イギリスワーホリ中の収支を公開!
数日前に、「所持金20万円でイギリスにワーホリに行った話」というブログを書いたところ、予想を超えるアクセスをいただきました。
所持金20万円でイギリスワーホリに行った話。 - Spice of Life
イギリスワーホリに関する情報を知りたい方が多いということがわかったので、今後も少しずつ記事にしていきたいと思います。
所持金20万円でもイギリスに行けることはわかった、でも実際に暮らしていけるのかと疑問に思う方もいらっしゃると思います。
そこで今回の記事では、ワーホリ期間の私のお給料、そして生活費を公開します。
1.オーペアとして働いていたとき
何度もこのブログで話したと思いますが、私はロンドンでオーペアという仕事をしていました。
オーペアって何?っていう方はこちら:
ロンドンでのオーペアの仕事。 - Spice of Life
オーペアの仕事は朝と夕方、昼間の空き時間にSelfridgesというデパート内のテイクアウトショップでアルバイトをしていました。
週4日のシフトで平日は10:00~14:00、土曜日は9:00~17:00、たまに12:00~22:00というシフトも担当しました。
この他、単発でベビーシッターのアルバイトもしました。
回数は月によってバラバラで、1回のときもあれば4~5回仕事をいただくこともありました。(時間も昼、夜バラバラで頼まれた時間にお宅にうかがいます。)
最初はオーペア先のお母さんのお友達を何人か紹介してもらってお小遣い稼ぎ程度に始めたのですが、ありがたいことにそこから輪が広がって色々なご家族に紹介していただきました。
ロンドンにはたくさんの日本人家族(主に駐在員のご家庭)、ご両親のどちらかが日本人という家族が住んでいます。
日本人のベビーシッターを希望するご家庭はたくさんあるものの、日本人ベビーシッターの数はそれほど多くありません。
子供が好きな人、空き時間を有効に使いたい方にはおススメのアルバイトです。
時給も相場が£10~15と、他のアルバイトに比べると短時間でたくさん稼ぐことができます。
このころの収支をまとめてみました。(£1=150円で計算しています。)
収入
デパート+ベビーシッター:£900(135,000円)前後。
私は時間給のアルバイトだったので、働く時間によって収入は変わります。
しかし、イギリスの会社ではアルバイトでもしっかりとホリデーペイ(有給休暇)をもらえるので、ある程度の収入は保障されます。(試用期間中の3ヶ月はホリデーペイが出ないので、収入£300という月もありましたが。笑)
支出
・家賃、カウンシルタックス(住民税)、光熱費、インターネット代、食費:0円
オーペアをしていたため、労働と引き換えに上記のものがすべてが無料になります。(条件は勤務先の家庭によって異なります。)
・交通費:£126(18,900円)、実質£26(3,900円)
ロンドンでは基本的に会社からの交通費の支給はないので全て自腹です。涙
私はオーペアの仕事で子供たちの送迎をする際にバスを利用していたので、月々£100の支給を受けていました。
そのお金で一ヶ月定期券を購入し、それをアルバイトの通勤にも利用していたので自腹負担は少なくて済みました。
・携帯代:£20(3,000円)
私はプリペイドSIMを使って携帯電話を利用していました。
カナダにいた頃は携帯会社と契約したのですが、帰国前に解約するのがめっちゃくちゃ大変だったので割高でもプリペイドの方が気苦労がないと思ったからです。
まさかまたイギリスに戻ることになろうとは、当時は全く考えていなかったし。笑
携帯会社と契約すれば、携帯料金はもう少し抑えられると思います。
・日用品代:£30(4,500円)
部屋に専用のバス・トイレがあったので、シャンプーやトイレットペーパーなどの日用品は家族とは別で購入していました。
・交際費:£200(3万円)
この頃から彼と交際していたので、ほぼ毎週末どこかにでかけていました。
外食したり、ミュージカルを見に行ったり、日帰り旅行にいったり。
ホリデー期間中の旅行費用は含みません。
今考えてみても、月々の固定支出といわれるとこのくらいしか思いつきません。
旅行にいく月もあるし、洋服を購入する月もあるし、支出はバラバラなんですけどね。
そのようなお金は月々の貯金で補っていました。
ということで、オーペア時代の私の毎月の収支は+£624(936,000円)!
