顔面蒼白のBRP紛失事件!BRP紛失時にやるべきこと。
イギリス在住の方、またはイギリスに住んだ経験がある方なら、BRPがどれほど大事なものかご存知かと思います。
BRP(Biometric Residence Permit)とは、日本でいう在留カードのようなもので、イギリスに合法的に滞在していることを証明する、とってもとってもとっても(大事なので三回言います!)大切なカードです。
ワーホリの際に使用していたBRP。指紋情報が登録されていて、イギリス入国の際は毎回指紋を照合されます。
私は2017年10月にギリシャに旅行に行った際に、そのとっても大切なBRPを財布ごと、見事にスられました。
長くなるので詳細は割愛しますが、クレタ島→サントリー二島→ミコノス島とアイランドホッピングをした後にたどり着いた最終目的地、アテネで街歩きをしている最中にやられました。
気付いたらショルダーバッグのジッパーが開いていて、「あれ?さっき閉めたはず…」という嫌な予感とともにバッグの中を確認すると、案の定財布がなくなっていました。
私自身も、一緒にいた夫も全く気付かず。
まさにプロの犯行!悔しさや悲しさを通り越して、感心しましたね。笑
財布自体は数百円の安物、現金も50ユーロほどしか入っていなかったので諦めがつきましたが、なんと運悪くBRPを財布の中に入れていたのです。
外国人にとってパスポートの次に大切なBRP、しかも盗難に遭った翌日にはロンドンに戻る予定でしたので、文字通り顔面蒼白になりました。
BRPを紛失するなんてマヌケな経験はしないに限りますが、今後どなたかが紛失してしまったときのために、BRP紛失時の手続きを書いておこうと思います。
BRPを紛失してしまって意気消沈中の方、同じようなおバカがここにいます。
安心はしてほしくないですが、少しでも気休めになれば幸いです。笑
1. BRPを紛失したことをGOV.UKのウェブサイトで報告
まず、BRPを紛失したことをイギリス政府のウェブサイト、GOV.UKより報告しなければなりません。
こちらのサイトから報告します。
「イギリス国内で紛失した場合」、「イギリス国外で紛失した場合」によって分けられていますので、紛失状況に応じて報告してください。
紛失した日、場所、BRP番号などを入力します。
注意しなければいけないのは、一度紛失の報告をしてしまうと該当のBRPが無効化され、二度と使用できないということです。
盗難にあった場合、見つかる可能性は極めて低いと思いますが、部屋のどこかで紛失してしまった場合などはくまなく探して、どうしても見つからない場合に報告してください。
BRPの紛失を届け出るとHome Officeからこのようなメールが届き、今後どのような手続きが必要なのかを教えてくれます。
2.警察に行って紛失・盗難証明書を発行してもらう
新しいBRPを申請する際に必要になります。
私の場合、アテネの繁華街で盗難に遭いましたので、まずは最寄りの警察署へ行きました。
すると、観光客専門の警察署(Tourist Police)があるから、そこへ行って盗難届を提出しろとのこと。
地元警察では観光客の居心地がよくないだろうから、専門の警察署があるんだそう。
余談ですが、私はこのアテネの警察で生まれて初めて「牢屋に入った囚人」を目にしましたww
カウンターのすぐ横にドラマに出てくるような牢屋があって、その奥から歯がスッカスカに抜けたおっちゃんに『お姉ちゃんどこから来たの~』って絡まれてめちゃくちゃ怖かったですw
居心地がよくないというのも納得。
その後、夫に付き添ってもらって教えてもらった観光警察へ。
そこには同じようにスリにあった観光客がわんさかいましたw
居心地どうこうより、単純にスリに遭う観光客が多いから専門の警察署があるんじゃ…。笑
警察署のおじさんも慣れたもんです。
『はい、この紙に盗られた日時と場所、盗難物の内容書いてね~』って。
そんなこんなで、一時間ほどで盗難証明書をゲットし、そのままホテルへ戻りました。
アテネの観光警察で提出した盗難届。コピーを取った後は原本を返却してくれるので、大切に保管しましょう。 新しいBRPの申請に必要です。
(こんな軽いノリで書いていますが、当時は本当に落ち込んだし、異国の地で最悪な目にあって子供のように泣きましたw)
3.Replacement BRP visaを申請する
海外でBRPを紛失したときに面倒なのがこれです。
ワーホリ中にイギリス国外に出るときは必ずBRPを持参して、帰国時にイミグレーションでBRPを提示しなければなりません。
しかし、私はBRPを紛失してしまったので、提示できない。
新しいBRPはイギリス国内でしか申請できません。
海外で紛失した場合はreplacement BRP visaなる、仮のBRP(一回のみ有効)を国外から申請しなければなりません。
そのお値段£154(約23000円)。驚愕。
発行にかかる日数は最大15営業日、でもお金を払えば早く審査できるよ!って書いてああります。
いや、この国は本当に外国人ビジネスが上手いね。
私がスリに遭ったのは帰国予定日の前日。
今から申請しても絶対間に合わねーーーって状況だったわけです。
そこでやけになった私は、どうせ間に合わないならとにかくイギリスに戻ってイミグレーションで事情を説明しようと。
そこで入国できないと言われたら、その場で日本行きのチケットを買って日本で2週間のんびり過ごそうと、そういう結論に至ったわけです。笑
最初に言っておきますが、この方法はおススメできるものではありません。
正規の手続きを踏んでいないわけですからね…。
絶対に!とは言いませんが、真似しないでください。
真似するときはリスクを考えた上、自己責任で真似してください。
まず問題はアテネからロンドンまでの飛行機に乗れるのか。
そのときに私たちが予約していたフライトは、運悪くライアンエアー。
(ライアンエアーが悪いわけじゃない、財布をスられた私が悪いんだけどもw)
ライアンエアーにはビザチェックなる制度があります。
EU/EEA加盟諸国以外のパスポートで搭乗する場合、目的地のビザを持っているか(ビザ免除の場合はビザ免除で入国できるパスポートを持っているか)をチェックされます。
日本人がイギリス以外の国からライアンエアーでイギリスに戻る場合、パスポートと同時にイギリスに住んでいることを証明するBRPの提示を求められることが多いのです。(毎回ではない、10回旅行したら7回は提示を求められるくらいの確率。)
