【ロシア旅行】モスクワ:トレチャコフ美術館でロシア美術の傑作の数々を鑑賞。
ロシア旅行最終日。
といっても15時のフライトですので実質午前中しか自由時間がありません。
最後にどこに行こうかと考え、時間があったら行きたい場所リストに入っていたトレチャコフ美術館に行くことにしました。
口コミや旅ブログを見ると、チケット購入にかなり並ぶよう。
開館時間が10時、11時半には美術館を出て空港に向かう必要があるので開館と同時に入場するしかありません。
ということで、開館時間より前に美術館へ行き入場まで待つことに。
9時半ごろ到着するとすでに20人くらいが入口の前で待っていました。
このくらいなら10時15分くらいには入館できるかな?と思いつつ、ロシアのチケットさばきの効率の悪さを知っているので不安もあります。
あと、ロシア(サンクトペテルブルクとモスクワしか行ってないけど)って割り込みがめちゃくちゃ多い。
携帯見ながらシレッと列に割り込んでくる。イラッ。
「私たち並んでたんですけど?」と言っても、英語わからない云々言われて無視される。は??
これからロシアに行かれる方、ロシア語の挨拶の他に「私たちが先です」「割り込まないでください」という言葉も覚えて行かれた方がよいかなと思います。(割り込んでくるのがロシア人とは限らないが英語わからないと言われたらロシア語で言うしか。)
トレチャコフ氏の銅像。ロシア旅は天気に恵まれた。この日も快晴。
トレチャコフ美術館はトレチャコフ兄弟が自宅に開いたアートギャラリーが起源。
ロシアの芸術家の作品を中心に買い集め、今ではロシアを代表する近代アート美術館です。
この日も当たり前かのように割り込みされましたが(もはや驚かない)、早めに行った甲斐もあってか予想通り10時15分頃にはチケットを購入することができました。
チケットは一枚500RUB(約£4.8)。
アレクサンドル・アンドレイェヴィッチ・イワノフ「民衆の前に現れたキリスト」。イワノフはこの絵によって評価を得た。彼の他の作品のほとんどはサンクトペテルブルクにある。
クレムリンの絵。
イヴァン・シーシキン「松林の朝」。風景画を得意とし、ロシアの森林を多数描写している。
戦場をテーマにした絵を多く描いた、ヴェレシチャーギンの作品。
移動派(官立芸術アカデミーの古典的な規制に反対した画家たち)の代表、イリヤ・レーピンの作品も展示されている。
時間が限られておりかなり駆け足で鑑賞したので一つ一つの作品をじっくり見る余裕がなかったのが残念ですが、それでも最終日の限られた時間をトレチャコフ美術館に充てたのはよい選択だったなと思います。
ロシア美術をこれほどまでにコレクションしている美術館は、世界中を見ても少ないと思いますので。
20世紀のロシア美術を中心に展示しているトレチャコフ美術館新館もありますので、お時間のある方はそちらにも行かれてみるとよいかと思います。
これにてロシア4泊5日の旅は終了。
サンクトペテルブルク、モスクワでの観光はとっても楽しかったのですが、精神的にはちょっとしんどかったです。
割り込みだったり店員の態度だったりが、日本やイギリスに慣れている私のスタンダートとは違ったのでそこが疲れる原因になったかと。
まぁそれも含めて旅行なんですけどね。
余談ですが、ブリュッセル経由でロンドンに帰国したんですよね。
ブリュッセルの空港でムール貝を食べようと思っていたのにムール貝を提供しているレストランがなく、ピザとフレンチフライしか食べられなかったのが悲しかったです…。
チョコレートは買えたので収穫はあったかな。