【スペイン旅行】グラナダ:バロック様式の教会が見どころのラカルトゥハ修道院、夜はフラメンコ鑑賞。
コルドバでの短い滞在を経てグラナダへ。
コルドバからグラナダへは電車で1時間半ほど。
グラナダではこちらのホテルに2泊滞在しました。
グラナダ大聖堂から徒歩5分くらいの場所にあるホテルです。
部屋は広くて内装もかわいいし、何より受付のお兄さんがめちゃくちゃ親切でよい時間を過ごすことができました。
値段もダブルルーム2泊で€78とお手頃です。
グラナダの観光スポットといえばなんといってもアルハンブラ宮殿ですが、それ以外にも見どころはたくさんあります。
アルハンブラ宮殿に関してはこちら。
私たちはグラナダ滞在2日目にアルハンブラ宮殿に行くつもりでチケットを購入しておりましたので、1日目は他の場所を見て回ることができました。
まずはバスに乗ってラカルトゥハ修道院へ。
チケットは確か€4で(€4.5やったかな?)、入場料にオーディオガイドも含まれます。
「どこから来たん?」って聞かれて日本って答えたら(この質問、イギリスっていうべきか日本っていうべきかいつも困る)、オーディオガイドを勝手に日本語設定にしてくれました。笑
見学ルートがあるので、看板またはオーディオガイドに従って進んでいきます。
修道士たちの食堂だった場所。とても質素な作りです。
十字架がだまし絵。これは結構珍しいのではないかと思う。
なんと祭壇までだまし絵。修道士たちはとても質素な生活をしていたんだとか。
修道士たちの生活スペースがとても簡素で、なんなら修道院というよりただの部屋というかんじなのですが、教会に入った瞬間にそのド派手な装飾に驚きます。
関西人もビックリな派手さ。笑
ゴテゴテのバロック様式、目がチカチカする気すらする装飾の数々。
いやぁ、なんともすごい修道院でした。
グラナダの中心地から少し離れているということもあってか数組しか観光客がいなくてゆっくり見学できましたし、何よりあんなド派手な教会があるとは予想もしていなかったので、思いがけずよいスポットに出会えたなと満足のいく場所でした。
グラナダ観光で時間に余裕のある方にはぜひ訪れていただきたいスポットです。
グラナダ中心地に戻って昼食をとりまして、その後グラナダ大聖堂横のロイヤルチャペル(王室礼拝堂)へ。
カトリック両王と呼ばれるアラゴン王フェルナンド2世とカスティーリャ女王イサベル1世が眠る場所です。
入場料は€5、オーディオガイドもついてきます。(日本語はなかったと思います。)
内部は全て撮影禁止ですので外観の写真しかありません。
日本人なら誰もが学校で習う「レコンキスタ」という言葉とカトリック両王。
二人が歴史上でどれだけ重要な役割を担ったかを考えながら棺を目の前にすると、自分はすごい場所に来てしまったんだなと、じわじわと感動に包まれていきます。
夜の予定までまだ時間があったので、アルバイシンの丘を登り、アルハンブラ宮殿を一望できるサンニコラス展望台という展望スポットへ。
アルハンブラ宮殿がよく見える。翌日はあそこに行くんだなと思うと胸アツ。
これ、お気に入りの写真。夫カメラマンが久々のグッジョブw
傾斜が多いので体力のない私には少しキツかったです…。
その日の夜はフラメンコを観にいきました。
私の誕生日だったので、夫が内緒でフラメンコを予約しておいてくれたのです。
夫が予約してくれたこちらのフラメンコショーはディナー付き。
18:30から食事ができ(3コースが値段に含まれます、飲み物は別料金)、20:00からフラメンコショーが始まります。
食事をとってからショーの場所に移動するというシステム。
食事はガーデン席で。といっても暖房器具もあり暖かい。
食事を終えた人からショー会場へ移動。席は事前に決められていて早いもの勝ちというわけではなさそう。 移動後もドリンクの注文ができます。
ミュージカルやショーが好きな私のためにフラメンコを予約しておいてくれた夫、100点満点。
生歌、生演奏、生フラメンコ、どれも素晴らしかったのですが特に男性ダンサーが躍るフラメンコが力強く迫力もあり圧巻でした。
これにてアンダルシア旅行の大半は終了、残すは帰国前のマラガのみ!