もし搭乗前にBRPの提示を求められたら、私は飛行機に乗ることすらできません。
どんな博打や。。。
結果を先に言うと、この時はBRP提示を求められることなく、パスポートの提示だけで搭乗できたんですね。
あとから聞いた話、同じライアンエアーでも空港によって対応が異なるそうなんですが、まあ信用できませんよねw
ただただ、自分の運のよさに感謝しました。
無事にイギリスまでは辿り着いた。
残る関門はあと一つ…恐怖の入国審査。
パスポートとアテネの警察でもらった盗難証明書、紛失したBRPのコピー(運よくスキャンデータを持っていたので警察署で印刷してもらった)を手に握りしめて、自分の順番を待つ。
夫はEUレーンで先に入国を済ましていたため、独りぼっち。
どうか、どうか、どうか優しいオフィサーのカウンターに当たりますように…と願いながら待つしかできない。
順番がきて呼ばれたカウンターへ。
「あの…ホリデーでギリシャに行っていたんですがアテネでBRPを入れていた財布を盗られてしまって…。これが警察署でもらった盗難証明書と、あとは失くしたBRPのコピーもあります。」とオフィサーに説明。
するとオフィサーは深くため息をついて、『君もなの??』とため息。
なんと、私の前に同じオフィサーのカウンターで入国審査を受けていたおじさん、旅行なのにBRPを自宅に置いてきてしまって手元にないらしいwww
どんな偶然www
別のオフィサーがやってきて、パスポートと提出した書類を手に奥へ消えていく。
『そこに座って待ってて』と指示された場所に座って待つ。
待っている間にBRP持ってき忘れおじさんと世間話。
『君もBRP忘れたの?』
「いや、私はギリシャでスられて…」
『それは災難だったね』
「入国できるのか不安です」
『大丈夫だよ!BRPなんかなくたってイミグレーションのデータベースには僕たちの情報が全て入ってるんだからさ!』
仲間がいて心強かったです。笑
あのときのおじさんありがとう。
15分くらい待ったかな、おじさんが呼ばれて、その次は私。
オフィサーに『こんなこと今回だけだよ、家に帰ったらすぐに新しいBRP申請してね。』って言われて、入国させてもらえましたーーー。涙
あのときのオフィサー、ありがとう。
意地悪な人に当たらなくてよかった。涙
もう一度言いますが、この方法にはリスクがあります。
私は合法的にイギリスに滞在できる権利を持っていたし、仲間のおじさん(笑)が言う通りデータベースにはその情報が入っているんだと思います。
でも、イギリス入国時にはBRPを提示しなければならないというのが、イギリス政府が定めているルールです。
そのルールを守らない場合は、たとえ入国拒否されたとしても文句は言えません。
どうか海外ではBRPの扱いに気を付けて、決して、決して、決して、紛失しないように最大の注意を払ってください。
4.新しいBRPを申請する
無事に入国できましたので、新しいBRPを申請しなければなりません。
BRPは紛失した日より三ヶ月以内に新しいものを申請する必要があります。
期限内に申請しない場合は£1000の罰金(15万円弱)、そして強制退去の対象になります。こわ…。
記事が長くなりましたので、新しいBRPの申請方法に関しては次回の記事に持ち越したいと思います。
イギリス移住への道③!EEA Family Permitを取得しました。
無事にEEA Family Permit取得できましたぁぁぁ!!!(拍手〜)
条件的に、多分大丈夫なんだろうとは思っていましたが、それでも実際にエントリークリアランスの貼られたパスポートを手にするまでは不安でした。
EEA Family Permit取得できました😭💓オフィサー様、ありがとう😭😭😭
— ふーちゃん (@oliamemo_uk) 2019年3月25日
3月1日 大阪ビザセンターで申請
3月14日 あなたの申請は審査待ちの状態ですよという旨のメールが、the UK Decision Making Center(名前がそのまますぎるw)から届く。
3月22日 パスポート受け取りの準備ができましたとビザセンターからメールを受け取る。
3月25日 ビザセンターにて受け取り。
申請時にビザセンターの方が仰っていた通り、約3週間でした。
EEA Family Permitの申請に必要な書類と、申請日当日の様子はこちらの記事です。
私は1580円の郵送料をケチったため、ビザセンターに直接受け取りに行かなければなりませんでしたw
パスポートの受け取りは平日の13~14時のみ。短いww(優先サービスを購入するとこれ以降の時間でも受け取りできるようです。)
13時15分頃に大阪ビザセンターに到着したのですが、すでに10人ほどの方がいらっしゃいました。
ビザを申請に来ている方と、パスポートを受けときに来ている方が混在しているのが理由ではないかと思います。
前回(EEA Family Permitの申請)、前々回(YMSの申請)は午前中に行ったからなのか、待ち時間はほとんどありませんでしたので、ビザセンターに行くときは午前中の予約がおススメです!
警備員のお兄さんに渡された番号表を手に10分ほど待つと、職員の方が番号表を集めに来てレシートと身分証を確認されました。
そこからさらに10分ほど待つ。
番号を呼ばれてカウンターへ。
封筒に書いてある自分の名前と申請番号を確認し、パスポートを返却してもらいます。
このような封筒に入れられてパスポートが返却されます。
『申請が許可されている場合はパスポートにエントリークリアランスが貼られていて、6ヶ月以上の滞在の場合はBRPカードの受け取りに関するレターが入っていますので、ビザセンター内で開封して確認してくださいね。』と言われました。
あれ?BRPはイギリスに入国してから申請するんじゃなかった?と不思議に思ったので、「BRPのレターも入っているんですか?」と聞くと、『入っています』という答えが。
封筒を触ってみるも、どう考えても中に紙が入っている気配がないwww
これはもしやの却下か?とひやひやしながら開封、パスポートの中を覗くと…ありましたぁぁぁぁぁぁぁ!!!
EEA Family Permit(エントリークリアランス)がペタッと、パスポートの査証のページに貼り付けられていました!!!
