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イギリスでイタリア人と暮らす日本人のブログ。

【スウェーデン旅行】三日目:ノーベル賞晩餐会場、ストックホルム市庁舎を見学。

ストックホルム3日目、最終日です。

21時過ぎのフライトなので最終日もほぼ丸一日観光できます。

ヨーロッパ内のフライトの選択肢が多いのもロンドンに住んでいる利点の一つ。

 

まずは朝からストックホルム市庁舎へ。

ノーベル賞の記念晩餐会が開かれることで有名な場所です。

 

cityhall.stockholm

 

市庁舎は個人で見学することができず、必ず見学ツアー(英、西、またはスウェーデン語)に参加することになります。

ツアーの時間は決まっており、それぞれに人数制限もありますので早めの時間に行ってまずはチケットを買っておきましょう。

私たちは10時過ぎ行ったにも関わらず一番早くツアー参加できる時間が11時(10時45分やったかな、曖昧)でした。

 

ツアー参加料金は130SEK(約£11)でカード支払いでも大丈夫です。(というかスウェーデンで現金を使う機会がほぼない。)

時間指定のチケットを購入しますので、購入後はツアー時間まで外に出ることもできます。

 

ツアーはノーベル賞晩餐会場のBlue Hall(青の間)よりスタート。

思っていたよりかなり小さいホールで驚きました。

テレビで見る晩餐会は広大なスペースで開催されているように見えたので。

 

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このこじんまりしたスペースで1300人が晩餐会に参加するんだとか。

そのため参加者一人当たりのスペースは60cm(ロイヤルファミリーは70cm)と決められているらしいです。

そんなスペースで優雅に食事するのも大変そうですよね。

右利きの人と左利きの人が隣り合ったらぶつかりそう、などど変な心配もしてしまいました。笑

 

続いては市議会場。

ノーベル賞晩餐会があまりにも有名なので忘れがちですが、ここは市庁舎です。

 

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傍聴席もあり、議会が開催されていれば観光客でも傍聴できるみたい。

 

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天井のデザインがとても美しい。ヴァイキングの船の組み方を採用いるそう、さすがスウェーデン。

 

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議員の席。ここからマイクを使って発言します。

 

続きましてオーバルルーム。

貴重なタペストリーの数々が展示されています。

 

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そしてプリンスのギャラリー。

ユージン王子がストックホルムの街並みを壁に描いたことからそのような名前が付けられたんだそうです。

 

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柱の奥にあるのがユージン王子が描いたフラスコ画。

 

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少年と魚の絵、外に出ると同じような銅像があるので見てくださいねと言われ忘れないように写真を撮るw

 

最後に訪れたのは黄金の間。

ノーベル賞晩餐会のダンス会場となる場所です。

ド派手、そして北欧感が全くない、ここだけどうした?って感じの場所。笑

 

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自由の女神やエッフェル塔なども描かれている。

 

ストックホルム市庁舎といえば晩餐会場くらいしかイメージがありませんでしたが、その他にもあれこれ見どころがあり面白かったです。

 

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少年と魚!ここにいました!

 

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ストックホルムは冬の寒さがなければ住んでもいいなと思えた街。でも寒いの苦手やから結局無理w

 

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市庁舎見学のチケット入手が困難ということでたっぷり時間を取っていたのですが、意外と早い時間のチケットが手に入ったため時間を持て余すことに。

それならばとランチを適当に近くのカフェで済ませた後、王宮に行くことにしました。

 

夫は無料のシティツアーに参加したがっていましたが(ヨーロピアンってこういうツアー好きすぎん?笑)、私はせっかくならどこかに入ってあれこれ見たい派なので。

別行動を提案したけど夫がついてきたんです、私が強制したわけではありません。笑

 

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市庁舎と宮殿の間にあるリッダーホルム教会。

 

www.kungligaslotten.se

 

王宮のチケットは一枚160SEK(約£13.5)、ロンドンの観光地に比べればだいぶお手頃な気がします。

話が少し逸れますが以前ノルウェーに行ったとき物価の高さに恐れおののいて、スウェーデンも北欧だし物価が高いのだろうと怯えていたのですがそれほどでもありませんでした。

ロンドンと同じくらい、むしろストックホルムの方が若干物価が安い気がしました。

 

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閣議が行われる部屋。議会じゃなくて王宮で閣議をするのが不思議と思っていたら、王が議長なんだと。

 

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国家行事の際に使われる部屋。

 

王宮はストックホルム観光で優先して行くほどではないけど(もちろん個人的な意見)、行ったら行ったで結構面白かったです。

特に現在も現役で使われている部屋を実際に見学できるのがよいなと。

どんなシチュエーションなのかを想像するのが楽しくて好きです。

 

21時過ぎのフライト、空港が少し遠いということで(ライアンエアでビザチェックもあるし…)、少し早めのディナータイム。

王宮近くのStockholms Gästabudというレストランへ行きました。

 

 

17時前に行ったのに満席で一度断られたのですが、席が空くまで外で待つから声をかけてほしいと伝えて結局10分ほどで席につくことができました。

私たちの後にも続々とお客さんがやってきておりましたので、人気店なんだと思います。

 

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サーモンと芋、これすごく北欧って感じの料理な気がする。(西欧もかw)

 

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最後の最後までミートボールを食べる。スウェーデンと言えばもうこれしか思い浮かばない。

 

これにて3日間のストックホルム旅行は終了。

天気に恵まれてとてもよい旅になりました。(天気、重要。)

北欧にはそれほど興味のない私ですが、ストックホルムの雰囲気はとても気に入りました。

大都市なのにごちゃごちゃしすぎず、ツーリストフレンドリーなので旅行もしやすかったです。

 

あ、そうそう。

お土産にスーパーでコーヒー豆をいくつか買って帰ったのですがもれなく全部美味しかったです。

 

調べてみると、スウェーデンには家族や友人とコーヒーを楽しむfikaという時間があるらしいんですね。

だからコーヒー文化が発達しているんでしょうか。
理由は何であれ、スウェーデンのコーヒーがとても美味しかったのでぜひお土産に買って帰ってください。

 

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ストックホルムにはこういう路地もある。