オーペアをしていることで家賃や食費(家で食べる分)の支出が少ないのがこれだけお金を貯められた要因ですね。(本当にありがたい!)
ま、この程度のお金は旅行するとすぐになくなっちゃうんですけどね。笑
2.オーペアを辞めて彼と同棲を始めてから
2018年7月から、オーペアの仕事を辞めて元々彼が住んでいたフラットに引っ越しました。
私としてはビザ期限いっぱいまでオーペアをやりたかったんですが、結婚を視野にいれていたので同棲して相性を見極めないといけないと彼に説得され、泣く泣く子供たちに別れを告げました。涙
引っ越すときにご家族がくれたメッセージカードとハローキティ。
その時点で私のビザ期限が残り3ヶ月半だったこともあり、新しい仕事を見つけるのは難しいと判断。
アルバイトしていたデパートでシフトを増やしてもらうことにしました。
単発のベビーシッターの仕事も続けましたが、元々ベビーシッターとして働いていた地域(以前住んでいた家の周り)から遠くなってしまったこともあり、回数は減りました。
元オーペア先も含め、月に1~2回依頼が入りました。
収入
デパート+ベビーシッター:£1200~1500(180,000円~225,000円)
収入あんまり変わってない。泣
昼間4時間だったシフトを9:00~17:00のシフトにしてもらい、同僚の都合が悪くて出勤できないときはそのシフトをもらうこともありました。
週4~5日勤務と、そのときの状況によって勤務日数がかわるので月給もまちまちです。
普段の月収は£1300前後、ボーナスをもらえる月は£1500というところでしょうか。
支出
・家賃、カウンシルタックス(住民税)、光熱費、インターネット代:約£230(約34,500円)
私たちはZone1にある、3ベッドルームフラットのうちの1ベッドルームにカップルで暮らしていました。(バス、キッチンは他の2人とシェア。)
家賃は月々£825(高い!)だったのですが、彼は私が貧乏だということを知っていたので「僕が£650払うからふーちゃんは残りを払ってくれたらいいよ。もともとオーペアしていたのに同棲しようと誘ったのは僕だし、僕には交通費の支出がないからね。(同棲していたフラットは彼の働いている会社から徒歩圏内)」と神のようなことを言ってくれたのです。
その言葉に甘えて、私の月々の家賃支払いは£175でした。
・交通費:£126(18,900円)
交通費の支給がなくなったので、痛い支出でした。涙
・食費、日用品代:£150~200(22,500円~30,000円)
外食に使うお金を除いた金額です。
私たちカップルは基本的には自炊、週1~2回外食していました。
・携帯代:£20(3,000円)
・交際費:£200(30,000円)
同棲を始めても変わらず週1ペースで外食をしていたし(私が外食大好きなので!)、休みの日には映画やミュージカル鑑賞をすることが多かったので、交際費はオーペアしていた頃とそれほど変わらず。
彼と同棲を始めてからの私の収支は+£424~£774(63,600円~116,100円)!
結構残っている方ではないかと思います。(彼のおかげ)
といっても、月々10万円を貯金にまわせる月はボーナスが出る月くらいです。
普段は£450くらいだと考えてもらった方がいいかもしれません。
オーペア時代よりは減りましたね。
このように数字だけ見ると結構お金が貯まっているように見えますが、私たちカップルは2~3ヶ月に一回のペースで泊りがけの旅行、半年に一度は1週間以上のロングホリデーに出かけるので、残っているお金はほとんどありません。
ほんと、お金どこ行ったんだろう…。笑
私はオーペアをしていたこと、彼が多めに家賃負担をしてくれたことが収支がプラスになった大きな要因ではありますが、所持金20万円でワーホリに来ても、滞在中に旅行を楽しめるくらいのお金は十分稼げると思います。
オフィスで正社員として働いたり、アルバイトを掛け持ちしたりすれば、これ以上のお金を稼げると思いますしね。
ロンドンには仕事の機会はたくさんあるので、それほど心配しなくても大丈夫です!
もちろん、経験はあればあるほどいいので、時間の限り日本で色々な経験を積むことをオススメします。