エントリークリアランス。発行日から6ヶ月有効で、イギリスの出入国自由です。配偶者(パートナー)の名前も記載されています。
EEA Family Permitはゲット!
でも、BRPの受け取りレターなんて入っていない…。
GOV.UKのウェブサイトでは、EEA Family Permitを取得した者は入国後にBRPを申請するといったようなことが書いてあったので、 私の場合はないんだろうなと思ってはいたものの、『レターも入っています!』と断言されたので不安に。
近くにいた職員さんに事情を説明し、BRPレターが入っていなくても問題ないのかを聞くと、親切に確認してくださいました。(ビザセンターの対応、本当に変わったよね!良い方向に!)
BRPレターが必要な条件を細かく説明してくれたのですが、端的に述べるとEEA Family Permitの場合はBRPレターは入っていません!
レターがないからといって、心配する必要はありません。
ここ数ヵ月、EEA Family Permit申請の準備に時間を費やしてきたので、無事に許可されてホッと一息、肩の荷がおりました。
申請に際して、私たち夫婦が不安に思っていた点がいくつかありますので、同じような状況の方々のためにシェアしておきます。
・銀行の残高証明書
まとまった額の定期預金が地方銀行の口座に入っていたため、そこで英文残高証明書を発行しました。(「英文の証明書なんて発行したことありません」と言われるレベルの小さな銀行w)
メガバンクではなかったので若干の不安はありましたが、問題ありませんでした。
・私の雇用状態
イギリスでのワーホリを終えて日本に帰国して以来、在宅でできる仕事をしています。
婚姻手続きやビザ申請手続きでは役所関係に足を運ぶ必要が多く、平日の昼間はなるべく身軽でいたかったからです。
オンライン申請書にはunemployedと記入、実際に安定した収入も雇用先もない状態ですのでそれが理由で却下される可能性もゼロではありませんでした。
そんな状況をカバーするために、提出したのが以下の書類です。
・夫に書いてもらったカバーレター:渡英したら私に働く意思があるという内容を含めてもらう。
・銀行残高証明書(日本の銀行+イギリスの銀行):万が一仕事が見つからなくても、半年くらいは暮らせる程度の預貯金があることを証明する。
・前職(イギリスでのワーホリ時代)の給料明細を提出:数ヵ月前までは雇用されていた事実を証明する。
EEA Family Permitを使って渡英される場合、ビザ申請の時点ですでに退職されている方もいらっしゃるかと思います。
その場合は、自分の経済状況を示すために残高証明書を提出するのが一番よい手段かなと。(GOV.UKのウェブサイトを見る限り、求められているのはスポンサーの銀行明細だけで申請者側の書類は必須ではありません。)
私たちの場合、夫に安定した収入があるというのが大きな助けになったと思います。
・入籍日
オンライン申請には、二人が最後に会った日、そして結婚した日を入力する項目があります。
私たちが最後に会ったのは1月7日(クリスマスにイタリアを訪れたとき)、法的に結婚したのが1月30日。
私が日本に帰国し、一人で婚姻手続きを済ませたためこのようになりました。
最後に会った後に結婚してるってどういうこと?!と、オフィサーに偽装結婚を疑われないか心配でした。
欧米では、夫婦が二人そろって、証人の前でサインして婚姻関係が成立することが多いですからね。
これまでに交換したカードや二人で一緒に撮った写真など、二人の結婚がビザ目的ではないことを証明する書類をできるだけたくさん集めました。
その書類を認めてもらえたのか、そもそも最後に会った日と結婚した日の順序などそれほど重要ではないのかはわかりませんが、無事に許可をいただけました。
EEA Family Permitは他のビザや滞在許可証に比べると、比較的許可がおりやすいと思います。(特に日本人の場合。)
必要書類を全て揃えることができたら、の話ですが。
私たちは、もうこれ以上は自分たちに関する書類は用意できない!と思うところまで書類をそろえました。
書類が審査に必要かどうかを決めるのはオフィサーです。
書いてないけど必要かな?どうだろうな?と思ったら、とりあえず提出しておくのも一つの手です。笑
そして、一番重要なことは嘘をつかないこと。
申請書のすべての項目に正直に答えましょう。
嘘をついて後々それがばれると大変です。
自分たちに都合が悪いかなということに関しても、正直に答えた方がいいと私は思います。
これでやっと、夫の家族としてイギリスに行く権利を得ることができました!
渡英してからも大変なことがたくさんあると思いますが、RPGの要領で前向きに楽しくこなしていきたいです。
日本での国際結婚の手続き。~意外と簡単です、焦らなくて大丈夫!~
ご結婚が決まった方、おめでとうございます。
中にはお相手が外国人という方もいらっしゃるかと思います。
国際結婚を決めたけど、何をしたらいいのかわからない!という方って結構いらっしゃるのではないでしょうか?
