかに願ったものです。
日本で花束をもらう機会ってそれほど多くないですからね。
私と夫は2017年2月14日の数日前に出会いました。(正確な日付けは覚えていませんw)
当時は夫に対して恋愛感情を抱いていたわけでもなく、ましてや結婚するとも思っていませんでした。
「週末に一緒に出かけられる友達ができた!嬉しい!」と思っていたんです。笑
去年の2月14日が夫と一緒に過ごす初めてのバレンタインでした。
当日の夜は夫がブラッスリー(レストランよりも気軽に食事ができる場所)を予約してくれていたので、夜にレスタースクエアの駅で待ち合わせて一緒にお店まで行きました。
入店して驚いたのが、店内は満席しかもカップルだらけ!
メニューも「バレンタイン特別コース」の一択のみ。(前菜、メイン料理、デザートのコースでそれぞれ3~4種類の選択肢の中から選べました。)
ヨーロッパは日本とは違い「カップル文化」が根付いています。
どこに行くにも二人一緒、友達と遊ぶときは恋人も誘うことが多いです。(私は誘うのも誘われるのもあまり好きではないですがw)
二人でディナーを楽しんだ後、お気に入りのパブへ行き、そこで彼にチョコレートをもらいました。
30粒くらい入ってたかな。これを独り占めできるのかと思うとめっちゃ幸せだった。笑
私と付き合うまで女性経験がなかった夫は、どこの店のチョコレートを買えばいいのかを必死にインターネットで検索して探したらしいです。笑
バレンタイン当日は30分早退してGODIVAにチョコレートを買いに行ったそう。
そんなことで早退できる会社の緩さに驚くけど、それよりなにより、当日会う直前までチョコレートを買っていなかった夫にツッコミをいれたくなりましたw
そして今年のバレンタイン。
待ちきれなくて、夫に「バレンタイン何かくれるの?」って聞いてしまいました。笑
バレンタインは何してくれるの〜って聞いたら(こういうの自分から聞いちゃうタイプw)、「木曜日に家に何かが届くから待ってて!」って。国際便で日時指定ってできんの?🤔期待したらガッカリするかもと思いつつ、期待してまう🤩💓
— ふーちゃん (@oliamemo_uk) 2019年2月12日
すると昨日、自宅に宅急便が届きました。(母が受け取ってくれた。)
デリバリーの箱に大きく「生花」と書かれていたので、花束だということはすぐにわかりました。笑
箱を開けて見るとそこにはバラの花束が!!!
感激しました。
今まで花束は何度かプレゼントしてもらったけど、バラは初めてだったので。(プロポーズのときもバラの花束をもらったけど、他の花とのミックスだったし。)
バラの花束ってロマンチックなイメージがあるじゃないですか。
ドラマみたいな。
女性なら誰もが一度は憧れると思います。
伝票を確認すると、東京にあるフラワーショップから発送されていました。
去年のバレンタインに私が「花束はないの?」と言ったことを覚えていてくれた彼が、インターネットで探してくれたらしいです。(私はそんなこと言ったなんて全く覚えていないw)
花束そのものはもちろん、イギリスに住む夫が私のために日本のフラワーショップを探してくれたことが本当に嬉しかったです。
私の願いがまた一つ叶いました。
ちなみにですが、バラを12本贈ることにはちゃんと意味があるらしく、欧米ではDozen Rosesと呼ばれているらしいです。(そのままw)
12本のバラには何か意味があるのかなと思って調べたら、「私の恋人(妻)になってください」って意味があって結婚式で使われることもあるらしい🤗それ知ってたの?って夫に聞いたら、『そんなの常識だよ!』って。ほんまかいなwww
— ふーちゃん (@oliamemo_uk) 2019年2月13日
こんな素敵なプレゼントをもらうと、来年もまた期待しちゃいますよね。
夫は「妻にプレゼントを贈ることは、自分が平穏な日常生活を送るための投資だ」って言ってましたwww
すでに夫婦とはなんぞやを知り尽くしたかのような言いぐさ。笑
来年のバレンタインデーは、ロンドンでまた夫と一緒にディナーに行けたらいいなと思っています。
リクエストしとかないと。笑