【イラン旅行】イスファハーン:アルメニア人地区のヴァーンク教会。夕食はガイドさんの自宅でペルシャ料理。
午後の観光はヴァーンク教会からスタート。
イスファハーンの川を挟んで南側、アルメニア系住人が多く住むジョルファー地区にあるアルメニア人のための教会です。
そうそう、この教会に行く前にランチを食べたんですよね。
ラマダンの時期なので店内で食事できるような店がなく、ガイドさんがテイクアウェイのチキン屋に行って「店内で食べたいんやけど」と交渉するとなんとキッチンへ案内されて、チキンを揚げている横で食べることになりました。笑
衛生的にどうなん?ですが、私たち観光客はなす術もなく言われるがままですよ…。
思い出したら笑えてきますw
教会の前にはアルメニア人司教の銅像が立っている。有名な方なんだろうか?
イスファハーンがペルシャ帝国の首都になったアッバース1世の治世時に、オスマン帝国の迫害から逃れてきたアルメニア人によって建てられたのがこのヴァーンク教会です。
見た目はモスク。でも屋根の上に十字架があるのがおわかりだろうか?(見づらい写真ですみません。)
地味な外観にモスクのようなドームを造り、教会だとわかりにくくしたんだそうです。
アッバース1世は異教徒に寛容な政策を取ったことが知られているのですが、アルメニア人たちがあえてモスクのような教会を造った理由は?
オスマン帝国に追われた自分たちを受け入れてくれたペルシャの文化を尊重したということなのでしょうか?興味深いですね。
詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。
中に入るとギンギラギンの教会。マッチもビックリ…。(年代ばれるやつw)
壁一面に描かれた最後の審判。
天井のスペースも見逃さず一面ギンギラギン。
聖書のストーリーが描かれている。それにしても派手。外観との差よ…。
アルメニアの教会ってみんなこうなのか?一気にアルメニアに興味がわく。
敷地内に神学校もある。普通のアパートみたい。
この他、写真は撮っておりませんが付属の博物館もあります。
世界最小の聖書、髪の毛に書かれた聖書(どういうこと?)まであり、小さいながらも興味をそそられる展示がたくさんありました。
この日の夕食は一日案内してくれたガイドさんがご自宅に招いてくれました。
実はツアーを申し込むときに夫が「イランのローカルの人の生活に興味がある」とツアー会社に伝えていたらしく、それならばうちに来てご飯を食べるといいよとおっしゃってくれたのです。
彼女は一旦家に帰って夕食の準備をするということで一旦解散。
イマーム広場へ戻って約束の時間までブラブラ散歩。
何度見てもやっぱりかっこいい。
広場でピクニックをしている地元の人たちをたくさん見かけた。この場所が日常になるってどんな気分なんだろうか。
夕方は人が少ないので写真撮り放題。
約束の時間にガイドさんのご自宅へ。
イラン人のお宅訪問できるなんて思ってなかったからテンション上がった。
夫、グッジョブ。
ペルシャ料理の数々。この他にもいっぱい出てきた。
ガイドさんは自宅だからってことで(私の)夫がいてもヒジャブは着用していなかったんですが、ガイドさんのお母さんは家族じゃない男性の前だからということでヒジャブを着用していました。
この辺は宗教観とか個々の考え方の違いによるんでしょうか。
そういうことを観察するのは楽しかったし学びになったと思います。
おいしいご飯をいただきまして、イスファハーン滞在終了。