私も夫と結婚することを決めたとき、「結婚するといってもどんな手続きをしたらいいんだろう?」と、何から手を付けていいのかわからなかったうちの一人です。
初めて結婚するんだし、ましてや相手は外国人。
わからなくて当たり前ですよね。
これまでブログに国際結婚の手続きに関する記事をいくつかアップロードしましたが、手続きの手順を一目見てわかるようにこちらの記事にまとめたいと思います。
前提条件として、私たち夫婦の置かれている(いた)状況を記しておきます。
・イタリア国籍の夫と日本国籍の妻。
・入籍は日本で行い、その後イタリアへ通達。
・日本での婚姻手続きは全て妻である私が一人で行う。(夫はイギリスでの仕事があるため。)
以下は追加情報。
婚姻手続きには直接関係ないですが、参考程度にどうぞ。
・夫はイギリスで住民登録しています。(日本でいう海外在住届のようなものを、在英イタリア大使館に提出しています。)
・妻である私は2016年11月~2018年10月ロンドン在住。(YMS2016、他国のワーキングホリデーのようなビザ)
私たちが実際に経た手続きを以下に書き記しますが、必要書類や手続きは婚姻届を提出する自治体、または配偶者となる方の国籍によって異なりますので、その都度該当機関にお問合せください。
1.市役所に必要書類を確認。
まずは、日本のどこで婚姻届を提出するか決める必要があります。
大抵の場合は日本国籍の方の本籍地や現住地だと思いますが、二人の思い出の地などで婚姻届を提出したい方もいらっしゃるかもしれません。
婚姻届を提出したい市役所や区役所に電話して、お相手の方の国籍を告げて入籍に必要な書類を確認してください。
担当部署は市民課や戸籍課など役所によって名称は異なりますが、戸籍を扱う部署に連絡すれば間違いないかと思います。
わからない方は代表電話にかけて、担当者の方に繋いでもらうといいですね。
2.イタリア領事館で夫の婚姻要件具備証明書を取得
一般に独身証明書と呼ばれるものです。
日本で入籍する場合、どちらの国籍の方でもこの書類は必要になると思います。
あらかじめイタリア領事館に連絡し、必要書類を確認しました。
日本語も通じますが、同じ内容でも夫にイタリア語で問い合わせてもらった方が早く返信をもらえたことが何度かありましたので、イタリア領事館で手続きをお考えの方は本人に連絡をとってもらう方がいいかもしれません。
在日本イタリア大使館・領事館では代理人(配偶者)が婚姻要件具備証明書を取得することも可能ですが(委任状が必要)、本人が直接大使館で手続きをしなければいけない国も多いようですので、事前にお問合せください。
在日イタリア大使館・領事館で取得した婚姻要件具備証明書には日本語訳が付属していますので、翻訳を依頼する必要はありません。
発行から3ヶ月以内のものを市役所に提出しなければならないため、早く取得しすぎないよう注意が必要です。
私たちは何でもない普通の日に入籍しましたが、希望の入籍日がある方はそこから逆算して書類を準備しなければなりません。
3.夫の出生届を翻訳
私たちの場合、出生届の提出は必要なかったのですが、夫本人の氏名と義両親の氏名の日本語表記を確認する必要があると言われ(婚姻届はカタカナでの記入になるため)、他に該当の書類がなかったので出生届を翻訳。
イタリア語表記を夫に英訳してもらい、それを私が日本語に訳しました。
翻訳が原本と相違ないことを示す一文を加え、私の直筆署名を加え捺印しました。
4.婚姻届を提出
必要書類さえ揃っていれば問題ありません。
婚姻届が受理されると、婚姻届受理証明書なるものが必要かどうか聞かれます。
文字通り、婚姻届が受理されましたよ~という証明。
日本には戸籍制度があるので、戸籍謄本を取り寄せれば誰と誰が結婚していて、誰と誰が家族で…ということは一目瞭然です。
でも、海外では戸籍制度がない国もたくさんあるので、俗にいう「結婚証明書」にあたるのがこの婚姻届受理証明書ではないかと思うのです。
これから海外へ移住される予定の方、また何らかの理由で婚姻関係にあることを海外で証明しなければならない方、必ずこの婚姻届受理証明書をもらってください。
戸籍でも婚姻関係は証明できますが、婚姻届受理証明書との合わせ技の方が海外の方にはわかりやすくてよいと思います!
また、イタリア人と結婚する方は大使館・領事館に新しくできた戸籍謄本とともに婚姻届け受理証明書を提出する必要がありますので、取得必須です!
手数料は一通250円だか300円だか、そのくらいです。(すでに忘れたw)
私は領事館へ提出する用とビザ申請用で、二通取得しました。
※追記
国際結婚の場合、婚姻届を提出した時点では夫婦別姓です。
配偶者の方の姓(外国姓)に変更したい場合は、別途申請が必要です。
私たちは別姓を選びましたので手続きのことについてはお答えしかねますので、役所の方に聞いてみてください!
5.アポスティーユ申請
婚姻届を提出後、通常3~4日で新しい戸籍ができます。
配偶者が外国人の場合、日本人が戸籍筆頭者になり外国人配偶者は国籍と名前が備考欄に記されます。
日本に戸籍ないんだもんね…なんだか寂しいですが仕方ありません。
これで日本での婚姻関係は成立したわけですから、次は私たちが結婚したということをイタリアへ知らせなければなりません。
婚姻届受理証明書と戸籍謄本にアポスティーユを付けるところまで自分たちで済ませれば、残りの手続きはイタリア領事館が行ってくれます。
6.イタリア領事館へ必要書類を提出
必要書類や手続きの方法は、イタリア領事館(東日本で婚姻届を提出する方は大使館)へ問い合わせれば丁寧に教えてくださいます。
婚姻届受理証明書と戸籍謄本をコピーし、名前や住所にフリガナをふる必要がありますので、アポスティーユを申請する前にコピーを取ることをお忘れなく!
日本での手続きは以上です。
海外移住する方、お相手を日本に呼び寄せる方はまた別の長い道のりが待っていますが(涙)、日本での手続き自体は至ってシンプルです。
こんなに簡単に結婚できていいの?ってビックリです、書類提出しただけですもん。笑
私のように配偶者が日本国外在住の場合は少々面倒ですが、それでも必要書類さえきちんと集めれば失敗することはまずないと思います。
私は日本での入籍は済ませましたが、まだまだやらねばならないことが山盛りです。。
ですが、誰もが経験できることではないですからね!
経験値UPのためだと思って、お互い頑張りましょう!!
風疹の抗体検査を受けてきました!
昨日、保健所で風疹抗体検査を受けてきました!
きっかけは婦人科で風疹の抗体があるか調べましょう!というようなポスターを見かけたから。
イギリスでのワーホリを終えて、日本に一時帰国している私。
Car shoppingやHouse shoppingならぬ、Hospital shoppingをしています。笑
イギリスにはNHSという医療制度があり、基本的に医療費は無料ですが診察してほしいときに診察してもらえないのが問題。
朝早くに電話をかけて予約をとらなくてはいけなかったり、検査したくても一ヶ月待ちだったり、日本ほど簡単・気軽に医療機関にアクセスできないのです。
その点、日本は初めての病院でもウォークインで診察してもらえたり(イギリスはかかりつけ医制です)、一週間後の検査予約もそんなり取れるし、医療費も安くて、最高だと思います。
そんなHospital shoppingの一環で子宮頸がん検診を受けたるため婦人科に行ったときに見かけたのが風疹に関するポスター。
恥ずかしながら風疹に関することは全く知りませんでしたが、
・妊娠中に風疹に感染すると胎児に深刻な影響がでる場合がある
・妊娠中にはワクチン接種を受けられないので、前もってワクチンを接種する必要がある
ということを知りました。
今すぐに子供を持つことは考えていないけれど、将来的には子どもを持ちたいと思っている私たち夫婦。
家に帰って早速自治体のウェブサイトで詳細を調べました。
それによると、まずは採血検査によって風疹の抗体があるか確認し、抗体値が低い場合にはワクチン接種を受けるのが望ましいとのこと。
抗体検査は妊娠を望む女性と、その配偶者またはパートナーなら無料で受けられるようでした。(自治体によって異なる可能性があるので、お住まいの自治体に確認をお願いします。)
ウェブサイトに風疹のワクチン接種を行っている病院・クリニックのリストが掲載されていたので、その中から自宅近くの病院に電話をして抗体検査を受けられるか聞きました。
病院A:抗体検査自体を実施していない
病院B:抗体検査をすることは可能だが、自費なので8000~9000円かかる
との回答でした。
ワクチン接種対象クリニックなのに抗体検査はやってないのね…。(この辺、本当に無知です。汗)
病院Bに電話した時に「保健所に聞いた方がいいと思いますよ」と冷たく言い放たれたので(めっちゃ面倒くさそうに対応されたw)、保健所の電話番号を調べて電話。
風疹の抗体検査のことで聞きたいことがあるというと、すぐに担当の方につないでくれました。
そこで保健所が無料の抗体検査を行っていること、検査日程を教えてもらって直近の日程で予約を取ってもらいました。
電話をした日から約10日後の検査を予約できました。
時間は日程によって昼間のときと夜間のときがあるそうです。
夜間検査は18:00、18:30、19:00という時間でしたので、仕事帰りにも検査に立ち寄ることができると思います。
自治体によってはネット予約できるところもあるようなので、まずはウェブサイトをチェックしてみてください。
当日は指示された保健所へ。
19:00の予約でしたが30分ほど前に到着してしまいました。
待つ覚悟で会場へ行くと、そのまま受け付けてもらえました。
受付では問診表を記入し、自分が無料検査の対象者であることを確認し署名します。
現住所確認のため身分証(私の場合は免許証)を提示しましたが、保険証は必要ありませんでした。
その後、職員の方に連れられて小部屋へ行き問診を受けます。
風疹の予防接種を受けたことがあるか、風疹にかかったことがあるかを確認され、検査結果がでた後に何をすればよいかを教えてくれます。
職員は女性の方で、とても柔らかい物腰で話してくれたので安心できました。
その後、採血ルームへ。
定年退職後であろうおばちゃんが二人いて、てきぱきと採血を済ませてくれました。
久々に採血をうけたので、めちゃくちゃ痛く感じたw
採血の度に思うけど、あんなに血を取る必要ってあるの?
抗体検査自体はそれで終了、受付をしてから15分ほどだったと思います。
1週間ほどで検査結果が自宅に郵送され、抗体値が低いと判断された場合は提携病院に検査結果を持って行ってワクチン接種を受けることになります。
市の助成が適用されるため、自己負担1000円でワクチンを接種できます。
お金も時間もそれほどかからないので、将来的に妊娠を希望する方はまずは検査を受けてみるとよいと思います。
就職や結婚などで今後海外へ移住する予定のある方、すでに海外にお住まいで日本へ一時帰国している方などには特におススメです。
海外は日本と勝手が違いますからね…。
ちなみに、イギリスでは抗体検査もワクチン接種もGPで受けられるようです。
抗体値が低い場合はMMRワクチン(麻疹、おたふく風邪、風疹)を接種するよう勧めがあるので、GPでは3種混合ワクチンの接種になるのではないかと思います。
イギリス在住で気になる方は、GPに問い合わせてみてくださいね。
夫はGPへ抗体検査に行くと言っていたので、イギリスでの抗体検査のことは夫の話を聞いたらまたブログにまとめますね!
これまで仕事や勉強、そして恋愛と色々なことに忙しくて健康のことは後回しになっていましたが、結婚すると急に自分、そして夫の健康のことが気になってくるものです。
これからもGP制度や日本への一時帰国期間などを活用して、元気でいられるよう気を配ろうと思います。
イギリスで銀行口座を開設。
イギリスの銀行口座開設に苦労している人のブログを何度か拝見したことがあります。
私は「苦労した」とまでは言えませんが、スムーズに銀行口座を開設できたというわけでもありません。
渡英直後、まず初めにしなければならないことの一つが銀行口座の開設。
銀行口座がないと働けませんからね。
とは行っても、イギリスにどんな銀行があるのかすら知らなかった私。
口座作れたらどこでもいいんだけどな、2年しかいないから利率とかは重視しなくていいし、と考えていました。
インターネットで調べてみて、Barclays、Lloyds、HSBC、NatWest...この辺りが有名そうだと目星をつけました。
それぞれの銀行のウェブサイトで口座開設に必要な書類を確認して愕然としました。
「身分を証明できるID、(外国人の場合は)有効なビザ、住所を証明できるもの」
ID:パスポート OK!
ビザ:BRPカード OK!
住所を証明できるもの:ない!!!
渡英したばかりの私には住所を証明できるもの(公的機関からの手紙、光熱費の請求書、給与明細など)が全くなかったのです。
困ったなー。
そんな私に救いの手を差し伸べてくれたのがLloys銀行。
Lloyds銀行のウェブサイトに「以下に該当する国のパスポートを持っている人は住所証明がなくても、パスポートと有効なビザだけで口座を開設できます」と書いてあり、その中に日本も含まれていたのです。
イギリスでよく見かける馬のマークの銀行がLloyds銀行です。
これはLloydsに行くしかない!!!
(※現在は制度が変わり、日本人の場合も口座開設には住所証明が必要になったそうです。涙)
まず、家からアクセスがよかったHammer SmithのLloyds銀行に行きました。
カウンターにいたお姉さんに銀行口座を作りたい旨を伝えると『必要な書類は全部持ってる?』と聞かれたので、「住所証明がないんですが、日本のパスポートを持っているので大丈夫ですよね?」と答えました。
そしたら、お姉さんはPCで何かを確認して『そうね、日本人ならOK!今日の予約枠は16時以降しか空いてないけど、どう?』と聞かれました。(訪れたのは14時頃)
イギリスの銀行は予約制です。
日本のように行ったらすぐに窓口に案内してくれるわけではないので、まずは「予約を取るために」銀行に行かなければならないのです。(めんどくさw)
その日、私は15時半にオーペア先の子供を学校に迎えに行かなければなかったので、16時はどう考えても無理。
「今日のその時間は来られません、明日の予約は取れますか?」と聞くと、『明日の予約は今日取れないから、また明日来てね!』だと…まじか…。
どうしようもないのでその日は退散。
次の日の朝10時頃、再び同じ支店に行きました。
カウンターに昨日のお姉さんは見当たらず、代わりにマネージャーっぽい威厳のあるおばさまが。
「新しく銀行口座を開設したいのですが。」
『必要書類は揃っていますか?』
「パスポートとビザを持っています」
『住所証明は?』
「日本人は住所証明がなくても口座を開設できると聞きました、昨日こちらの職員の方にも確認しています」
『…ダメよ』
「え??昨日は大丈夫と言われました、御行のウェブサイトにも記載されていますし」
『ダメ!!とにかく、何か住所を証明できるものがないと、うちでは口座は開設できません』
…そんなんありなん???笑
これぞ、イギリスです。
一度OKと言われても、時間が変われば、人が変わればNGになります。涙
せめて前日にお姉さんの名前、聞いておけばよかった。(それでも無理だったかもしれないけど。)
なーんだ、銀行口座って意外と簡単に開設できるのね、と考えていたので意気消沈。
あのおばさまの顔は今でも覚えてるw
おばさまに食い下がるのは時間の無駄だと判断して、近くに別のLloyds銀行の支店がないか調べました。
そして、Hammer Smithからバスで20分ほどのPutneyに支店を発見。
その日は運よく何も予定がなかったので、そのままPutney支店へ向かいました。
銀行に到着し(この時点でモチベーションダダ下がりw)、カウンターへ向かうと気の強そうなお姉さんが…。
あーこれは無理かも…なんて思いながら銀行口座を開設したいと伝える。
「こんにちは、新しく銀行口座を開設したいのですが。」
『必要書類は持ってきていますか?』(お決まりの質問w)
「パスポートとビザはあります、でも住所証明がありません。」
『あー、これは困ったね…新規口座開設には住所証明が必要なの』
「イギリスに来たばかりで、住所を証明できるものがありません。」
『そう…じゃあNIナンバーはある?』
「申請中で届くのを待っている状態です、まだ番号はありません」
『うーん…じゃあ雇用契約書は?』
「仕事はオーペアです。もし必要なら雇用主のご家族に一筆書いてもらえるよう頼みますが。」
(この時点ではSelfridgesの仕事はまだ決まっておらず、オーペアのみでした。)
『雇用契約書や雇用主からの手紙は、登録されている会社(ある程度の規模がある会社)のものじゃないと有効じゃないのよ…困りましたね…』
ここで、奥からマネージャーらしきおじさんが登場。
二人で私のことを話している。
そして、そのおじさんが一言。
『うちで口座を作りたいなら、オーペアしている家の請求書に君の名前を加えてもらうしかないよ、そうしたらそれが住所証明になるしね。』
絶望…。
そんなことしてたら、時間かかりすぎるよ…。
もうLloydsで口座を作るのは諦めようとも思いましたが、この二人なら話が通じるかもしれないと食い下りました。笑
「でも、御行のウェブサイトで日本人ならパスポートとビザだけで口座を開設できると書いてあるんです。(携帯電話を見せながら)これです。」
するとお姉さんは、『あら、そんな決まりあった?』と(おいおいw)とPCで何かを確認しはじめました。
そして、『あなたの言う通り、日本人だと住所証明はいらないみたい!今日の16時に予約を取るからまた来てもらえる?』と。
お姉さんが天使に見えた。
気の強そうなお姉さんで一瞬ひるんだけど、私の置かれている状況でなんとか口座を開設できないか考えてくれたし、最終的にはGOサインも出してくれたし、人は見た目で判断するものではないなぁ...。
そして、自分で情報をチェックすることの大切さも思い知りました。
事前に銀行のウェブサイトを読んでいなかったら、食い下がることもできなかったですからね。
イギリス(というか海外全般)では、向こうから丁寧に色々教えてくれることはあまりありませんw
そもそも、パスポートとビザだけで口座開設云々って話は、お姉さんも知らなかったみたいですし。苦笑
その日は運よく子どものお迎え時間が17時半だったので、16時にPutneyの支店に足を運ぶことができました。(イギリスの銀行は17時まで開いているところが多いです。)
そこで私の銀行口座を開設してくれる担当者を紹介され、個室に案内され、どの種類の口座を開設したいか、overdraft(口座残高がない状態で支払いができる)をしたいかなど基本的なことを質問されます。
その後、申込書に個人情報を記入し、Lloydsのポリシー?に関する短いビデオを見せられて終了。
口座開設の予約さえ取り付ければ、あとは簡単。
いくつかわからない英単語もありましたが、担当者の方に「それってどういう意味?」と聞いたら優しく教えてくれました。笑
お金に関することですので、わかったふりをせず、わからなかったら素直に聞くことが大切です。
キャッシュカードはその場で発行されず、後日申込用紙に書いた住所まで送られてきます。
私の場合は2~3日だったかな、思ってるより早かったです。
ちなみに、イギリスの銀行のキャッシュカードにはデビット機能がついています。
また、£30以下の支払いにはコンタクトレス支払い(PINナンバーを入れなくても機械にタッチするだけで支払いを済ませられる)が適用されるのですが、これはコンタクトレス機能がついているクレジット・デビットカードに限ります。
コンタクトレス機能付きカードには、このマークがついています。
私の場合は、担当者の方が「コンタクトレス機能は必要ですか?」と聞いてくれたのでよかったのですが、友人の中にはわけがわからないまま手続きが進んでしまい、届いたカードにはコンタクトレス機能がついていなかったという子も何人かいました。
手続きの際には、「コンタクトレス機能を付けたい」ということを伝えた方がいいと思います。
※コンタクトレス機能はとても便利で個人的にはすごくおススメなのですが、紛失した際に簡単に悪用されてしまうというデメリットもありますので、必要かどうかはご自身でご判断ください。
イギリスの銀行口座開設は、そのときに対応してくれる行員次第というところがあります。
だから一度断られても日を改めてチャレンジする、別の支店に行ってみるとよいと思います。
こういう、運次第みたいなところが海外だなぁ…と思う。笑
ロンドンでお得にアフタヌーンティー!Amba Hotel Charing Crossがおススメ。
イギリスといえばアフタヌーンティー!というイメージを持つ方は多いのではないでしょうか?
実際、ロンドンにはアフタヌーンティーを楽しめる場所がたくさんあります。
高級ホテルから紅茶専門店はもちろん、レストランやパブでもアフタヌーンティーを提供しているのです。
イギリス人でも頻繁に食べるものではないですけどね。
日本人だって毎日寿司を食べるわけじゃないし。笑
ところで…アフタヌーンティーというと高級なイメージですよね?
実際、高級なものは一人あたり約1万円するような場所もあります。
それはそれで高級感が楽しめてよいのでしょうが、今回はリーズナブルに本格的なアフタヌーンティーを経験してみたい方におススメの場所を紹介します!
私がアフタヌーンティーに行くときにいつも利用するのがこちら。
日本でもおなじみ、グルーポン!
イギリスにもグルーポンはあるのです!(アメリカの会社のようですね。)
ビンボー夫婦の強い味方!笑
所在地をロンドンに設定し、「Afternoon tea」と検索すると選択肢がたくさん出てきますので、予算や好みにあった場所を選んでくださいね。
私がおススメしたいのはこちら。
ロンドンのチャリングクロス駅近くにある、Amba Hotel Charing Cross内のレストランです。
グルーポンで予約すると、50%OFFでアフタヌーンティーが二人で£30です!
二人で、ですよ。
一人当たり£15(約2200円)で4つ星ホテルのアフタヌーンティーを楽しめちゃうのです!
スパークリングワイン付きのコースでも二人で£35ですので、そちらを選んでもいいですね。
また、4人用のコースもありますので、お友達やご家族とみんなで行きたい!という方はそちらを選択してください。
Amba Hotelはマーブルアーチにもあるようですが、こちらはチャリングクロスですのでお間違いなく。
グルーポンの使い方は日本と同じです。
アカウント登録を済ませて、まずは希望のクーポンを購入します。
このとき、クーポンを有効期限をしっかりチェックしてくださいね。
あまりにも前もって購入すると有効期限が切れてしまう場合があるので要注意。
クーポンを購入し、行きたい日にちを決めたらグルーポンのサイト経由で、また直接店舗に連絡して予約を取ります。
Amba Hotelのアフタヌーンティーはグルーポンのサイトから日時を予約することができました!
直接連絡する場合は、クーポンを使いたいと前もって伝えておくとスムーズです。
私たち夫婦は9月のとある日曜日に予約し、行ってきました!
Afternoon teaとは文字通り午後のティータイムにお菓子とお茶を楽しむものなのですが、私たちは食べる気満々だったので笑、昼食は食べずに予約できる一番早い時間(13時)に行ってきました!
まず、ホテルに入ると「Good afternoon!」と声をかけられてびっくり。
日常生活でGood afternoonなんて使ったことないし…。笑
声をかけてくれたスタッフに「アフタヌーンティーができる場所はどこですか?」と聞くと笑顔で丁寧に教えてくれましたので、遠慮なく聞くといいと思います。
アフタヌーンティーの場所は階段を上がった2階です。
時間が早かったので、私たちが一番のりでした。
席についたら、クーポンを購入した際にダウンロードできるQRコードを見せます。
QRコードはスマホでアプリからしかダウンロードできないので要注意!
お店の人が専用の端末で読み取ってくれるので、準備しておきましょう。(私はQRコードの表示方法がわからずアタフタしてしまったw)
クーポンを買った時点で支払いを済ませているので、追加で注文しない限り現地での会計は必要ありません。楽でいい!
案内してもらった席。イギリス国旗も見えて、とてもブリティッシュな雰囲気。
メニュー。普通に予約すると一人当たり£30なのかな?アフタヌーンティーって基本的には二人単位でサーブされるものだけど。もしかしたら直接予約しても同じ値段かもしれませんが、グルーポンでクーポン買えば間違いないです!
お茶の種類もたくさん!ワクワクします。私はベタにイングリッシュブレックファーストティー、夫は梨と生姜のホワイトティー(右下のもの)を注文しました。
プレートやティーカップはシンプル。青の柄が白地に映えます。イングリッシュブレックファーストは外れなしの美味しさ、夫が注文したホワイトティーも爽やかで美味しかったです。
クラシックな3段プレート。最近はロンドンでもモダンなアフタヌーンティーが多いので 、サンドイッチ→スコーン→ケーキのクラシックなものは減ってきていると思う。(私はクラシックなのがよかったのでここを選びました!)夫がピーナッツアレルギーであると伝えたら、お店の方が気を遣ってピスタチオマカロンの代わりに他のケーキを乗せてきてくれた。ピスタチオマカロン食べたかったなぁw
エントランスからレストランまでの階段。こんなに高いホテルに泊まることはないから、写真だけ撮っとこうとはしゃぐ日本人とイタリア人。笑
セルフィーも忘れないw
味も雰囲気もとーっても満足できました!
特にサンドイッチ!
アフタヌーンティーのサンドイッチ(というかイギリスのサンドイッチ全般w)ってパンがパサパサで美味しいと感じることがまずないけど笑、ここのはしっとりでとっても美味しかった!
ドレスコードはありませんが、Tシャツにジーンズのようなラフな格好よりは少しキレイ目な服装で行く方が雰囲気に馴染み、ソワソワしないと思います。
ちなみに、私は襟付きセーター+細身パンツ+フラットパンプス、夫はシャツ+細身パンツで行きました!
私たちは日曜の午後、早い時間に行ったからかもしれませんが人も多くなくてゆっくり過ごせました。
日本人に人気の場所(SketchやFortnum&Mason)はいつ行っても混んでるイメージw
とっても便利な場所なのに観光客も少なかったし。
静かな雰囲気でアフタヌーンティーを楽しみたい人にはおススメです!
私も、ロンドンに戻ったらまた行こうと思っています^^
戸籍謄本の翻訳料を節約する方法。
国際結婚の手続きを進める上で、多くの方がぶちあたるのが「(公的)書類の翻訳問題」だと思います。
日本で発行してもらった書類を外国に提出するときには、なんらかの形で翻訳をしなければいけませんよね。
私の場合、これから夫が住むイギリスに移住予定ですので、ビザを申請する際に夫との関係を示す書類として結婚証明書(婚姻届受理証明書)と戸籍謄本の英訳を準備する必要がありました。
すでに、EEA Family Permitの申請時に一度提出しています。
提出先の国が翻訳機関や翻訳者を指定していない場合、翻訳者は自由に選ぶことができます。
第三者という指定がない場合は、自分で翻訳することもできます。(翻訳証明書や翻訳者の署名が必要など、国によって必要な条件が異なりますので、詳細は提出先の国にお問合せください。)
私たち夫婦も最初は自分たちで翻訳するつもりでいましたが、翻訳書類が公式であると証明するためには公印または市長のサインが必要だと考えました。
自分たちで翻訳証明書を作成し添付することもできますが、当事者であるため信用性に欠けるかもしれないと不安だったのです。
インターネットで調べたところ、自治体によっては英語の翻訳書を発行しているところもあると目にしたので、市庁舎の窓口に出向いてお話をうかがいました。
私たちが婚姻届を提出した自治体では英訳サービスは行っていないとのことですが、「自分たちで翻訳したものに市長のサインをもらうことはできますよ」と教えていただき、英訳のサンプルもいただけました。
市役所でいただいた英文訳サンプル。所在地がわかりそうな場所は隠しました。
こちらは、日本人同士が結婚した際の戸籍謄本の英訳サンプルです。
外国人と結婚した場合は日本人が戸籍筆頭者となり、外国人配偶者は備考欄に名前や国籍が記されますので、その記載通りに翻訳する必要があります。
「戸籍 英文訳 サンプル」と入力して検索すればサンプルがたくさん出てきますので、必要な方は参考にしてください。
最終的に私たちは翻訳会社に依頼することに決めたのですが、今後の生活で必要になるかもしれないと英文戸籍に市長のサインももらっておくことにしました。
私たち夫婦は別姓を選択したので、これから夫婦であることの証明を求められる場面が増えると思うからです。(夫婦別姓の唯一のデメリットかな~)
日本語の原本と英訳を提出するより、英訳のみを提出するほうが楽ですからね。
私たちが英訳を依頼した翻訳会社についてはこちらに詳しく書いています。
せっかくいただいたサンプルですが、それほど参考にすることなく完全に自己流で翻訳。笑
翻訳した戸籍謄本と婚姻届受理証明書を市役所に持参して、市長のサインが欲しい旨を伝えました。
すると「婚姻届受理証明書の英訳承認は行っておりません、戸籍謄本のみです」と言われました。
なーーーにーーー?!(クール〇コ風w)
それならそうと先に教えておいて欲しかった…私が翻訳に費やした時間…。
きちんと確認しなかった私が悪いですけどね。
婚姻届受理証明書も承認してもらえると勝手に思い込んでいた…。
ま、すでに翻訳してもらってるものがあるしと、食い下がるのはやめて(笑)戸籍謄本だけ承認をお願いしました。
英訳書類はWordで作成し、市販のコピー用紙にプリントアウトして持参しました。
英訳のもとになる原本も共に提出したので事前に取得しておくのがよいと思います。
英訳証明は市町村長に直接サインしてもらう必要があるため、市町村長のスケジュールによっては入手できるまでかなりの時間がかかる場合があります。
私の場合、
2月13日 市役所に英訳戸籍謄本を提出(目安は2週間くらいだと告げられる)
3月1日 もう少し時間がかかりそうだと連絡をもらう(この時点で2週間すぎている)
3月5日 書類ができあがり市役所に届いていると電話をもらう
3月8日 市役所に出向いて受け取り
といったスケジュールでした。
丸3週間ですね。
できあがった書類はこちら。
普通の戸籍謄本と同じ複写防止の用紙に印刷され、「この英訳書類は原本と相違ないですよ」という 一言とともに市長の直筆サインが入っています。(署名も英語です。)
戸籍謄本が発行された日付とともに、市長が署名した日付けも入っています。
公印は押されていませんが、依頼時に「公印を押しますか?」と聞いてくださったので公印の依頼をすることもできそうです。
ちなみに、「市町村長のサインが公的には一番効力がある」と職員の方が教えてくださいました。
個人の必要に合わせて選ぶといいと思います。
自分で翻訳して提出しろというから、てっきりコピー用紙にそのままサインするのかと思っていましたが、意外としっかりした仕様で驚きました。笑
私の英訳した書類とは使用している単語などが若干違っていたので、きっと市が英訳テンプレートを持っているんだと思います。
婚姻届受理証明書はテンプレートがないから受け付けてもらえなかったんだと思います、きっと。
私の提出した翻訳文書は名前や住所のスペルを確かめるために使われたんじゃないかと予想。
それならそこだけ書いて提出するよう求めてくれたら時間もかからなかったのにw
料金は手数料が一通300円でした。(自治体により異なる可能性があるため要確認。)
料金を支払えば同じものを複数通取得することもできます。
私は念のため、2通取得し600円支払いました。
戸籍謄本は記載事項が限られているため英訳もそれほど難しくないので、時間はあるからとにかくお金を節約したい!!という方にはこの方法もおススメです。
承認してもらえる書類の種類や言語は各自治体によってことなると思いますので、直接問い合わせてくださいね。